作家志望者さんにオススメの習慣3つ
いずれプロ作家としてやっていこうと思っているなら、早めにつけておくといい習慣があります。
ごく普通の習慣ばかりなので、「なんだ、平凡だなあ」とがっかりするかもしれませんが、習慣の力は侮れません。
日々の習慣があるおかげで、ペースを守って書き続けることができるのです。
そういうわけで、今回はオススメの習慣を3つご紹介します。
1.休憩する
いきなり普通すぎる習慣ですが、これは早めに身に着けた方がいい習慣です。
人の集中力はそれほど長く続きません。
効率を上げようと思って長く作業を続けても、時間とともに効率はどんどん落ちていきます。
すると、せっかく書いた原稿を直すはめになり、余計に時間が掛かってしまうのです。
そういったムダな作業を省くためにも、強制的に休憩を取りましょう。
ずっと書き続けないと進まないと思いがちですが、実際のところ、定期的に休憩した方が作業は進みます。
私は以下のルーチンを繰り返しています。
執筆:50分
休憩:10分
自分のペースがありますから、時間を変えていろいろ試してみるといいでしょう。
タイマーアプリもたくさんあります。
私はMacなのですが、「Recess」というアプリを使っています。
休憩中は、体操したり、ボーッとしたり、お茶を淹れたりすればいいです。
実は、執筆と休憩のペースを守れば、一日中でも書き続けることができます。
がむしゃらに書いてへとへとになっているようなら、ぜひ試してみてください。
2.記録する
何度かご紹介していますが、以下の2つを記録してみるのがオススメです。
作業時間
進捗文字数
1の作業時間は、計測用のアプリを使うのが簡単です。
私はこれを使っていますが、測れるなら何でもいいです。↓
使い方は、作業を始めるときにオンにして、終わったらオフにするだけです。
(一定時間作業しないと、自動的にオフになります)
タイマーをオンにすると、「書くぞ」という気持ちになるのも良い点です。
1週間くらいやってみれば、自分が実際にどのくらい作業しているのかがわかります。
私は恥ずかしながら、1週間で30時間いかないくらいです。
把握しているつもりでも、作業時間は、実際に測ってみないとわからないものです。
だいたいの自分のペースがわかったら、「今週は書きすぎたかな」とか「今回はさぼりぎみだった」と作業を振り返ってみましょう。
書き続けるには、ペースをあまり乱さないことが重要です。
ある週はがんばってたくさん書き、翌週はぜんぜん書かないといった感じでペースを乱すと、余計にエネルギーを使うことになります。
(早く走るのと、遅く歩くのを繰り返すと、余計疲れるのと同じです)
2の進捗文字数は、その日、何文字書いたかです。
スプレッドシートに記録していくのがいいでしょう。
グラフにできるので、進捗がひと目でわかります。
何度か見せましたが、こんな感じですね。↓
(グラフのマイナスは文章を削った結果です)
手軽にできるので試してみるといいですね。
3.運動する
3つめも普通の習慣ですが、運動することです。
頭を使って仕事をする人には、おそらく体を動かすことが必須です。
頭脳労働と運動はセットだと考えた方がいいでしょう。
可能なら毎日30分ほどは運動した方がいいです。
運動はなんでもいいと思いますが、私はこんな感じでやっています。↓
毎日ウォーキング30分
雨天時はバイク30分
週2くらいで筋トレっぽいこと
気分をリセットするためにも、体調を整えるためにも、運動する習慣をつけましょう。
執筆は完全に座りっぱなしの孤独な作業です。
体を動かさないと、おそらく長く続けられません。
運動が脳にも体にもいいという証拠はいろいろあるようです。
根拠がないとやりにくい人は以下のような本を読むといいでしょう。↓
本当かどうかは別として、やる気は出ると思います。
今回のまとめ
「作家志望者さんにオススメの習慣3つ」でした。
プロとしてやっていきたいなら、つけておいた方がいい習慣がある
休憩する:執筆と休憩を交互にして作業を進める
記録する:作業時間、進捗文字数を記録してペースを掴む
運動する:頭脳労働と運動はセット
習慣をつけることで自分の調子を整える
本によれば、習慣化には21日ほど掛かるそうです。
簡単にできそうなものから気軽に試してみるといいですね。
それではまたべあー。
(2023.2.13追記)
やったー!
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