証券営業職が新規開拓で浴びせ掛けられる断り文句の数々

営業をする上で、飛込み訪問で断りの連続が楽しい人はいませんよね。
然も、持ち歩いているモノは人が生活していく上で必要不可欠ではない証券商品ですからお客様からの断りの連続は尚更のことです。
それでも、新人指導員からの開拓手段の指示は飛込み訪問のみです。
得体のしれない若者からの、仕事や家事の手を止められてしまう訪問を、快く思う人はいません。
飛込み訪問は、その迷惑行為=マイナスの第一印象から始まるんですよね。
シンプルで基本のことではありますが、飛込み訪問はお客様に対する迷惑行為であることを自覚出来ない人、気付けない人は、どれだけ根気良く頑張っても、粘っても、成果には繋がらないでしょう。
そして、それに気付いて営業成果に繋げられる人は、断られても断られてもアプローチを続けられた人だけですし、それだけではなく、お会いするお客様毎にピントを合わせて断りの先に行ける人です。
どれだけドル箱のお客様を見付けても、そのお客様から嫌われてしまったら終わりですからね。

新人の私が飛込み訪問でお客様から、断りで浴びせられたお言葉の数々です。
「あんたの会社の◯◯から、大損させられた。」
「◯◯(他証券)でやってる。」
「株屋には用事無い。」
「株は嫌い。」
「二度と来るな。」
「忙しい。」
「金貸してくれるならやってもいい。」(事業資金の融資です)
「いきなり訪問して失礼だろ。」
「家訓で株はやるな。」
「何遍来てもやらないよ。」
「テレビで、ニュースで悪いこと聞いた。」
「親族、友人、知人が損した。」
まあまあ果てしない断り文句です。
この断り文句の中に、数々の見込み客が存在しますよ。
対面営業ではお客様の表情やトーン、口調などの分析が必要ですが。
どんどんと考えてください。
前を向いて考えることは、明日の営業成果に着実に近付くことです。


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