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アキの詩集

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#日々の気づき

言葉の花束ーアキの詩集No.143

言葉の花束ーアキの詩集No.143


1.「青空に浮かぶ白い月」
青空に
ぽつんと
白い月

夜でもないのに
あなたはどうして
そこにいるの?

誰かを
探しているの?

それは
お日様かしら?

そうよ

お日様に
近づき過ぎれば

目が潰れ
自身の体を
焼いてしまう

だから
遠くから
見つめているの

でも
それじゃあ

あなたの
想いは
届かないわよ?

良いの
私は見つめるだけで
満足なの

それは
あなたの
強がり?

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言葉の花束ーアキの詩集No.142

言葉の花束ーアキの詩集No.142


1.「背伸びするよりも」
背伸びして

より
素敵な自分を
見せようとするよりも

等身大の

ちょっと
情けない自分も

安心して
見せられる

そういう
関わり方を
していきたい

常に
気を張っていたら
疲れてしまう

力を抜いて
弱みも出しながら

息抜きする時間を
共に過ごせる

そういう
関係を作れたら
良いね

2.「生きる幸せの色」
心を
彩るものと言ったら

やはり
感情だと思

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言葉の花束ーアキの詩集No.141

言葉の花束ーアキの詩集No.141


1.「寂しい」
こうして
言葉を交わし合うのは

お互いが
寂しいからなのでしょう

寂しさを埋めるのに
どれだけの言葉が
必要なのでしょう

寂しいからこそ

人は
関わり合うのでしょうね

自分を
受け止めて欲しくて

誰かを
受け止めることで
自分を肯定したくて

言葉を
交わし合う

それが
人の営みでも
あるのでしょう

私の言葉は

あなたの心を包み
温め癒す
布の役割を果たしている

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言葉の花束ーアキのー詩集No.140

言葉の花束ーアキのー詩集No.140


1.「寒椿」
冬という
モノクロの世界の中

紅一点の
寒椿に

心が
奪われる

冬の
冷たさに負けず

むしろ
バネにして

艶やかな
赤を彩る

たくましく
生きる様が
美しい

芯の強い
女の生き様のようだ

2.「眠気の悩み」
眠い時に
寝られたら
どんなに気持ちが良いか

だが
眠い時は

大抵
仕事のある日の
朝なんだ

眠気と戦いながら
出勤は
ある意味
苦行だ

そして

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言葉の花束ーアキの詩集No.139

言葉の花束ーアキの詩集No.139


1.「正月の過ごし方」
正月の朝から

一気に

3つなんて

やっちまったよ
腹が苦しいよ

えい!
それなら!

動画の
有酸素運動で

餅のカロリーを
消費だ!

なんて
朝から
運動して汗をかくなんて

何て
健康的な
正月なんだ!

あぁ
いい汗かいたぜ!

寝正月で
過ごすよりも

快適な
正月の過ごし方だ!

健康志向なら
まず
食べる餅の量を
加減しような

2.「竜のごとく」

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言葉の花束ーアキの詩集No.138

言葉の花束ーアキの詩集No.138


1.「飛行機雲に乗って」あの
飛行機雲に乗って

どこまでも
遠く

空の彼方まで
行けたら
爽快だろうなぁ

未知の世界を
旅したら

この鬱蒼とした
気分も
晴れるだろうか

せめて
私の想いだけでも

連れていって
おくれよ

飛行機雲

2.「苦しくて仕方ない時」苦しくて
仕方ない時

あなたは
どうしていますか?

私は
耐えて

淡々と
過ごしています

中には
明るく振る舞い

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言葉の花束ーアキの詩集No.137

言葉の花束ーアキの詩集No.137


1.「私にとってのクリスマス」小さい頃

クリスマスには
ツリーを飾り

大きな
ホールのケーキを買って

家族で
お祝いして過ごしたけれど

いつの間にか
ツリーを飾らなくなり

ケーキやチキンは
食べるけれど

そこまで
盛大にお祝いすることも
なくなってしまった

プレゼントを
誰かにあげたり
もらったりすることもなくなって

ちょっと
寂しい気もするけれど

いつも通り
大切な誰かと

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言葉の花束ーアキの詩集No.136

言葉の花束ーアキの詩集No.136


1.「あなたの心」あなたには

この空は
何色に見えているだろうか?

青空だとしても

私の見えている
青ではないのかもしれない

この世界は
実はセピア色で

そこに
あなたの心が
色を付けていると思うんだ

だから
この世界を美しく
感じているなら

同じくらい
あなたの心も
美しいのだろうね

2.「良い人という条件なんていらない」今まで
いい人になろうと
努力してきた

その志は
立派

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言葉の花束ーアキの詩集No.135

言葉の花束ーアキの詩集No.135


1.「生きる喜び」ふと
笑うことが出来た

感じることが
辛くない

生きる
喜びは

こうした
小さな幸せの

積み重ねで
成り立っているんだ

2.「幸せの貯金」
何かをして
楽しみたい

とか
生きる欲求が
乏しくなって

でも
死にたくない欲求も
あるから

生きているのに
生きていないような

宙ぶらりんの状態が
続いている

欲求が
無さすぎても
苦しい

些細なことへの
喜びを

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言葉の花束ーアキの詩集No.135

言葉の花束ーアキの詩集No.135


1.「幸せ」幸せと

感じられること

そのものが

すでに

幸せだね

2.「両親に感謝」今日は
両親と
イタリアンレストランで
ランチを食べた

気鬱の私を
気遣ってくれる
両親

普段
冷めた目で
親を見ていたことが

とたんに
恥ずかしくなる

申し訳なさが
出てきそうだけれど

そこは
感謝だけで
良いよね

ご飯が
いっそう
美味しいよ

ただただ
ありがとう

3.「帰ろうね」車

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言葉の花束ーアキの詩集No.134

言葉の花束ーアキの詩集No.134


1.「想いのかけら」言葉に
なる前の

想いの
かけらを
かき集めて

空に
放り投げたら

流星群に
なるかしら?

言葉に
ならなきゃ

ゴミと同じだなんて
思わないで

想いの一つ一つの
輝きに目をやってよ

どうせ捨てるなら
空に放り投げて

流れ星に
して欲しいよ

2.「大人になるとは」あれこれ
理屈並べて

自分を
励ますよりも

子どもみたいに
泣きべそかいた方が

気持ちが

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言葉の花束ーアキの詩集No.133

言葉の花束ーアキの詩集No.133


1.「生きる力」鳥達の
おしゃべりを
聞きたくて

やわらかな
風と
ハグしたくて

外に
出てみたんだ

お日様が
燦々としていて

私の
生きる力が
わいてきたよ

ありがとう

今日も
生きたいと
思うことが出来たよ

2.「世界を鬱陶しく感じても」世界が
鬱陶しく感じても

相も
変わらず

空が
澄み渡り

陽射しが
暖かくて

こんなにも
世界が

優しく私を
包みこんでくれるから

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言葉の花束ーアキの詩集No.132

言葉の花束ーアキの詩集No.132



1.「早起きは三文の徳」
早起きは
三文の徳と
言うけれど

一体
何の徳があるんだ?

何て
思ったけれど

これを見たら
納得だよ

早起きしてでも
見る価値があるね

空を
赤く染め上げる
朝焼けは

何て
絶景なんだ

2.「男女の垣根」長ズボンをはいて
通学する
女子高生を見かけたよ

今の時代は
男だから
とか

女だから
とか

そういう
固定観念が
壊され始めているんだね

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言葉の花束ーアキの詩集No.131

言葉の花束ーアキの詩集No.131


1.「涙の洪水」今日も
誰かが
泣いている

痛み苦しさに
悶えて

涙を
流している

世界各国で
起こる争い

それによって
誰が
心晴れやかに
笑うことが出来るだろうか

このままでは
世界は
涙の洪水に
呑まれてしまうよ

だからこそ
私は
一緒には泣かない

ただ
静かな心で
平和に向かうことを願い

日々の
ささやかな幸せを

喜び
笑うよ

みんなで
泣くよりも

誰かが
笑ってい

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