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自己紹介〜社会人編〜 〈挫折からの挫折、そして適職へ〉

こんにちは、ねこやまと申します。
前回は自己紹介の第一弾として、大学までの軌跡をご紹介しました。
今回は続編となる「社会人編」を綴っていきたいと思います。

人生100年時代において、人生の大半は社会人の期間でありますが、
30代の私にとっては途方もなく長い道のりだと感じてしまいます(笑)

これから就活をしていく学生さん、
また社会に出てから荒波に揉まれている新社会人、はたまた20代・30代で転職に悩んでいる方。

そんな方たちに少しでも参考になるような生き方をご紹介できれば幸いです。

では、早速ではありますが、いま現在までの道のりを綴っていくこととします。


①就職活動 〜悩んだ日々・学生さんへのアドバイス〜

大学生活を送る中で、どの業界に就職しようか迷っていましたが、
大学3年生の『とある出来事』をきっかけに
「エネルギー業界」もしくは「地域振興」が達成できる企業に進みたいと考えるようになりました。

この『とある出来事』に関しては、私の中の価値観を大きく揺るがす重要な転機となったため、
また別の機会にご紹介できればと思います。

大学4年生から本格的に就活を始めましたが、内定までの道のりは遠く、
書類選考・面接となかなか思うようにいかない日々が続いていました。

当時の私は自己分析に加えて企業にどのような価値を提供できるのか、
なにも分からないまま就活に望んでいたように感じます。

社会人になってから社会の仕組みや税金の怖さなど、色々と知ることができました。

これから就活を始めていく学生さんにアドバイスできるとすれば、

①自己分析
強みを活かし、どのように企業へ自分の価値を提供できるか。
特に民間では「売上・利益の追求」を第1義とするため、貢献できるプロセスを語れるといいと思います。

②情報収集
OB・OG訪問はやっておくに越したことはありません。
当時の私は面倒だからいいやとスルーしましたが(笑)、業界情報・企業情報(給料,福利厚生など)・入社意欲を得られます。

などが挙げられます。
前回の自己紹介でもお伝えしましたが、どうか自分の直感を信じて後悔のない道に進んでほしいと願っています。

話は戻りますが、私はといえば、なんとか内定をいただき希望する「エネルギー業界」へ進むことになりました。 

「はっぴーはっぴー」状態だった私(笑)


ここからが挫折の始まりとなることは、そのときは知る由もありませんでしたが。。。

②新卒でエネルギー業界へ 〜飛び込み営業の日々〜

無事に社会人1年生となった私は、やる気に満ち溢れており、
このままの勢いで「超(スーパー)サイヤ人」にでもなれるのではないかと思うくらいでした。
今となっては、いい思い出です、、、(^_^;)

入社して分かったことですが、当時勤めていた会社は「ゴリゴリの体育会系」かつ「バリバリの営業マン」が多数存在していました。

それを証拠として、入社式の翌日から「日本一厳しい」と言われるビジネススクールに10日間ほど幽閉され、それはそれは厳しい特訓を受けました(笑)

『人生で一番泣いたことがあるときはいつ?』と聞かれたら、
間違いなく「ビジネススクールの研修期間」と言うことでしょう。
人は追い詰められすぎると自然と涙が出てくることに気づいたのは、このときが初めてです。
そうそう、嗚咽が出るほど泣いたのも初の経験でした(・・;)

それでもやる気には満ち溢れていたので、これが社会なんだ・頑張ろうと思っていました。
また、礼儀作法は徹底的に教え込まれたので、その後の立ち居振る舞いには大きく役立ちました。

さてさて、無事に研修も終え、いざ現場でのOJTが始まります。
配属先は新潟県にある営業所です。当時は新規で立ち上げたばかりの営業所であったため、既存顧客は少なく新規開拓が中心でした。

そのため、毎日毎日・車を運転しながら法人相手に飛び込み営業を行い、数百万円の商材を売り込む日々が続きました。
ヤル気とは裏腹に、断られ・断られ・断られる毎日。
ここまで現実は厳しいのかと、どんどん精神面が削られていくことに。。。

業務時間といえば、朝の7時頃には出社して、9時前後に営業所を出発。
18時前まで飛び込みを行い、その後に営業所へ戻り事務作業。帰宅するのは23時過ぎというのが常でした。
また、残業代も上限が決まっていたため、当然ながら超えた分はサービス残業です。

このようになかなか契約が取れない+忙しい日々が続きましたが、それでもなんとか食らいつきながら仕事をこなしていました。

だいたい数年の月日が流れた頃でしょうか。その時は突然とやってくるのです。
ついに仕事中に「ポキっ」と心が折れる音が聞こえました。。。
何をするにも無気力になってしまい、仕事に対するモチベーションが一気に喪失してしまったのです。

朝起きて仕事に行くことがとても苦痛に感じてしまい、毎朝腹痛に悩まされトイレにこもる日々が続きました。

いわゆる「うつ病」の領域にまで行ってしまったのかもしれません。
このまま社会人生活のすべてを飛び込み営業に費やせないと決断した私は、ついに退職を申し出たのです。

メンタルは大切です。。。


世の中には私よりも過酷な環境で仕事をしている方も多くいらっしゃると思います。
体力・精神力ともにやっていけてるのであれば続けてもいいと思いますが、どちらかが欠落してしまったときは「環境を変えてみる」ことも選択肢の一つであると思います。

一方で、こちらの企業ではいまも働いている方々がおり、あくまでも私の適職ではなかったということです。
社会には「業界」ごとに多くの企業が存在し、また会社ごとに「職種」それぞれあるため、人によって適職・適性があるのだと知ることができました。
また、営業マンとしてハイレベルな先輩方に囲まれていたため、「一流の世界」を少しだけ垣間見ることができたのは良い経験です。

新卒の会社では「得たもの」・「失ったもの」、それぞれがありました。
それからは地元に戻り、心身ともに回復させることに努めるのです。

③転職期間 〜自分探し・資格の勉強〜

皆さんは「自分探し」をされたことはありますか?

世間一般では肯定的・否定的にとらえる意見がそれぞれありますが、少なくとも私は「自分探し」を行った期間がありました。

地元に戻ってからの私は、無職期間における時間の余りと精神的な焦りから解放されるため、とにかく浪費をしてしまいました。
心の空白を埋めるが如くに、どんどんお金を使ってしまったのです。


諭吉の旅立ち\(^o^)/


しかし、どうでしょうか。一時の空白は埋められるものの、精神的な焦りは募るばかりです。
「私の価値ってなんだろう」・「このまま転職先が見つからないかも」と、ネガティブのスパイラルに陥ってしまいました。

同じような経験をした方がいるのなら、この時の辛さを共感していただけるのではないでしょうか。

そこからアリストテレスもびっくりの「なんちゃって哲学者」とばかりに、自分とは何かという「自分探し」を始めていくのです。

そこで改めて思ったことは原点への立ち返りです。
自分が就活時代に目指していたこと、営業時代に取引先の社長に言われた忘れられない言葉を思い返したのです。

実際に転職の場においても「転職理由」や「職種」に関する質問は必ずといっていいほど聞かれますので、転職するか悩んでいる方はぜひ「原点に立ち返る」ことをオススメします。

まずは就活時代に思いを馳せ、目指していた業界の2つ目「地域振興」が達成できる会社に着目しました。

民間会社での経験を経て、利益追求を目的とする株式会社では、どうしても自己本位に話を進めていくことが求められます。
言葉が悪いかもしれませんが、場合によっては相手を騙すようなグレーゾーンの事もする必要に迫られてしまいます。
特に営業基盤のない新規開拓メインの現場では、常に起こりうることでした。

その点に後ろめたさを感じていた私は、性格上、民間会社に馴染まないのではないかと考えるようになります。

また、とある取引先の社長から言われたことは、『世の中は税金で回っているんだよ』という一言でした。
社会人経験の少ない私にとっては、この時の言葉の意味を深く理解できなかったのですが、なぜか印象強い言葉としていつまでも心に残っていました。

そこで、時間を持て余していた私は、「お金にまつわる資格」を取得しようと考えるように至るのです。

具体的には「簿記」と「FP」です。まずは3級を取得しようと一念発起し、仕事を探しながら勉強を始めました。

資格勉強に頑張る、ねこやま🖊


さてさて、3級といえども分からないことだらけの内容。
簿記では、「けっさんしょ」という学生時代では見聞きもしなかった相手と対峙するのです(笑)
ふむふむ、「そんえきけいさんしょ」・「たいしゃくたいしょうひょう」かぁと、分かった気になって勉強を続けていました。

FPにおいても「ねんまつちょうせい」・「ぞうよぜい」・「そうぞくぜい」という謎の概念と格闘を繰り広げることに。。。

毎日2時間以上コツコツと勉強をしながら、少しずつ理解を深めていきました。

結果として、3ヶ月くらいで なんとか両方とも合格できました!
体感として、同じ3級ではあるものの、FP資格のほうが取得しやすいかなぁと思いました。

ところで、巷では過去問さえやれば「FP3級」は合格できると聞きますが、もし知識として落とし込んで仕事に活かすのであれば、テキストを読み込み、時間をかけて勉強することをオススメします。

④そして、適職へ 〜思いがけない出会い〜

資格取得に向けて勉強をしている傍らで、短期間のバイトをしていました。そこで、とある取引先の企業名が目に留まるのです。
調べてみると、民間企業とは違い「利益を追求しない企業」とのこと。

公務員以外でそのような組織があることを知らなかった私にとっては、目から鱗でした。。。
これまでの30数年という短い人生を振り返ってみても、人生というのはいつ転機がくるのか分かりませんね。

早速、求人情報を調べてみると、その取引先ではなかったものの、同じような事業内容で活動をしている企業を発見。
思い立ったが吉日とばかりに、すぐさまエントリーしました。

なんとか書類選考を通過して、いざ面接へ。
飛び込み営業をしていたので、面接までいけばなんとかなるだろうと根拠のない自信を胸に挑みました(笑)。

ハリウッドザコシショウのハンマーカンマーと言わんばかりに、「自己紹介」・「志望動機」・「転職理由」などを面接官に熱弁し、なんとか面接を切り抜けました。

結果は「採用」となり、なんとか社会人復帰を果たしたのです!

具体的な企業名は言えないのですが、希望していた「地域振興」の達成が可能、かつ「利益を追求しない団体」という位置づけです。

また、基礎的ではあるものの「簿記3級」・「FP 3級」の資格取得を評価していただき、「経理」の道へ進むことに。

いまでは採用いただいた企業の「経理」主担当として、数字と格闘する日々を送っています。

もちろん苦労することも多々ありますが、数字を扱う職種に適性を見出した私は、有り難いことに手に職をつけることが出来たというわけです。

⑤最後に 〜アウトローな私の人生〜

いかがだったでしょうか。

・小 , 中学時代では市民共通の「横浜市歌」が歌えない
・大学生時代では「3年遅れの入学」
・社会人時代では「転職先からスタート地点」に立つ
という『アウトロー的存在』である私。

それでもなんとか今日を生き抜いています。

「ねこやま」という特異な一個人の生い立ちではありますが、
「進学」・「就活」・「転職」・はたまた「人生」そのものに悩みを持つ方々にとって、少しの『生きるヒント』になれば幸いです。

最後になりますが、今後は「資格取得」・「転職」などのスキルアップについて、私なりの具体的なノウハウもご紹介していければと考えています。

また、「読書」や「釣り」など趣味についても発信していく予定です📖🎣

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長くなりましたが、最後までお読みくださり誠にありがとうございました。
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感謝申し上げます。by ねこやま


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