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運命の出会いは、すでに始まっている。

「運命の人に出会いたい」

その願いは、いやでも叶うと思うのです。

自分が自分を生きることを諦めなければ。


「運命の人に出会いたい」と “わたし” が心から思ったとき、いつか出会うであろうその相手も同じように、運命の出会いがもたらされることを潜在的に願うのでしょう。

そしてその相手は、“わたし” が自分の道を生きはじめたのと同時に、世界にたった一人の “わたし” のことを探しだす旅の準備をはじめるのです。


そう。

運命の出会いのストーリーは、二人が出会う前から、すでにはじまっている。


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恋をするには美人じゃなきゃいけない。

恋をするには若くなきゃいけない。

いつから人は、そんなことを思うようになったのでしょうか。

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2,374字

運命の出逢いとは、自分自身で生み出すもの。 大人になるほどに恋することが難しく感じるようになるけれど、人を想う気持ちは罪でも恥でもありませ…

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