孤独な証券営業

社長は孤独な立場です。
組織はピラミッド型ですから、役職が上がれば上がるほど、役員、本部長、部長と課題や悩みを共有出来る仲間は少なくなります。
今になって振り返りますと、世の中に数々ある新卒の新入社員の営業職の中でも、証券の新人営業職は、たくさんの銘柄がある株式、同じ銘柄でもいくらで買っているのか売っているのかで、お客様に喜んで頂けているか否か、と関係も様々で、若くして孤独な立場になってしまいがちな独特な職種と感じます。
コピー機、自動車、住宅、サービスなどなど、世の中にいろいろな職種はあれど、一物一価のものが多くを占める営業職の方々とは異なり、証券営業職は、一物万価の商品を扱う特殊な職種だと思います。
どの業種、職種の営業にも独特のハードルや慣習が存在しますから、どこに居ても優劣、ランキングは存在します。
他に相場性商品を扱う職種は不動産とか商品取引とかでしょうか。
不動産は金融市場で相場性を持たせたREITはあるものの、現物はそこまで頻繁に取引されません。
商品取引は、金やゴム、穀物など、対象商品がそこまでは多く有りません。
我田引水と言われてしまうかも知れませんが、証券営業職はなかなか大変な職種です。
他業種、他職種の皆様の御寛容を賜ることが出来ましたら誠に有り難く、非礼な文面が御座いましたら何卒ご容赦くださいませ。
ナルシストの私が証券営業が難しく面白くあることを自分なりの言い回しでお伝えしたいがための長文でした。
書くことが楽しくなってきました。
世の中の営業職の方達は今日も孤独に頑張っています。
今日、頑張った分、明日の成果に繋がることを祈ります。
営業は、難しく、楽しく、辛く、面白く、泣いて、笑って、頭が真っ白になり、考えて、退がって、進んで、そして成長させてくれます。


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