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エッセイ

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日々のおもいをちょっとずつ
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9.6

9.6

9.6

さかさにしても

9.6

だれがなんといおうと

9.6

天地がひっくり返っても

9.6

春夏秋冬2020

春夏秋冬2020

口で味わう 秋

青をすいこむ春

目をまっしろにさせる冬

透明無色のうすい皮膜におおわれた夏

夏2020

夏2020

夏のにおいをつれてって

夏のかたちをおいてって

その首すじにながれた汗をおいて

夏のかたちをのこしておいて

不変街道

不変街道

あの子はかわいくて
わたしはブサイク

私は根っこが腐っていて
あの子は甘い蜜の花をもつ

わたしのあごはがたがたで
あの子の横顔はスキージャンパーも驚くほどのシェイプ

あの人の眉間には雪がつもる流動形

あの子の前髪はかわいくて
みんながみとれるチャーミング

私のアーモンドアイは行き場を失い
涙一粒1千万円

あのこの笑顔は1億円

私にあって
あの子にあるもの
交換こしたところで
かわらな

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何色の線で

何色の線で未来を描こう

長いと思っていた道も

意外と短いかもしれない

もう会えないかもしれないあなたにどうやってお別れの言葉をいおう

何色の未来を思い描き

ラインマーカーで塗りつぶす

ぎゅっと握りしめたその先で

何色の未来を描くだろう

あなたなしなど

ありえない

私があなたを守るから。

何色の未来を描こうか。

何色の未来がみてみたい?

2020.03.30

悔しい

誰かがいなくなってしまうこと

虚しい

まだ私の心にあなたがいることが。

悔しい。

分別のつかない私の気持ちが。

嬉しい。

まだ忘れられないことが。

だめだ。

時間には限りがあるってことだ。

だめだ。

これですべて終わるわけじゃないから。

これですべてが終わるわけじゃないから。

それでも、私は生きていく。

あなたが死んでも。

私が死んでも。

私は生きていく。

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20200327_2

強くもないし

幾分も優しいともおもわない

心強いかといえば

心細く

強がりかといわれれば

わがままにちかく

おせっかいと言われたら

YES!!と答える

やさしい髪の毛ですかと聞かれたら

ええ、幾分か。と答える

心細いですか

と聞かれたら

ええ、多少なりとも、と答える

右斜め上をみつめながらね。

20200327

ピアノを弾くように

パソコン連打して

誰かを救えたりしているのかな

単調な音しか聞こえないわたしのPCから

だれかが救えたりするのかな

だれも救えなくても

目の前のことを丁寧に

やさしくしてやろう

上を向いてあるこう

夜も昼も朝も一緒くたの朝に

こんにちは

おはよう

こんばんは

ありがとう。

見えないなにかにありがとう。

上原ひろみさん素敵なギフトをありがとう
htt

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あの花の匂い

桜の美しさも好き

金木犀みたいな香りのする
代々木上原から香る
あの匂いもすき。

甘くて
ちょっと切なくなる

あの匂い

あの花の名前はなんでしょう

20200312

線を描いてみる
だれにもみえない
きえない線を

思いを描いてみる
だれにも知られない
強い思いを

涙を食べてみる
誰も知らないしょっぱさを

空気を読んでみる
耳鳴りがひどい

思いを汲んでみる
自分の思いもしらないくせに

涙を食べてみる
私しか味わえない
あなたの涙を

皮膚の味は
まだよく知らない

瞳の濃さは知っている

毛の深さもしっている

汗のにおいもしっている

扁平足気味の足

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穏やかな土曜日

穏やかな土曜日をみつけて風に当たる。

ああ、あの人はどうしているだろうか。

君は今頃をなにを想っているんだろう。(もしくは寝ているか。)

宇多田ヒカルのdistanceをきいて

歌詞を読み解きなる土曜日にしてみよう

風の匂いはかんじないけれど、

風の想いは汲み取ろう。

それが明日の夢になると信じて。

腐らず、

この地にしっかり根を張ろう