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一日の自由時間の最適解。

「自由時間と幸福度」を考える時、
自由時間が多ければ多いほど幸福度も上がり
幸せになれると考える傾向がある。

お金をたくさん持ってFIREできたなら
いつでも好きなことを好きなだけできる
幸せな人生が待っている、といった具合だ。

しかし、最近読んだある記事
全く異なる事実を教えてくれた。

1日のうち自由時間が
・2時間未満だとストレスを感じる。
・5時間以上だと虚しいと感じる。

UCLAの社会心理学者が約35,000人を
対象に行ったデータを根拠としている。

この調査結果は非常に興味深い。

特に自由時間が5時間以上は
虚しさを感じる点については
僕も深く共感した。



僕自身の例を挙げると、
毎日の通勤時間の2時間や
家族が就寝した後の30分から1時間が
一日の自由時間の総量。

合計2.5〜3時間程度なので
この記事の理想的な自由時間に当てはまる。

確かに、僕はストレスも少なく、
虚しさも感じていない。

自由時間がない時間貧乏になると
気分が落ち込み、ストレスが増えて
感情的に疲弊してしまう。

逆に自由時間が多すぎると
目的意識が損なわれてしまうそうだ。



特に記事内の興味深い二つ事実。

「自由な活動に使える時間が
多くありすぎると、その活動を
楽しめなくなる減衰効果が見られる」こと。

「人は快楽順応を起こしやすく、
日常の苦痛だけでなく
快楽にも慣れてしまう」こと。

端的に言い換えれば、
「人は自由時間にすぐに慣れてしまう」のだ。

FIREを達成した人も
あんなに渇望していた自由な時間が
残りの人生が全て自由時間になったら
その時間に順応して慣れてしまい、
むしろ充実感のない時間になるのだろう。

僕の周りのFIRE出来る方々も
日々、精力的に仕事に取り組んでいる
心理がよく分かる。

人間にとって
「何もやることのない自由な時間は苦痛」に
なることを改めて理解した。


この事実から、
僕たちはどのように行動すべきか。

まずは自由時間の量を
意識的にコントロールして
2〜5時間の範囲に保つことが重要。

さらに、その時間をどのように使うかも
考慮に入れるべきだろう。

読書などの自己投資やリラックスできる趣味、
社会との関わりを生む活動など。

毎日の自由時間は長期スパンで見たときに
圧倒的な時間量になる。

一日3時間は月間で約90時間、
年間で1,080時間だ。

1,080時間は日数換算で45日。
45日は1年365日の12%にもなる。

今年が終わるまで
もう残り50日を切っている。

今年の一年の振り返りと併せて、
自身の自由時間の質と量について
今一度考えてみる良い頃合いかもしれない。



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