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こんにちは!愛知・名古屋の日本語教室で活動しています。 日本の暮らしに慣れて社会に目が…

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こんにちは!愛知・名古屋の日本語教室で活動しています。 日本の暮らしに慣れて社会に目が向き始めたみなさん、ニュースを読んで、より視野を広げましょう。 いろいろなジャンルから話題を選んで提供していきます。

記事一覧

同性婚の権利、G7で日本だけ認めず 動きは鈍く

 カナダで難民認定を受けた日本人女性のカップル。彼女たちは日本でどんな経験をし、どんな思いで海を渡ったのか。  難民決定通知書や2人への取材によると、50代のハナさ…

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9時間前
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太陽フレアで地磁気の乱れ

 「オーロラに向かい口笛を吹くと、オーロラが空から降りてきてさらわれる」。オーロラがよく出る北極圏には古くから、子にそう注意する住民がいるという。  伝承による…

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7日前

米大学デモ、バイデン氏「秩序が優先」 トランプ氏は警察を称賛

米国各地の大学で広がっているパレスチナ自治区ガザを攻撃するイスラエルへの抗議活動について、バイデン大統領は2日、「秩序が優先されるべきだ」と語り、破壊行為を批判…

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2週間前
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空き家が900万戸で過去最高 30年間で2倍に、今後も増加傾向

 売るに売れない、捨てるに捨てられない不動産の問題を取り上げた「負動産時代」というシリーズ企画の担当デスクを7年ほど前にやりました。そのとき強く感じたのが、日本…

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3週間前

和レコード、海外客から注目「音質も状態も良い」 シティポップなど人気

 アナログレコードの人気が世界的に再燃している。デジタル音源の配信が主流となる中、ぬくもりのある音や、ジャケットを手元に置くことに魅力を感じる人が増えている。過…

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4週間前
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機能性表示食品導入の裏側

「機能性表示食品」は、企業が届け出するだけで健康に対する効果(機能性)を表示する仕組み。国が有効性と安全性を審査して許可する「特定保健用食品(トクホ)とは大きく異な…

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1か月前

台湾地震被害のマンション解体、住民らの思いは 日本人との交流も

台湾東部沖で発生した地震で震度6弱を観測した東部の花蓮市で、傾いたマンションの解体工事が進んでいる。住民らは、それぞれの思いを抱きながら工事を見守っていた。  「…

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1か月前

増えるミャンマーからの留学生…母国に政情不安、就職を目指して来日

 ミャンマーからの留学生が急増している。軍事クーデターにより政情不安が続く中、多くが安定した環境の日本で学び、就職を目指して来日しており、ここ3年で倍増した。生…

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1か月前
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北陸新幹線、金沢―敦賀間がついに開業 東京への一番列車が敦賀駅を出発

北陸新幹線の金沢―敦賀(福井県敦賀市)間が16日、延伸開業した。2015年3月の金沢開業以来、9年ぶりの延伸で、福井県内では初の新幹線開業。「かがやき」は東京―福井を最…

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2か月前
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戦闘機の輸出にどう出る「平和の党」 武器輸出の拡大に支持層は……

 「『平和の党』が金看板」。そう掲げているのは、公明党のウェブサイトです。その公明党が、自民党から日英伊3カ国で共同開発する次期戦闘機の輸出を認めるように求めら…

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2か月前

「もしトラ」で起きうること

(写真 トランプ氏と38歳の実業家、ビベック・ラマスワミ氏)  トランプ氏の大統領再選が現実味を帯びるなか、日本では人気小説をもじり、「もしトラ」(もしトラン…

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2か月前

輪島朝市の未来へ「コロッケで地元の力に」「絶対に立て直す」若い力が動き出す

 石川県輪島市の輪島朝市近くに店を構える創業80年以上の精肉店「藤田総本店」4代目の藤田真也さん(32)は、火災の延焼を寸前で免れた店舗で今月下旬に営業を再開した。…

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2か月前

韓国で高まるJ-POP熱 チケットは即完売、禁じられた音楽はいま

「♪知らず知らず隠してた 本当の声を響かせてよほら」。昨年末の紅白歌合戦にも出場したYOASOBIがソウルで昨年12月、2日間にわたって開いた初の韓国公演。4千人超のファ…

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3か月前
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指揮者の小澤征爾さん死去、88歳 戦後日本のクラシック界を牽引

世界の楽壇の第一線に立ち続け、戦後日本のクラシック音楽界を牽引した指揮者の小澤征爾さんが6日、心不全で死去した。88歳だった。葬儀は近親者で営んだ。後日、お別れの…

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3か月前

日常的な世話、急迫な場合→片方の親でも決定可 離婚後の共同親権案

 離婚後の「親権」はどうあるべきなのでしょうか。いまは父か母どちらかの単独親権しか認めていませんが、両方に認める「共同親権」という選択肢が加わる可能性が出てきま…

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3か月前
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「ふくし」はすぐ目の前に 憲法13条は「日常の支え合い」から

「はじめてのふくし」。愛知県にある日本福祉大学が20年前から毎年、高校生などに向けた学習教材にと作成しています。  「『ふくし』って何だろう?」という問いかけに続…

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3か月前
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同性婚の権利、G7で日本だけ認めず 動きは鈍く

同性婚の権利、G7で日本だけ認めず 動きは鈍く

 カナダで難民認定を受けた日本人女性のカップル。彼女たちは日本でどんな経験をし、どんな思いで海を渡ったのか。
 難民決定通知書や2人への取材によると、50代のハナさんは関西地方出身。女性であることの生きづらさを感じながら生きてきた。「跡継ぎ」を望んだ祖父はハナさんが男でなかったことに落胆。両親や親族からは結婚するよう求められた。職場ではセクハラを何度も受けた。性的指向を周囲に話してからも、心ない言

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太陽フレアで地磁気の乱れ

太陽フレアで地磁気の乱れ

 「オーロラに向かい口笛を吹くと、オーロラが空から降りてきてさらわれる」。オーロラがよく出る北極圏には古くから、子にそう注意する住民がいるという。
 伝承によると、天界で精霊たちがセイウチの頭蓋骨を蹴って遊ぶ姿が地上の人間にはオーロラに見える。ヒューヒューなどと聞こえる音は精霊が駆ける音で、外に1人でいる時に口笛で返事をしたらオーロラの光が近づいてくるらしい。自然への畏怖を感じさせる子への言いつけ

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米大学デモ、バイデン氏「秩序が優先」 トランプ氏は警察を称賛

米大学デモ、バイデン氏「秩序が優先」 トランプ氏は警察を称賛

米国各地の大学で広がっているパレスチナ自治区ガザを攻撃するイスラエルへの抗議活動について、バイデン大統領は2日、「秩序が優先されるべきだ」と語り、破壊行為を批判した。バイデン氏はこの問題をめぐり、ここ数日、見解を述べていなかった。
 バイデン氏は2日午前、ホワイトハウスで演説し、「言論の自由と法の支配のどちらも支持されなければならない」と語った。「平和的な抗議行動は重要な問題に対応するための米国の

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空き家が900万戸で過去最高 30年間で2倍に、今後も増加傾向

空き家が900万戸で過去最高 30年間で2倍に、今後も増加傾向

 売るに売れない、捨てるに捨てられない不動産の問題を取り上げた「負動産時代」というシリーズ企画の担当デスクを7年ほど前にやりました。そのとき強く感じたのが、日本の住宅政策の「ゆがみ」でした。住宅ローン減税にマンション建築の規制緩和…とにかく新築物件をつくれ、買え、のオンパレード。日本が人口減に転じても、高度経済成長モデルの住宅政策を漫然と続けた結末が、この空き家問題でもあります。この「負の遺産」の

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和レコード、海外客から注目「音質も状態も良い」 シティポップなど人気

和レコード、海外客から注目「音質も状態も良い」 シティポップなど人気

 アナログレコードの人気が世界的に再燃している。デジタル音源の配信が主流となる中、ぬくもりのある音や、ジャケットを手元に置くことに魅力を感じる人が増えている。過去に国内で販売された邦楽盤にも人気が集まり、海外のバイヤーや旅行者らが日本の店を訪れている。
 中古レコードを販売する名古屋・栄のディスクユニオン名古屋店。中国・北京から旅行で訪れたレコード愛好家で貿易会社勤務の王崇山さん(45)が邦楽盤の

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機能性表示食品導入の裏側

機能性表示食品導入の裏側

「機能性表示食品」は、企業が届け出するだけで健康に対する効果(機能性)を表示する仕組み。国が有効性と安全性を審査して許可する「特定保健用食品(トクホ)とは大きく異なります。
 経団連は09年3月、「機能性表示を認める」制度の早急な検討を要請。人を対象にした試験など「億単位の費用が必要」なトクホは利用しにくい、というものです。国民の命より企業利益を優先するものです。
 在日米軍商工会議所も03年、貿

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台湾地震被害のマンション解体、住民らの思いは 日本人との交流も

台湾地震被害のマンション解体、住民らの思いは 日本人との交流も

台湾東部沖で発生した地震で震度6弱を観測した東部の花蓮市で、傾いたマンションの解体工事が進んでいる。住民らは、それぞれの思いを抱きながら工事を見守っていた。
 「25年間住んだ思い出の家がなくなるのはつらい」。最上階に息子夫婦や孫らと6人で住んでいた林天賜さん(67)は7日、解体作業を眺めながらため息をついた。重機の高く伸びたアームが林さんの部屋をかき崩し、壁や家財道具が音を立てて落下していった。

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増えるミャンマーからの留学生…母国に政情不安、就職を目指して来日

 ミャンマーからの留学生が急増している。軍事クーデターにより政情不安が続く中、多くが安定した環境の日本で学び、就職を目指して来日しており、ここ3年で倍増した。生活に困窮する学生も目立ってきており、民間団体が支援に乗り出している。「混乱する母国は働き口がなく、見通しが立たないので日本に来た」。日本語学校「富藤外国語学院」(神戸市)で学び、今月1日に卒業した男子学生(21)は話す。同学院のミャンマー人

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北陸新幹線、金沢―敦賀間がついに開業 東京への一番列車が敦賀駅を出発

北陸新幹線、金沢―敦賀間がついに開業 東京への一番列車が敦賀駅を出発

北陸新幹線の金沢―敦賀(福井県敦賀市)間が16日、延伸開業した。2015年3月の金沢開業以来、9年ぶりの延伸で、福井県内では初の新幹線開業。「かがやき」は東京―福井を最速2時間51分で結び、これまでの東海道新幹線と在来線の特急を乗り継ぐ場合より24分短縮される。福井県が首都圏と直結し、観光客の増加など経済効果が見込まれるほか、能登半島地震の復興への後押しになることが期待されている。
 1973年の

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戦闘機の輸出にどう出る「平和の党」 武器輸出の拡大に支持層は……

戦闘機の輸出にどう出る「平和の党」 武器輸出の拡大に支持層は……

 「『平和の党』が金看板」。そう掲げているのは、公明党のウェブサイトです。その公明党が、自民党から日英伊3カ国で共同開発する次期戦闘機の輸出を認めるように求められています。でも、支持層のことを考えると、簡単には受け入れられないようにみえます。
 第2次安倍晋三政権が武器輸出をめぐり、原則禁止から、条件を満たせば輸出を認めるという方針転換をしたのは2014年4月のこと。「防衛装備移転三原則」を新たに

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「もしトラ」で起きうること

「もしトラ」で起きうること

(写真 トランプ氏と38歳の実業家、ビベック・ラマスワミ氏)

 トランプ氏の大統領再選が現実味を帯びるなか、日本では人気小説をもじり、「もしトラ」(もしトランプ氏が再選されたら)という言葉が飛び交っている。日本政府も今後の国際政治の行方をシミュレーションしている。
 というのも、トランプ氏は17年の大統領就任前から「米国の同盟国が相応の負担をしていない」と不満を表明し、日本や韓国に負担増

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輪島朝市の未来へ「コロッケで地元の力に」「絶対に立て直す」若い力が動き出す

輪島朝市の未来へ「コロッケで地元の力に」「絶対に立て直す」若い力が動き出す

 石川県輪島市の輪島朝市近くに店を構える創業80年以上の精肉店「藤田総本店」4代目の藤田真也さん(32)は、火災の延焼を寸前で免れた店舗で今月下旬に営業を再開した。「地元の力になりたい」と力を込める。
 市内唯一の能登牛の認定販売店で、肉質の高さが売り。コロッケなど豊富な種類の揚げ物も長年愛されてきた。
 朝市通りの南にあり、朝市の火災では数十メートルまで火の手が迫った。入り口のガラス扉は割れ、肉

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韓国で高まるJ-POP熱 チケットは即完売、禁じられた音楽はいま

韓国で高まるJ-POP熱 チケットは即完売、禁じられた音楽はいま

「♪知らず知らず隠してた 本当の声を響かせてよほら」。昨年末の紅白歌合戦にも出場したYOASOBIがソウルで昨年12月、2日間にわたって開いた初の韓国公演。4千人超のファンらで満席となった会場に、ヒット曲「群青」を大合唱する若者らの声が響き渡った。 当初コンサートは1回だけの予定だったが、チケットは発売開始後わずか1分で完売。追加公演が決まったが、そのチケットも1分で売り切れた。 4年前からファン

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指揮者の小澤征爾さん死去、88歳 戦後日本のクラシック界を牽引

指揮者の小澤征爾さん死去、88歳 戦後日本のクラシック界を牽引

世界の楽壇の第一線に立ち続け、戦後日本のクラシック音楽界を牽引した指揮者の小澤征爾さんが6日、心不全で死去した。88歳だった。葬儀は近親者で営んだ。後日、お別れの会を検討しているという。

 小澤さんの師匠はドイツ仕込みの斎藤秀雄。ウィーン国立歌劇場の音楽監督を務め、ベートーベンの交響曲の全曲演奏に挑む。そんなキャリアを振り返るほどに、小澤征爾さんが正統的なドイツ音楽の継承者だったという印象を持た

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日常的な世話、急迫な場合→片方の親でも決定可 離婚後の共同親権案

日常的な世話、急迫な場合→片方の親でも決定可 離婚後の共同親権案

 離婚後の「親権」はどうあるべきなのでしょうか。いまは父か母どちらかの単独親権しか認めていませんが、両方に認める「共同親権」という選択肢が加わる可能性が出てきました。共同親権をめぐっては賛否が激しく対立しています。「離婚後も干渉が続き、DVや虐待から逃れられなくなる」という反対意見、「離婚によって一方の親だけが親権を失うのは理不尽」という賛成意見、どちらも切実に響きます。何ら非のない子どもの人権こ

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「ふくし」はすぐ目の前に 憲法13条は「日常の支え合い」から

「ふくし」はすぐ目の前に 憲法13条は「日常の支え合い」から

「はじめてのふくし」。愛知県にある日本福祉大学が20年前から毎年、高校生などに向けた学習教材にと作成しています。
 「『ふくし』って何だろう?」という問いかけに続く見出しは、「だれもが持っている幸せになる権利」です。もともと「福祉」は「幸せ」の意味で、英語の「welfare」「wellbeing」の言葉のつくりからもわかるように「快適に生きる」ことだと説明しています。
 名古屋駅から電車で1時間ほ

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