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#1 人生で一度はスタートアップで働くべきだ

皆さん初めまして!
私は現在、アメリカ東海岸のスタートアップでソフトウェアエンジニアとして働いています!

まず私の経歴を簡単に説明しますと、神奈川県生まれ神奈川県育ち、海外経験はゼロで、大学生の時に数回海外旅行に行ったことがあるレベルでした。
大学卒業後は、日本の大企業に就職し、まさか海外で働くなんて夢にも思っていませんでした

しかし、チャンスは突然やってきました。
私の会社がアメリカのスタートアップと共同プロジェクトを始めるにあたり、誰か適正のあるエンジニアをアメリカへ送るという流れになりました。
偶然にも私が大学時代に取り組んでいた研究は、共同プロジェクトとの相性が非常に良く、アメリカで働く機会が巡ってきました。

最初赴任が決まった時は、アメリカで働けるというよりも、アメリカに旅行に行けるという感覚であり、かなり能天気でした(笑)
しかし、実際に働き始めてみると、日本語が通じないアメリカのスタートアップ一人で乗り込み、そこで成果を上げるということの難しさや大変さを痛感することになりました。

そんな苦しい時、日本の大企業文化しか知らない私に、アメリカのスタートアップで働き、そこで活躍するための道標を示してくれた本があります。

今では私にとってバイブルとも言える書籍であり、是非皆さんにも読んで頂きたい一冊なのですが、非常に残念なことに、日本語版がありません

そこで私は、このnoteというプラットフォームを利用して、私自身に強く突き刺さったメッセージや、日本人の皆さんに是非知って頂きたい内容を、私なりに日本語訳して紹介していきたいと思います。

勿論英語の本を読むことは容易いことではありませんが、この本は苦労してでも一読の価値があると、断言できます。私の記事をキッカケにして、スタートアップで働くことに興味を持って頂いた方は、是非この書籍を手にとって、成功へと突き進んでほしいと思っています。

あなたはスタートアップで働くべきでしょうか?

Startups can be more fun, but they can also be more stressful. You get more autonomy, but you also get more drudge work. You could make a huge impact on your career and the world, but you are also very likely to fail. The question is, is a startup right for you? There is only one way to answer this question: try it. That doesn’t mean everyone should go out and start a company, but at least once in your life, just about everyone should work at a startup. And for that matter, everyone should also work at one big, established company. Startups aren’t for everyone and big companies aren’t for everyone, so it’s a good idea to try both to see which one fits you.

Brikman, Yevgeniy. Hello, Startup: A Programmer's Guide to Building Products, Technologies, and Teams (pp. 25-26). O'Reilly Media. Kindle Edition.
スタートアップで働くことで、あなたは凄くワクワクする可能性もあれば、凄くストレスに感じる可能性もあります。
あなたは主体性を持って働くことができますが、単調な仕事を含めて全ての仕事を引き受けなければいけません。
あなたがスタートアップで残した成果は、あなた自身のキャリアに、そして世界中に強いインパクトを与えることができるかもしれませんが、失敗する可能性の方が高いです。
それでは、あなたはスタートアップで働くべきでしょうか?
答えは一つです。
試してみなさい。

これは全ての人々が起業しなさいという意味ではありません。
しかし、少なくとも人生で一回、全ての人々がスタートアップで働くべきだと思うのです。
更に言うならば、全ての人々が一度は大企業で働くべきだとも思うのです。スタートアップは全ての人々に適するものではありません。
同時に、大企業も全ての人々に適するものではありません。
したがって、両方を試しあなたに適する場所を見つけてみてはいかがでしょうか。

私は幸運にも、日本の大起業アメリカのスタートアップという、対極にある2つの会社で働く経験を得られています。
日本の大企業で働いていた当時は、上司の命令に従って機械的に仕事をするという感覚がありました。
しかしスタートアップでは、自分自身の力で仕事を作り出し、成果を上げ続ける必要があります。
成果を上げるまでのプロセスは非常に大変ですが、その分結果が出た時の喜びも大きいです。

私はスタートアップで働くべきか?
実際に大企業とスタートアップを経験した私にとっても、難しい問いです。
大企業には安定という大きな利点があります。
極論、言われたことさえやっていれば、頑張らなくても生きていけます。
しかし、一度スタートアップを経験してしまうと、私はやりがいに欠けると感じてしまいます
スタートアップでは、一人一人の役割が非常に重要であるため、成果を上げた時の達成感は大企業で得られるものとは比べ物になりません。
しかし、スタートアップでは常に成果を上げ続けない限り、生き残っていくことはできません
大企業が良いか、スタートアップが良いかの2択で答えることは容易でないものの、私は主体的に成果を出し続けることができる環境に常に身を置きたいと思います。

最後に、この書籍に興味を持った方は、是非上記リンクから購入してみて下さい!
私はこの本でスタートアップの勉強をすると同時に、英語力も大幅に向上することができ、結果として一石二鳥でした!

週に1回又は2回のペースで継続的に記事投稿を続けていく予定ですので、興味がある方は是非イイネフォローをよろしくお願い致します!

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