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コーヒー豆物語

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コーヒー豆は種から私達のカップまで、多くの人々や自然の物語でつながっています。そんな物語の断片を垣間見られたらと思うマガジンです。
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記事一覧

マールブランシュ(ハイチ)と言う名のコーヒー

マールブランシュ(ハイチ)と言う名のコーヒー

今日は久しぶりのご新規様、ハイチからやって来たコーヒー豆のお話です。

コーヒー豆の旅ハイチはどこに有る国か、ご存知ですか。

カリブ海に浮かぶ島国。ラテンの音楽が聞こえてきそうです。イスパニョーラ島を東西に二分する、西側のハイチ。東側にはドミニカ共和国があります。

ブルーマウンテンのジャマイカの東に位置します。

豆の様子こちらがハイローストされたコーヒー豆です。

ご覧のようにシルバースキン

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こんなに豊かな香りが!ブルーマウンテンNo.1(珈琲問屋)

こんなに豊かな香りが!ブルーマウンテンNo.1(珈琲問屋)

今年もコーヒーのあれこれをお届けできたらと思います。その1つ目は、2020年の初ドリップにと思い、年末の特売で手に入れてきたコーヒー豆のお話です。

コーヒー豆の旅ブルーマウンテンはジャマイカのブルーマウンテン付近の決まった場所で栽培されたものだけが。この名前を名乗れるブランド名です。

赤道近くのカリブ海に浮かぶ島。

その島でも標高の高いブルーマウンテン山(青山山と呼んでしまいました)。山の標

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ブルボン ポワントゥの旅(UCC)

ブルボン ポワントゥの旅(UCC)

今日は100g8,000円もするコーヒーの旅を書きたいと思います。

コーヒー豆の旅このコーヒー豆はアフリカ大陸の南東、インド洋の南西に有る、レユニオン島で栽培した珈琲豆です。

聞いたことはあります。なんだかあっちの方レベルで存じております。が、マダガスカルと言っても、リアルには、ピンっと来ない私。

こうやって見て、やっと分かりました。コーヒー発祥の地、エチオピアから南へ行ってマダガスカル。そ

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ブルボン ポワントゥと言う名のご褒美コーヒー

ブルボン ポワントゥと言う名のご褒美コーヒー

今日はブルボン ポワントゥと言う、贅沢なコーヒーのお話です。

まずはご紹介  コーヒーブログを書き始め、色々とWebページを見たり、ロースターさんにお話を伺ったり、本を読んだりと、少しずつコーヒー豆の豆知識を集めて楽しんで来ました。噂には聞いたUCCが年に一回、数量限定で売り出すコーヒーの販売が始まりました。

秋のある日、愉快な仲間たちとコーヒー飲み比べをして楽しんでいた時の事です。

これ、

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FINCA LA PALMAと言うポートランドから来たコーヒー豆

FINCA LA PALMAと言うポートランドから来たコーヒー豆

 今日はサードウェーブコーヒーが好きなカフェやロースターが集まるポートランドのロースター、マリーゴールドさんが遠路遥々お持ちになった、ペルーのパルマ農園で栽培したコーヒーのお話です。

コーヒー豆の旅ポートランドから来たと書いてみましたが、実はペルーがスタート。南米のコーヒー大国、ブラジルとコロンビアのお隣。赤道付近の国です。

PALMA農園の場所は分かりません。

ポートランドがどこにあるかと

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リッチテイストブレンド(成城石井)

リッチテイストブレンド(成城石井)

 今日は成城石井で販売しているコーヒー豆の中から、リッチテイストブレンドのお話です。

コーヒー豆の旅シングルオリジンではないので、このコーナーは不要かと思いながら、書けるところから進めます。

ブレンドの様子は

コロンビア、ブラジル、エルサルバドルをブレンドしたらしい。ラベルの原材料名に書いてありました。

全て重量順に表示するのが原則。

原料表記はこちらにWeb探索の様子を書きましたので、

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ブルーマウンテンブレンド(小川珈琲・京都)

ブルーマウンテンブレンド(小川珈琲・京都)

今日は、愉快な仲間が持って来てくれた小川珈琲のブルーマウンテンブレンドのお話です。

コーヒー豆の旅ブレンドなので普段はコーヒー豆の旅は無いのですが、ブルーマウンテンなので、緊張しています。なので、少しだけ。

ジャマイカのブルーマウンテン山麓、それも標高800~1,200mで栽培された豆だけがブルーマウンテンと呼ばれます。なんとこれは、ジャマイカ政府が法制化しているそうです。

ジャマイカはカリ

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森のブレンドG1(shozo coffee store)

森のブレンドG1(shozo coffee store)

今日はゆかいな仲間が持って来てくれたshozo coffeeのコーヒー豆のお話です。

shozo coffeeは那須塩原で焙煎して、東京までやって来ます。いくつか定番ブレンドがありますが、今日は森のブレンドです。更に、特に森のブレンドは2種類有ります。

森のブレンド(マンデリンベース)
森のブレンド(モカベース)

豆の袋にブレンドの名称をスタンプしています。

「G1」を見ると、マンデリンベ

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100gで8,000円、ブルボン ポワントゥをついうっかりポチってしまい(UCC)

100gで8,000円、ブルボン ポワントゥをついうっかりポチってしまい(UCC)

今日は、よく聞く珈琲の品種の「ブルボン」のお話。

ブルボンの名はブルボン島(現、レユニオン島)で栽培されていた事にちなんでいます。そのレユニオン島で栽培しているブルボンは近所のロースターさんには有りません。

ブルボン種はティピカ種の突然変異で出来た品種です。UCCのWebページによると、1715年、フランス国王ルイ14世の命でブルボン島にコーヒーが持ち込まれ、流行ったものの、19世紀初頭にはコ

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UCCコーヒーミュージアム・オリジナルブレンドコーヒー

UCCコーヒーミュージアム・オリジナルブレンドコーヒー

今日はブレンドコーヒーを。

UCCコーヒーミュージアムが用意する2つのブレンドコーヒー。青色と赤色。その一つ、青色を頂きます。

メンバー紹介コロンビア、ブラジル、ゲスト

お味苦味がしっかり
コクがある。
ビターチョコの
冷めても雑味が出にくい様に感じます

お求め

グアテマラ アンティグア ウナプ ドゥエナス(Cafe Vivement Dimanche・鎌倉)

グアテマラ アンティグア ウナプ ドゥエナス(Cafe Vivement Dimanche・鎌倉)

 今日は、愉快な仲間がお土産に持って来てくれた、キチェ語を名に持つコーヒー豆のお話です。

コーヒー豆の旅グアテマラのアンティグアから来ました。

アンティグア(Antigua)はグアテマラの南の方、サカテペケス県(Sacatepéquez)にあります。農園は標高1,300mから1,600mほどの高地。

実に興味深い名前ですねぇ~。相棒に毒されました。

Guatemala Antigua Hu

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羽田空港オリジナルブレンド

羽田空港オリジナルブレンド

 今日は羽田空港で出発前のひと時を過ごすラウンジで頂ける美味しいコーヒーのお話です。

 前スケジュールが詰まっている時は、キャンセル覚悟で「あー」とか思いながらモノレールに乗るのですが、今日は前スケ無しの余裕の羽田到着!

本当は一時間くらい前に着いて、お土産をゆっくり買って出発したいのです。

第一ターミナル、保安検査係さんの検査が終わった中側のラウンジで「羽田空港オリジナルブレンド」に出会う

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ピュアハワイ・コナコーヒー(銀座・トリバコーヒー)

ピュアハワイ・コナコーヒー(銀座・トリバコーヒー)

今日は太平洋のど真ん中、ハワイからやって来たコーヒーのお話です。

コーヒーの旅みんな大好きハワイ。どのくらい好きかと言うと、ハワイのインバウンド客のうち約5割が日本から(2015年の資料で古くてごめんなさい)。

太平洋のリゾート地のハワイですが、エチオピアからどうやってコーヒーの種が持ち込まれたのでしょう。なぜかコーヒーが栽培されています。

渡り鳥が運んだ?なんて想像していたら、どうも人が持

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New Latin Quarter Tune(トリバコーヒー)

New Latin Quarter Tune(トリバコーヒー)

今回は、銀座に有るロースター、トリバコーヒーさんがレギュラーで揃えていらっしゃる、New Latin Quarter Tuneのお話です。

コーヒー豆の旅これが難しい。ブレンドで、何がブレンドされているか分からないので、豆の旅を書きにくいのです。ブレンドの名前から考えて、中南米からやって来たのではないかと期待。

こちらのお店は、2階に焙煎機があり、銀座のど真ん中でローストしているのです。昔は2

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