投資性商品には元本保証も利回り保証もありません

株は無くなっても困らない商品なので、やらない人はどれだけ説得してもやりません。
粘りに粘ってやる気の無いお客様が株式取引をしてくれたとしても、無理商いが生み出すものはトラブルでしかありません。
そして、お客様の資産には限界があることを識らないと、それもトラブルになります。
名刺の裏書きで
「元本を保証します。」
「◯%の利回りを保証します。」
株式、株式投資信託、外貨建商品などは言うまでもありませんが、債券でさえ発行体が経営破綻したら元本も戻りません。
証券マン、証券会社が利回り保証をすれば、辿る道は、解雇、廃業ということは歴史が証明しています。
具体的にはとても書けない証券事故を数多く見聞きして来ました。
他社に勝るための無理のある経営計画、業績目標が本社で策定され、営業現場に下される。
営業現場では営業課毎にノルマを課す、営業課長が営業役職や年次に応じて課員個人に数字を課す。
本社からも、支店長、副支店長、営業課長からも業務指示があるばかりで、営業職がアドバイスや応援を受ける機会はほとんどありませんでした。
そうした明日の見えない体制に対して、本社や上司に抵抗される人も稀に存在しますが、そうした存在は極めて稀な上に、その抵抗によって役員や上司から忌み嫌われてしまい、折角の有能な才能が潰されてしまいます。
勿体ない話です。


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