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やってみた! 体力を増進するためのトレーニング方法(特許第7271034号)

 本記事は、知財系ライトニングトーク #23 拡張オンライン版 2024 冬への応募記事です。

 知財系ライトニングトークへの初回参加は「知財系ライトニングトーク #11 拡張オンライン版 2021 冬」であり、今回で通算12回目の参加です。

残念ながら、連続参加が途切れてしまいましたが、今後も出来るだけ参加させて頂きたいと思います。

 今回は、体力を増進するためのトレーニング方法(特許第7271034号)を実施してみましたので、その結果を報告させてください。

特許第7271034号の請求項は以下の通りです。

【請求項1】
体力を増進するためのトレーニング方法であって、
特定筋肉の筋力を増強するための1セット目のトレーニング動作を行い、2セット目のトレーニング動作との間のインターバルに前記特定筋肉のトリガーポイントを押圧した後、前記特定筋肉の筋力を増強するための2セット目のトレーニング動作を行うものであり、
前記押圧は人間の指により、または人間が棒状の器具を用いて、前記特定筋肉のトリガーポイントを1回のみ押圧するものであり、
前記押圧の時間は1回あたり30秒以上2分以下であり、
前記押圧をした後、1分以内に、前記特定筋肉の筋力を増強するための2セット目のトレーニング動作を行うものであり、
トレーニング動作の継続を容易とし、トレーニング動作の回数を増やすことにより、トレーニングの効率化を図るもの。

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-7271034/6ADB6072CA38BB0FC9E1AE14AE267EE9AE48E03E377035EC68C36BB4E856D9DD/15/ja

流れとしては、

↓①1セット目のトレーニングを行う
↓②トリガーポイント押圧を1回行う(30秒~2分)
↓③押圧後、1分以内に2セット目のトレーニングを行う

という感じですので、トリガーポイントの押圧が出来れば、それほど難しくはないと思われます。

さて、今回は、明細書に示されていたトレーニングのうち、一番簡単そうなアームカールを選択しました。

以下の表に示されたアームカールの実績(実施例1)では、1セット目が10回で、2セット目が17回です。疲れているはずの2セット目の回数が、あまり疲れていないはずの1セット目よりも多くなっています。このため、トリガーポイントの押圧には、疲労回復以外の効果もあると思われます。

アームカールがどのようなトレーニングかは、少し後で動画を使って説明します。アームカールの場合、トレーニング部位は上腕二頭筋ですから、トリガーポイントは肘関節の全面(内側)です。

また、アームカールに使うバー(10kg)は、写真に示したようなものです。

違う方向から見ると、こんな感じです。

さて、このバー(10kg)を使って、アームカールを1分間やってみました。

※※※本動画は、単に、当方のトレーニングの記録を公開するだけであって、トレーニング指導を目的としていません※※※

色々と問題はありますが、1セット目は39回できました!

トリガーポイントを1分間押圧して、直ぐに2セット目を行ったところ。。。。。。35回しかできませんでした

先程の動画を見返したところ、1セット目で限界近くまで到達しているように見えます。
もしかしたら、この方法が効果を発揮するのは、限界近くまで追い込んだ場合「ではなく」、ある程度余裕をもって繰り返せる場合なのかもしれません

今後も、良さそうなトレーニング方法を見付けたら、実施してみようと思います。

ありがとうございました!


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