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大手証券会社は東大が好き
古今東西、学閥は厳然と存在しています。
どの業種、会社でもありそうに思いますが。
分かりやすく言えば、偏差値の高い大卒者を数多く採用出来れば、人事部は大成功。
それが国内最高峰の東大卒者であれば、余程のことがない限り一発採用。
そして東大出身者は、ほぼ本社配属の温室育ち。
稀に営業配属で成果が上がらずも、良い人事異動を重ねて、大切に、大切に、辞めない様に対応していきます。
人事部は東大卒入社者をこ
信じられない証券マンの電話セールス
あまり具体的に書くことも躊躇しますが、私の隣に座っていた大先輩のある日の電話セールスの内容です。
「奥様、今、銀行とか郵便局でどれくらいの金利がついてますか。
そうですよね、あまり高くないですよね。
国債だと◯%の利息が付きます。
国債ですから安心ですよね。
でも国債は何年も長く入れておかないとならないですが、今日お話ししたい商品は短い期間でお金を出すことが出来る債券なんです。
今は◯%
証券の新規開拓も行き動く行動から考え動く考動へ進化しないと納得出来る成果は上がりませんね。 でも、行き動く行動を中抜きには出来ないところがしんどくて、時間が掛かるんです。
断られて当然の新規開拓も、続けている内に良い意味でも悪い意味でも断りに慣れてくる感覚が誰でも生まれます。
断りの連続の日々を過ごしつつ、断られることはやはり悔しく、儚く、つらいという感情も伴い、そういった感情に起因して、私の新規開拓活動は少しずつテーマを持つ様になっていったのです。
支店の中で毎日一番多くのお客様とお会いする、を続けた徒労にみえる何ヶ月間を経て、私の証券営業は徐々に考える新規開拓へ
社会人なりたての私が、初めての証券営業でなんとか第一号のお客様に新規のお取引を頂いた先に起こったこと
私の証券営業の第一号のお客様は、喫茶店を共同経営される女性お二人
からの株式買付のご注文で、ご注文の約定の後は証券の保護預かり料の掛からない証券出券の内容でした。
副支店長からも新人指導員からも否定され軽蔑される様な、大手証券会社としては相手にしないレベルの小さな取引内容だった様です。
そのお二人のお客様は一度きりのお取引のみでした。
社会人になって初めての証券営業で成果を挙げられたことは、未だ何
証券営業職が新規開拓で浴びせ掛けられる断り文句の数々
営業をする上で、飛込み訪問で断りの連続が楽しい人はいませんよね。
然も、持ち歩いているモノは人が生活していく上で必要不可欠ではない証券商品ですからお客様からの断りの連続は尚更のことです。
それでも、新人指導員からの開拓手段の指示は飛込み訪問のみです。
得体のしれない若者からの、仕事や家事の手を止められてしまう訪問を、快く思う人はいません。
飛込み訪問は、その迷惑行為=マイナスの第一印象から始まるん
命の次に大切なお金、そのお金を失うかもしれない金融商品を扱う証券営業の始まり、始まり。
証券営業開始からの1ヶ月間は、支店近くの狭いエリア限定の飛び込み訪問です。
新人指導員からこれだけ持ってけ、勧めろ、と指示されたのは、貯蓄性があり短期間での解約も可能な債券型投資信託です。
ただただ回っていれば売れる商品だと思いましたが、当時は、ほぼ100%近く断られていました。
断りの連続でしたが、何故か失望することもなく、そして工夫することもなく、どうしてこんなに話を聞いてくれないのかなあ、く
投資性商品には元本保証も利回り保証もありません
株は無くなっても困らない商品なので、やらない人はどれだけ説得してもやりません。
粘りに粘ってやる気の無いお客様が株式取引をしてくれたとしても、無理商いが生み出すものはトラブルでしかありません。
そして、お客様の資産には限界があることを識らないと、それもトラブルになります。
名刺の裏書きで
「元本を保証します。」
「◯%の利回りを保証します。」
株式、株式投資信託、外貨建商品などは言うまでもありませ
断られて当たり前の飛び込み訪問
新人指導員から無造作に線が引かれた住宅地図の写しを渡されました。
そこが新卒の私の、人生初の飛び込み訪問、人生初の新規開拓、人生初の営業デビューのエリアです。
四大証券、都銀、地銀などなど営業新人の力試し、飛び込み訪問の断りの洗礼を浴びて現実を識るための象徴的なエリアですので、新年度になる度に毎日新人営業の飛び込み訪問が続いてお客様は仕事の手が止まる迷惑極まりない経験をされています。
然も、私がお
証券会社での初めての配属
入社後、研修センターでの3ヶ月間の研修後、期待と不安の錯綜する初めての配属先は支店の個人営業でした。
少し上の先輩社員が新人指導員。
指導員はノルマのある個人営業マン。
当然ながら片手間、適当な、飛び込み訪問のひとつ覚えでこれだけ言ってりゃいいから、教えても分からないだろ、みたいな指導でした。
まあ、ノルマは有って手当は無い指導員だから仕方ないです。
配属先は、期待が減って不安が増える現場でした。