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自分が知りたいと思えば、指ひとつで5秒もあれば、
知りたい情報が山のように目の前に溢れてくる。

本だって服だって、
わざわざお店に出向かなくても買える。

困ったことがあれば、
多くの人はネットで一度は調べるだろう。

そんな時代だからこそ、
「○○という本には、これがいいって書いてた。」
「ネットに、○○さんっていう有名な人がこれがオススメって」
「こういうやり方がうまくいくって!」
といったこともよく耳にすると思います。

で、結局「どうすればいいの?」状態に陥っている人が多いがする。


①誰かのベストでしかない。

BASE ベイス 商品画像 ネットショップ (3)

家事も仕事も勉強も、結局すべてにおいて
「自分のやりやすい、一番成果が出る方法は自分で見付けるしかない」
と私は思っています。

種類別に分けて、ひとつひとつ丁寧にネットに入れて選択する。
汚れがひどいものは事前に手洗いしておく。
洗濯ひとつとっても、やり方は無数とある。

でも、その中でも、自分にとってストレスに感じず、
自分の生活にも合っている方法は、
色々試しながら自分で探し当てるしかない。

それと同じで、
勉強方法も無数とある。

「成績が上がるノートの取り方」という本や、
「第一志望に合格するための本」、
「子ども全員東大合格!」といった本もたくさんある。

お母さんも子ども自身も、
そういった情報に振り回されてることが多いように感じるのです。

「これがいい!」と思った人の意見や、
「この方法で上手くいった!」という意見を聞くのはもちろん大切なことでもあります。

でも、それは
「あくまでもそれは、その人に合っただけ」なのです。

いいと聞いたやり方でやっても成果が出なかった。
それは、あるあるだと思っておいた方がいい。
「あれをするといい。これをするといい。」
そればかりに振り回されていては、
いつまでたっても自分の「ベスト」が見付からないと思うのです。

「この本のやり方、全部が全部うまくいったわけじゃないけど、
この方法は自分にあってたから、これはやり続けよう」
「ここに書いてる方法をちょっと自分なりにアレンジしてみよう。」
こういった思考が大切。

これを大前提として、親も先生も
子どもの勉強に向き合わなければいけないと思っています。


②方法を指示しない。

これまでは、先生や親の言うことを聞いて、
それを忠実にしていれば物事はうまく進む。
そんな考え方が主流だったように思います。

が、もうそんな時代は終わった。

自分で考えて、自分で創り出し、
自分の思う幸せを確立している人がたくさん出てきた。

社会に出てから
「自分で考えろ!」
と言われても急に出来るもんじゃない。
だって、そんな思考クセをつけていないんだから。

指導者は、そういった先を見据えての指導をしないといけない。
「先生は、こんなやり方で暗記してたよー」
「朝早く起きて勉強するのが向いてる人は朝勉強すればいい。
いつ勉強するって決めずに、このページまでは終わらせる!って決めるだけの人もいてる。」
といったように、勉強方法を教えてあげる。

勉強方法の指示はしない。

そしたら、先生も生徒も「上手くいかない方法」に頭を悩ませることが減るように思う。


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