みなみの まい/ちびっ子教育アドバイザー*「学校では教えてくれない楽しい学びを」

楽しい学びを提供する幼稚園・小学生専門ちびっ子塾ノビルバ学長。 子どもたちの勉強嫌いを…

みなみの まい/ちびっ子教育アドバイザー*「学校では教えてくれない楽しい学びを」

楽しい学びを提供する幼稚園・小学生専門ちびっ子塾ノビルバ学長。 子どもたちの勉強嫌いをなくすために、 オモシロ授業を展開。子どもが食いつくオモシロ授業の講師も養成している。

最近の記事

「母の日」に何もしたことのない私が思う「母の日」

「母の日」が苦手な私に、娘2人が一本ずつ選んだ花を プレゼントしてくれた。 (お金は夫。夫も一本選んでくれていた。) 母になってもうすぐ9年。 SNS上に溢れる「母の日」投稿に、 私はなんだかジブンゴトに思えない。 「母」であることに違いはないんだけど。 「母の日」に、母に何もしたことがない。なぜ急にこんなことを考えだしたのかは分からない。 ゴールデンウィークどこにも出かけることなく引きこもっていたから、 頭にも時間にも考える余裕があったんだろうか。 結婚するまでの26

    • 学校から帰ってきてからの時間をどう過ごすか?

      学校の勉強は大事だ。 生活していくなかで必要なことを年齢に沿って教えてくれる。 こんなに丁寧なカリキュラムはないように思う。 でも、時代は変わり、学校以外の勉強も大事になってきた。 学校で習う以外で、どんな勉強をすればいいのか。 そこについて書いていこうと思う。 興味のないことに頭も心も動かない。学校での勉強で大きく足りていないのは、 「子どもの興味を引き出す」 「習ったことをどう活用していくか」 この2点だと私は思っています。 まず一つ目の「子どもの興味を引き出す」

      • 「これだけ」の前に大切なことがたくさん詰まっている。

        世の中、便利なもので溢れかえってる。 掃除も洗濯も、世の主婦たちの負担を減らそうと機械が勝手にやってくれたり。 材料さえいれてポチッとすれば、後は放置で美味しい料理の出来上がり。 その影響もあってだと私は思うのですが、 「簡単に出来る魔法」がそこら中に散らばってると思い込んでる人が多いと感じるのです。 そして、その魔法をいつまでも探し求めてる。 問題の原因を間違えない。簡単に出来る機械に頼るのがダメだということではありません。(念のため) 服を洗ってくれるだけじゃなく

        • ○○しか出来ないって最高だ。

          私の人生、30数年。 振り返ると、出来ることってそんなにない。 仕事でいうと、 教育業界にどっぷり浸かっていて、 それ以外に何が出来るねん! と言われれば、 これといって出来ることはありません。 と答えざるを得ない。 「これしか出来ない」には誇りがある。この「教えることしか出来ない」というのは、 大きな声では言えない、何となく恥ずかしいことだ。 そんな風に、私の心の片隅にずっと居座っていた。 だからこそ、 たとえどんなに忙しくても、 多少の無理をしても、 こうやってこの

          これからは、子どもに「ゆるさ」を与えよう。

          「子どもから気付かされることは多い。」 子育てをしているお父さん、お母さんはそう感じることも多いだろう。 私もよく子どもたちに「ハッ」とさせられているひとりだ。 授業にゆるさは必須だ。オンラインサロンでの月一回の子どもたちへの授業で、 「私の授業の感想教えてー!」 と投げかけました。 「学校とは違って楽しめる!」 「学校では教えてくれへんことを知れる!」 「先生がオモシロイ!」 顔がニヤニヤすることをたくさん言ってくれました。 よく出来た生徒たちです。 最後に回っ

          目標を立てる前にするべき3つのこと。

          2021年がスタートして、早一週間。 お正月休みを振り返ると、大晦日から元旦にかけて一歩も出ず、美味しいご飯とお酒を嗜んでいました。 2日の夕方にようやく家の裏にある神社まで行き、初詣。 徒歩一分もかからないところですが。 新しい年になってもまだまだ落ち着かない日々。 首都圏では、緊急事態宣言が出され、 大阪でも出る方向で進んでいるようです。 去年の今頃、こんな世の中になるなんて誰も想像していませんでした。 ちょっとニュースで流れ出しても、 「まぁ、すぐにおさまるだろう

          自信がないのは「余白」がないからかもしれない。

          子どもたちに勉強を教えていて気付くことは、 講師などで人に教える仕事をしている方や、 ふだんの子育てにも役立つことがある。 今日は、「授業がうまくいかなかった……」と 感じた時のお話です。 思い通りに進まない。次女の幼稚園でコロナ陽性者が出たことで、 約2週間休園となり2歳児とずっと一緒という生活を久しぶりに過ごしました。 こちらの都合はお構いなしの2歳児次女。 「やろう」と決めていたこともなかなか進まない。 家にいてるから掃除や片付けもしよう! なんて思うが、それすら

          結局、どうすればいいの?

          自分が知りたいと思えば、指ひとつで5秒もあれば、 知りたい情報が山のように目の前に溢れてくる。 本だって服だって、 わざわざお店に出向かなくても買える。 困ったことがあれば、 多くの人はネットで一度は調べるだろう。 そんな時代だからこそ、 「○○という本には、これがいいって書いてた。」 「ネットに、○○さんっていう有名な人がこれがオススメって」 「こういうやり方がうまくいくって!」 といったこともよく耳にすると思います。 で、結局「どうすればいいの?」状態に陥っている

          授業に余裕は大切だ。

          子どもたちに勉強を教えていると、 ついついあれもこれも教えちゃう。 「あー、あれも伝えないと!」 「ここも大事!」 と欲張ってしまう。 「教えること」だけにフォーカスを当てて授業を組み立てて、 実際授業をすると、余裕がなくて最後の方は早口、駆け足で進む。 授業が終わってみると、結局伝えきれてないことばかりが目について 「あー、今日の授業うまくいかなかった…」 となりがちです。 ①「教えないこと」も決める。「授業がうまくいかなかった…」 とならないために大事なことは、

          授業をスムーズに進めるために大切なたった1つのこと。

          「子どもと楽しく話してくれて、クラスをまとめる力があって、生徒を楽しませてくれる、授業ももちろん分かりやすいほうがいい!」 先生って、こんな風に色んなことを求められる仕事だなって思います。 その中でも、私が一番大切だと思ってるチカラは、 「コミュニケーション力」 ①生徒とのコミュニケーションがうまくいかなければ、授業は失敗する。 じゃぁ、「先生に必要なコミュニケーション力」ってどんなの? っていうと、 「子どもたちとの雑談や小話」こういったことができる力だと私は思って

          正解よりも、正解を作っていく練習が大切。

          「今の教師と親は与えすぎている」 「子どもたちに楽しい学びを通じて、大人になるのも悪くない!」と思ってもらう。これを自分の仕事として自分でやっていくと決めた時に、本でこの言葉に出会い、それ以降、私がカリキュラムを組み立てたり講座をする時の指針としていました。 教師や親が「与えるべきもの」は何で、「与えるべきではないもの」は何なのか? 今回は、そこについて考えていきたいと思います。 ①正しい答えを与えすぎていませんか?大学生から始めた家庭教師のアルバイトから15年ほど、

          「夢」や「目標」はなくてもいい。

          「将来の夢は何ですか?」「今年の目標は何ですか?」こんなこと、恒例行事のようによく聞かれません? 答えられないと、「やる気のない子」「なんかダメな子」のレッテルを貼られる風潮があるような気がします。 ①子供の夢や目標を自分のモノにしてないか?「子どもはどんな夢や希望を持ってもいい。目を輝かしてそれに向かって欲しい。」こんな言葉は、大人のエゴのように思えます。自分はもう夢を見られないから、子どもたちの大きな夢を聞きたい。そんな気持ちが見え隠れしているように思えるのです。

          今日から「頑張れ」をやめよう。

          「先生」と呼ばれる職業が今、溢れかえっている。人に何かを教えてる人たちは、たいてい「先生」と呼ばれているのではないでしょうか。 そして、「先生」という職業の人たちは、「頑張れ!」「頑張ろう!」といった言葉をよく使う人たちだと私は認識している。もちろん、過去の私も。 私は、いつ頃からだったか、「頑張れ」といった、人を励ましてる風の言葉を使うのをやめた。正確にいうと、使わないように気をつけている。 ①「頑張れ」って言葉は簡単だ。相手が困っている時、何も考えずとも口から出てく

          塾講師の私と、キングコング西野さんとの共通点。

          最近、ワイヤレスイヤホンを手にした私。キッチンで料理しながら片耳ワイヤレスイヤホンで音声を聞くのが日課となりました。 一週間ほど前、キングコングの西野さんの近畿大学の卒業スピーチが上がってきたので、お酒片手、もう片手でフライパンを菜箸でつつきながら聞かせて頂きました。 ①その場の空気を感じて進める。西野さんのスピーチは、「さすがだな~」と感心するばかりで、同じようなことを伝えたい人は五万といるはずだけど、聞き手が自分事として捉えられるようなスピーチはなかなかできない。それ

          世の中は「推測」でまわっている。

          「確かな知識に基づいて問題は解くものだ」こんな思い込み、ありませんか? 勉強も生活も仕事も、実は「推測」で出来ている。小学校6年生の算数で、分数のかけ算の答えだけが分かっていて、数字を組み合わせてその答えになるようなかけ算の式を求める問題がありました。 こういう問題は、ただやみくもに数字を掛け合わせていっても時間だけがかかって、答えにはなかなかたどり着けません。 ヒントとして分数のかけ算の答えが分かっているので、その答えをヒントにどんな数字をかけ算したのか、ある程度の推

          学生服を着たどんくさい私へ。

          「もともとの頭がちゃうねん。」 そんな風に思ってる生徒はたくさんいて、過去に戻れば制服を着た私もそうふてくされている。そして、私の周りの友だちも。 ①持って生まれたものに恵まれなかった私。飛びぬけて勉強が出来たわけでもなく、走りも遅くてどんくさい私。何かにつけて「努力」が必要だった。私が人よりも少し出来るといえるものは、すべて「習って」いたもの。 そろばん、プール、側転。学校プラス習い事で初めて出来るようになる。小学生の頃、運動会のリレー選手に選ばれて(何でやろう?)両