断られて当たり前の飛び込み訪問

新人指導員から無造作に線が引かれた住宅地図の写しを渡されました。
そこが新卒の私の、人生初の飛び込み訪問、人生初の新規開拓、人生初の営業デビューのエリアです。
四大証券、都銀、地銀などなど営業新人の力試し、飛び込み訪問の断りの洗礼を浴びて現実を識るための象徴的なエリアですので、新年度になる度に毎日新人営業の飛び込み訪問が続いてお客様は仕事の手が止まる迷惑極まりない経験をされています。
然も、私がお勧めする商品はこの世に無くても困らない、リスクの伴う金融商品です。
今から1ヶ月間は、そのエリア限定の飛び込み新規開拓営業ですが、一般住宅、集合住宅、個人商店、法人など飛び込み訪問先は多種多様で約300件くらい。
線引きエリアを超えてはならず、エリア外での成果は評価しない、が指導員の方針です。
諸先輩方がノルマを消化出来ずに上司から罵倒される姿を目に耳にする日々の職場環境です。


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