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子どもたちに勉強を教えていると、
ついついあれもこれも教えちゃう。

「あー、あれも伝えないと!」
「ここも大事!」
と欲張ってしまう。

「教えること」だけにフォーカスを当てて授業を組み立てて、
実際授業をすると、余裕がなくて最後の方は早口、駆け足で進む。

授業が終わってみると、結局伝えきれてないことばかりが目について
「あー、今日の授業うまくいかなかった…」
となりがちです。


①「教えないこと」も決める。

「授業がうまくいかなかった…」
とならないために大事なことは、
「教えること」だけを決めるのではなく、
同時に「決めないこと」もきちんと決めておくことです。

私は40~50分の授業で、教えることは2つほどに絞っています。

例えば、国語。
ひとつの文章に対して5問ほど問題が載っています。
が、これを全問解くことはしません。
絞るのです。

今日は、「接続後」をクリアしてもらう!
というふうに。
接続後の問題をいくつか集めるのです。

算数にしても同じです。
同じ足し算の問題でも種類があります。
計算問題と文章問題をまぜて授業するのではなく、
分ける。
同じ文章問題でも、最初の方はよく似た文章の問題で固める。

こんなふうにすると、授業に余白が出来ます。

余白が出来ると、
先生は生徒の理解度を把握する時間を取れますし、
生徒もじっくり問題に取り組めます。


②先生が自分の授業に自信が持てない原因。

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先生自身が自分の授業に自信を持てない一番の原因は、
授業内容の詰め込みだと私は思っています。

授業に余裕がないと、
授業を進めることに必死になって生徒たちの反応を見ることもなかなかできませんし、
生徒自身も反応する余裕がないと思います。

そうなると、
「授業中の生徒の反応が悪いな~」
「分かってくれてないのかな~」
と自信がなくなっていく。
もっとちゃんと教えないと!と、また授業に余裕がなくなる。

こんな悪循環が生まれるんじゃないかと思ってます。

私は、小2と2歳の姉妹の子育て中なんですが、
やっぱり普段の生活も余裕がないと、
子ども2人の反応を見ながら何かを進めることはできません。
反応を見てないから、何が良くて何が悪いのか分からない。

普段の生活も仕事も、
「余裕」や「余白」を意識することが大切だと実感しています。

授業も考える時、まずは「余裕」と「余白」を決めることをオススメします。


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