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ライバルの居場所。

サッカーに関する記事を読んでいた。
韓国誌が日本との戦略差を比較したものだ。

日本サッカー界におけるライバルは韓国。

このライバル関係は
選手個々の技術向上はもちろん、
チーム全体の戦術や戦略の進化にも
大きく寄与している。

「あのチームに負けたくない」という気持ちが
両国の成長の引き金になっている。

この熾烈な競争があるからこそ、
アジア全体のサッカーのレベルの底上げにも
寄与しているように思う。



そんなことを思っていた時。

昔、年長者から教えて頂いた
ある考え方を思い出した。

それはライバルを設定する際の考え方。

ライバルを設定する上において、
下記の前提を忘れてはいけないという。

10歳年下の相手には
時の経過と共にいずれ負ける。

10歳年上の相手には
時の経過と共にいずれ勝てる。

いつの時代も普遍のこととして、
若い者は老いた者よりも
新しい時代に適応する能力は高い。

その前提に立った時、
本当のライバルとするべきは
自分の年齢の±5歳の範囲内の人間。

この年齢差では
個々人の経験値やリテラシーなど
努力で明確な差が生まれる為、
健全な競争が生まれるという。

ライバルを持つことは大事だが、
「見当違いなライバルの設定はするな」という
戒めのような言葉だった。



僕たちの日常生活や仕事において、
ライバルを設定することはあまりない。

それは競争をネガティブなものと捉える
社会的な傾向があるかもしれない。

しかし、ライバルとは敵ではなく、
互いに高め合う存在。

競争を通じて自己を磨き、
切磋琢磨することで
成長する機会を与えてくれる。

受験勉強やスポーツ、部活など
ライバルが居ることで
モチベーションや精神的な強さを培い、
一層成長することはよくあること。

自分自身の殻を破るためにも
ライバルは重要な存在だ。



アメリカの実業家ジャック・ウェルチの言葉に
「ライバルの発想は利益をもたらす」という
言葉がある。

ライバルが生み出した発想を知ることや
更に良い発想を生み出すことに繋げることで、
自分にも利益をもたらす。

適切なライバルとの健全な競争は
僕たちの成長にとっては欠かせない。

かくいう僕にも
適切なライバルが設定はできていなかった。

この記事を書くまでは。

書きながら思い浮かんだ人物が一人いる。

彼を僕の明日からのライバルとして、
健全な競争をしてみようと思う。



エッセイシリーズ 〜バックナンバー〜


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