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外食が多いとどの程度、死亡リスクが高くなるのか?

外食が多いとどの程度、死亡リスクが高くなるのか?
アイオワ大学の研究
対象者:アメリカの成人35084人
期間:1999年~2014年

・研究の意図
外食は世界中で愛されています
お手軽で食べれて、美味しいです
ですが、多くの人が外食は健康に悪いと思っていても、どのくらい健康に悪いか分かっていません
今回の研究で、外食の頻度と健康の関連について明らかにしたい

・研究の内容
アメリカの国民栄養調査のデータを使用して、20歳以上の成人35084人の外食の頻度と健康について調べた
外食の頻度は、毎日2回以上する、もしくは週に1回以下の場合で比べた

・結論
外食が多い人は全体の死亡リスクが1.49倍になっていた
特にガンの死亡リスクが高く、実に1.87倍に及んでいた
心血管の死亡リスクは1.18倍だった
頻繁な外食は死亡リスクの増加に有意な関連があることが判明した

一般的に外食は、カロリー、脂肪分、塩分が多い
逆に野菜、果物、食物繊維といった健康にかかせない栄養が不足している
そのため外食を頻繁に行うと、肥満、糖尿病、慢性疾患のリスクを高める

それに、現在ではUber eatsや出前館などの宅配サービスが充実しており、ますます外食産業の勢いが増している
より自炊の機会が減っている
外食をするにしても、健康的な食事を選びたい

ただし、自炊をすれば安心ということでもない
自炊しても塩、砂糖、油などを多く使った料理をしていると、結局は外食したのと同じく健康に悪い
大事なのは、どこで食べるのかでなく、何を食べるかである

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参考文献
Association Between Frequency of Eating Away-From-Home Meals and Risk of All-Cause and Cause-Specific Mortality
https://jandonline.org/article/S2212-2672(21)00059-9/fulltext

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