未来はすでに、始まってる。
今日の記事はいつもよりがんばって書いたので、ちらっとでも見ていってもらえるととてもうれしいです。
どうやって書こうか3日くらい悩んで書けなくて、書きはじめてから書き終えるまでも地味に5時間くらいかかりました(笑)
いつにもましてちょっとカタイ文章になってるかもですが、よろしければどうぞお納めください。
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それでは参ります〜。
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🐑 はじめに 🐑
このコラムは、「優しい人が優しいままで、経済的にも恵まれるには」というテーマでお送りしています。
「自分の作品や世界観を見てもらいたいけど、人の心に踏み込むような営業活動には苦手意識がある。数字を追うのが得意じゃない」
「あたたかいご縁のなかで、心をすり減らさずに精神面・物質面ともに豊かになっていきたい」
「夢を叶えるために、現実的な一歩を踏み出したい(でも心身ともに疲弊するのはいや)」
そして何より思うのは、
「一番弱いときのわたしで、幸せになりたい(´;ω;`)」
そんな私の(切実な)願いと葛藤から生まれたコラム集です。
読んでくださるかたのコンテンツが『優しいご利益の降り注ぐ縁結び神社』のような存在となっていかれますよう心を込めて書いて参ります。
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今日は、今の時代の空気感の中で求められてる人ってどんな人??というテーマでお送りしていこうと思います。
これについてはいろんな見方ができますし、今日提示することだけが完璧な答えではないと思うのですが、
ひとつの見方として、現代のこの世の中に最も求められている人(またこれからますます影響力を持っていく人)とは、人類の女性性の集合意識を抑圧と搾取から解放する人、なのかなと思うのです。
ややこしいのですが、「女性を解放する」ではありません。女性性というのは生物学的な男性にももれなくあるものだからです。
人類の女性性の集合意識…???
すなおさん何言ってんすかという感じでしょうが続けます。
まず、女性性と言いますのは、一人の人間の中に存在する『感情』や『本能』といった部分です。赤ちゃんの自分のこと。人間らしさと言ってもいいかもしれません。
女性性は本質的には創造性、唯一無二性(「俺か、俺以外か。」的な)などを司ります。
一方、男性性は『思考』とか『理性』の部分。こちらは社会性を身につけた大人としての自分。
男性性は本質的には利他の精神、奉仕、愛などを司ります。
※参考記事↓
ちょっと壮大な話になるのですが、人類の歴史の中では、人間の個としての尊厳・個の自由というものは長いあいだ蔑ろにされてきました。
争いに勝つこと・より多くを手に入れ消費するサイクルを回すことが正義であり幸福とされる中で、 “持たざる者” の命は軽視され、人間を人間たらしめる弱さだとか柔らかさというものはいつも抑圧され、邪魔ものにされ、そればかりか まるで存在しないものかのように扱われてきました。
そして、言葉がちょっと乱暴になってしまうのですが、資本主義下で誰もが無意識的に拝金主義にならざるを得なかった中で、「成長のため」「生産性向上のため」「お金様のため」にと犠牲にされてきたのが、人間の持つ女性性の部分です。
感情や本能(つまり本当の自分の気持ちや心身の欲など)を尊重しようとすると、学校に通う・労働をするなどの資本主義下での行動様式を遂行するにあたり大変不利になってしまうため、思考とか理性を使って(多かれ少なかれ)この女性性を抑えてみんな生きてきているわけなんですね。
ご高齢の方なんかで よく自分よりも弱そうな女性や柔和な男性にやたらと高圧的な振る舞いをする人が見受けられますが、
アレは男性性が強いのではなく、(おそらく時代背景などにより、強くあろうとして本来の自分からかけはなれた姿を演じて生きてきたあまり)ご自身の女性性が傷付いてるため、他者の女性性に対しても抑圧しようとしてしまうという心理が働いているんですよね。
まったくもって迷惑な話ですがね。(すいません、余談でした)
こういった人間のメンタル的な角度からだけでなく、地球環境の問題・労働者の環境問題等あらゆる面で資本主義の限界が見えてきたというところで、ここ数年は急速に脱(経済)成長・脱利潤追求、そして かの有名な前澤さんの提唱するような『お金のない世界』構想といった世界観が人々の心を掴み注目を集めるようになったのでしょう。
(皮肉なことに人間にとって脅威であるはずの未知のウイルスの出現によって、このような「人にやさしい」世界観を現実的に捉えられる人が大きく増えてきたのだと思います)
脱成長という概念はこちらの書籍で知ったのですが、
わかりやすくまとめて解説してくださっている動画がありましたので(ありがたい)、そちらも併せておすすめしたいと思います。
かなりセンセーショナルなサムネですが見る価値相当あると思います。
敦彦さんも過去に取り上げられていますね。
斎藤さん:「SDGs???全然足りねえよ」
私:「まじか」
また、前澤さんの『お金のない世界』については、2018年の記事ですが今また読んでも変わらずに心を揺さぶられるものがあります。これこそ人間の女性性の集合意識に訴えかけるような文章で、ほんと全私が泣いてます。
noteの記事なのでリンク貼りますね。
https://note.com/ysk2020/n/n928e4d3b3e1d
もちろん成長至上主義の方向に社会の空気感が揺り戻されることも今後度々あるかと思うのですが、行ったり来たりを繰り返しながらもやっぱり人類は脱成長・脱弱肉強食の方向に舵を切って行くのではないかなと思うのです。
だって私たちは、一度気付いてしまったことを気が付かなかったことにはもうできないから。
じゃあ成長が悪なのかと言われたらそれはまたちょっと違うと思いますし(成長したい欲求って大なり小なり誰もが持っているものだしね)、今すぐ利潤追求(経済活動)を辞めましょうって言われて「ハイわかりました明日から道端の草食って生きます」とは言えないものですがね。
それでも私たち人類の女性性は、長い長い抑圧や搾取の歴史からいいかげん救われることを渇望しているし、これまで「成長のため」「生産性向上のため」「お金のため」と虐げられてきた悲しみから解放されたいと切望しているのです。
そういった人類の叫びが顕在化されたのが、HSPという言葉の流行(流行って言ってごめんね)だったり、ダイバーシティを尊重し合おうっていう空気感だったり、働きかたや労働時間の見直しだったり、そういう「みんなで人にやさしい世界を作っていこうよ」っていう、この数年での機運の高まりなのではないかなって思うんです。
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