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太陽フレアで地磁気の乱れ
「オーロラに向かい口笛を吹くと、オーロラが空から降りてきてさらわれる」。オーロラがよく出る北極圏には古くから、子にそう注意する住民がいるという。
伝承によると、天界で精霊たちがセイウチの頭蓋骨を蹴って遊ぶ姿が地上の人間にはオーロラに見える。ヒューヒューなどと聞こえる音は精霊が駆ける音で、外に1人でいる時に口笛で返事をしたらオーロラの光が近づいてくるらしい。自然への畏怖を感じさせる子への言いつけ
戦闘機の輸出にどう出る「平和の党」 武器輸出の拡大に支持層は……
「『平和の党』が金看板」。そう掲げているのは、公明党のウェブサイトです。その公明党が、自民党から日英伊3カ国で共同開発する次期戦闘機の輸出を認めるように求められています。でも、支持層のことを考えると、簡単には受け入れられないようにみえます。
第2次安倍晋三政権が武器輸出をめぐり、原則禁止から、条件を満たせば輸出を認めるという方針転換をしたのは2014年4月のこと。「防衛装備移転三原則」を新たに
輪島朝市の未来へ「コロッケで地元の力に」「絶対に立て直す」若い力が動き出す
石川県輪島市の輪島朝市近くに店を構える創業80年以上の精肉店「藤田総本店」4代目の藤田真也さん(32)は、火災の延焼を寸前で免れた店舗で今月下旬に営業を再開した。「地元の力になりたい」と力を込める。
市内唯一の能登牛の認定販売店で、肉質の高さが売り。コロッケなど豊富な種類の揚げ物も長年愛されてきた。
朝市通りの南にあり、朝市の火災では数十メートルまで火の手が迫った。入り口のガラス扉は割れ、肉
韓国で高まるJ-POP熱 チケットは即完売、禁じられた音楽はいま
「♪知らず知らず隠してた 本当の声を響かせてよほら」。昨年末の紅白歌合戦にも出場したYOASOBIがソウルで昨年12月、2日間にわたって開いた初の韓国公演。4千人超のファンらで満席となった会場に、ヒット曲「群青」を大合唱する若者らの声が響き渡った。 当初コンサートは1回だけの予定だったが、チケットは発売開始後わずか1分で完売。追加公演が決まったが、そのチケットも1分で売り切れた。 4年前からファン
もっとみる指揮者の小澤征爾さん死去、88歳 戦後日本のクラシック界を牽引
世界の楽壇の第一線に立ち続け、戦後日本のクラシック音楽界を牽引した指揮者の小澤征爾さんが6日、心不全で死去した。88歳だった。葬儀は近親者で営んだ。後日、お別れの会を検討しているという。
小澤さんの師匠はドイツ仕込みの斎藤秀雄。ウィーン国立歌劇場の音楽監督を務め、ベートーベンの交響曲の全曲演奏に挑む。そんなキャリアを振り返るほどに、小澤征爾さんが正統的なドイツ音楽の継承者だったという印象を持た
日常的な世話、急迫な場合→片方の親でも決定可 離婚後の共同親権案
離婚後の「親権」はどうあるべきなのでしょうか。いまは父か母どちらかの単独親権しか認めていませんが、両方に認める「共同親権」という選択肢が加わる可能性が出てきました。共同親権をめぐっては賛否が激しく対立しています。「離婚後も干渉が続き、DVや虐待から逃れられなくなる」という反対意見、「離婚によって一方の親だけが親権を失うのは理不尽」という賛成意見、どちらも切実に響きます。何ら非のない子どもの人権こ
もっとみる「ふくし」はすぐ目の前に 憲法13条は「日常の支え合い」から
「はじめてのふくし」。愛知県にある日本福祉大学が20年前から毎年、高校生などに向けた学習教材にと作成しています。
「『ふくし』って何だろう?」という問いかけに続く見出しは、「だれもが持っている幸せになる権利」です。もともと「福祉」は「幸せ」の意味で、英語の「welfare」「wellbeing」の言葉のつくりからもわかるように「快適に生きる」ことだと説明しています。
名古屋駅から電車で1時間ほ