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「世の中からお金をなくす」ことで世界は平和になる

僕が考える世界を平和にする方法は「世の中からお金をなくす」ことです。

お金は便利な反面、その使い方や意味を間違えると、人と人の繋がりを分断します。

人に対する愛や感謝や敬意を忘れさせ、格差や劣等感や無力感を増幅させます。

お金が近代の文明を進化させる大きな役割を担ってきたことは否定しません。そして今日の豊かさを私たちが享受できるのもお金があったからです。

正直言って、素晴らしい発明だと思います。

けれども、その素晴らしきお金は必要以上の力をつけてしまいました。想像以上に私たちの人生に深く入り込んできたのです。

人の人生がお金ありきで語られ、モノやコトの背景にある気持ちや意思が価格という数字で置き換えられました。

人々は、お金に支配され、お金に恐怖しました。

隣の人の財布が気になるようになり、お金の量で自分の人生の質が決められているような感覚に陥りました。

国の豊かさがGDPで測られ、その量が多い方が幸せであるかのような錯覚に陥りました。

お金が少ないことが劣等感となり、犯罪に手を染める人が増えました。

お金の失敗で、自分の人生を終える自殺者が後を絶ちません。

お金を増やす経済活動こそが、それを最優先しない国の人々にとっても正義なんだという押し付けのもと、戦争が仕掛けられ、人や建物が爆撃され、戦勝国にとって都合の良い再生が繰り返されてきました。

うまく使っていたはずのお金に、いつのまにか私たちが使われているのかもしれません。私たちの人生の主役はお金ではありません。私たち自身です。主役の座を引き戻さなければなりません。

戦争もテロも殺人も強盗も虐待も貧困も餓死も自殺も、お金がなくなればかなり減らせるはずです。

お金がないと生きていけない、という洗脳的な固定観念から人々が解放された時、人々は改めて生きる意味や働く意味を再考するでしょう。

本来の人間らしさを取り戻すのです。

さて、お金がなくなった世界を実際に想像してみましょう。

ある日、世界から突然お金が消えます。

全ての金融取引が停止され、人々や企業の口座残高が0になります。どんなに貯蓄があろうが、どんなに借金があろうが、全てチャラです。残るものは、今までの人間関係や信用です。

同時に全ての商品やサービスも無料になります。

自分の好きなものを、好きなだけ無料で手に入れることができるようになります。

スーパーから食品を持ち帰るのも、大好きなブランドの洋服を着て帰るのも、好みの広さと間取りの家に住むのも、すべて無料です。

さあ、どうでしょう。

世界中が大パニックとなり、あらゆる店頭の商品棚から商品が消え、人々が我れ先にと商品やサービスを奪い合い、強奪や略奪が多発し、人々がお互いを傷つけ合う事態にまで発展するのでしょうか。

僕はそうなるとは思えません。

労働生産についてはどうでしょう。

働いても働かなくても無料で生活していけるなら、自分さえ良ければと、ただただ商品を消費し、人は働かなくなってしまうのでしょうか。

僕はそうなるとも思えません。

お金がない世界では、過剰な消費や、華美な贅沢をする人は、おそらく尊敬されません。まったく働かない人も同じく尊敬されないでしょう。

お金がない世界では、自分の好きなことや得意なことを仕事とし、人を喜ばせ感動させる人に感謝が集まります。また、本来仕事とはそうあるべきものだったことに多くの人が気づくはずです。

銀行業や証券業や保険業などに従事していた金融業界の方々は、お金がなくなると同時に仕事がなくなります。そうした方々が例えば、第一次産業や福祉など、社会課題となっているような事業に従事し、技術や頭脳による革新を生み出した時、人々の生活の豊かさはさらに向上するのではないでしょうか。

モノを生産する人が今までどおり生産活動を続け、流通やサービスを提供する人が同じく今までどおりその活動を続ける限り、世の中から人々の生活に必要なものが消えてしまうことはありません。

お金を多く払う人が優良顧客で神様のように偉かった世界から、モノやサービスを生産する人に注目が集まり感謝される世界へ変わっていきます。

とても美味しい農作物を作ってくれてありがとう。
素敵なデザインの洋服を作ってくれてありがとう。
道を舗装してくれて、トイレを掃除してくれて、物を運んでくれて、ありがとう。

人がお金の存在によって忘れかけていた、何かを作ったり提供してくれる人に対する愛や感謝や敬意の気持ちを取り戻します。

条件は年収〇〇万以上。成果報酬主義。クレジットカードの色。勝ち組負け組。

お金の尺度によって誰が望んだわけでもないのに、人と人とを分断するような様々な違和感が消えていきます。

さあ、あなたはお金がなくなった世界でどう生きていきますか。

人生の主役はあなた自身です。

おわり。

長文にお付き合いいただきありがとうございました。

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最後に、絶対にご指摘いただくと思いますので書いておきます。

まあ言いたいことは分かったけど、金持ちのお前が「お金をなくす」とはどんだけ矛盾しとんじゃ、と。

おっしゃる通りです。

本当に、おっしゃる通りなのですが、残念ながら現行資本主義のシステムの中ではまだまだお金の力は無視できません。

僕がこのような文章を書き、それをこうして皆様に読んでいただけるのも、現行資本主義のシステムの中で、運良く経済的に恵まれ、皆様に自分の考えをお伝えするチャンスがあるからです。

変な話ですが、お金をなくすために、もっとお金を持たなくてはならないと思っています。

世界で発信力と影響力のある人間となり、世界中の皆さまへ「お金をなくしてみませんか?」という問いかけを続けていきたいと思います。

すぐにでもできることとしては、引き続き会社経営での経済的成長を通した発信力を強化する、本を出版する、映画を作る、世界中のリーダーに直接会って意見交換をする。そうした活動を通して、お金のない世界のイメージを、少しでも皆様が頭の中で膨らますことができるようにしていきたいと思います。

最終的に、一人や一社でできる訳もなく、人生をかけた長い挑戦になるかとは思いますが、努力を続けたいと思います。

ーーーーー

追伸: 「お金がなくなった世界」をテーマに、映画を作りたいと思っています。協力いただける方、ぜひご連絡ください。

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コメント (212)
永遠の命買いませんか?今なら彩芽ちゃんを僕に返せば、10億円です!
今の世界も今の国も作っているのは今の人間ですよね、人間そのものがまだまだ進化の途中ですよね。
お金のない世界について常々考えています。原則・理念・指針・移行期の案などを、https://note.com/noririnko/n/n3086fe632add にまとめてみました。ぜひ一緒にお金のない世界をつくっていければと思います。
私は、世界平和をずっと願ってきました。そして、お金が必要ない世界に生きたいと願っています。
生活のために働くのではなく、自分の好きに没頭できて、それが人の役にたつ。そんな循環の仕事を世界中の人ができたなら、パズルのピースが収まるところに収まって、世界が丸くなる。そんな風にイメージしています。
その世界で、私は飲み屋の女将になって、一緒に夢やロマンを語り合い、美味しいお酒を飲んで、時に慰めたり励ましたり、背中を押したりと、みんなのお母さんになりたいのです。
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