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言葉の花束ーアキの詩集No.135


1.「幸せ」

幸せと

感じられること

そのものが

すでに

幸せだね


2.「両親に感謝」

今日は
両親と
イタリアンレストランで
ランチを食べた

気鬱の私を
気遣ってくれる
両親

普段
冷めた目で
親を見ていたことが

とたんに
恥ずかしくなる

申し訳なさが
出てきそうだけれど

そこは
感謝だけで
良いよね

ご飯が
いっそう
美味しいよ

ただただ
ありがとう


3.「帰ろうね」

車窓から射し込む
日の光が
優しいな

夕暮れ時は
特にそう

早く
帰りなさいと

母のような声が
お日様から
聞こえてきそうだ

そうだね

もうすぐ
日が沈むから

手を繋いで
一緒に
帰ろうね

なんて
お日様に
言いたくなるよ


4.「この世界から争いが無くならないとしても」

みんなが
それぞれの
幸せを願うからこそ

起こってしまうのが
戦争という
皮肉

それぞれの
幸せが

相互理解や
分かち合いで
成り立つなら

この世界から
戦争が消えるのだろうか?

もし
この世界から
争いが無くならないとしても

私は
流されず

自分の出来る
平和への貢献をして

今ある幸せを
かみしめて
慎ましく生きていきたい


5.「冬は」

色づいた
葉っぱ達が

カラカラに
なって

地に
舞い落ちていく

寒さが
増していくのに

街路樹は
その身を覆うものなく

寂しげに
立っている

あぁ
冬だなぁと

しみじみと
感じた
通勤路

冬は 
どことなく
寂しい

でも
その分

温もりが
より
沁みて
心地が良いんだ

冬場の
お風呂も

家族と囲って
温かいものを
食べるのも

最高なんだよな

冬は
冬で
味わい深いと
感じるよ


6.「無駄を楽しむ」

無駄足を
踏んでも

残念と
思うよりは

遊び心を持って
楽しめると

自分の人生から
嫌なことが
なくなるよね

無駄を
捨てるよりは

楽しむために
拾ってやろうよ

全ては
必然であり

必要だから
起こること

どうせなら
無駄を楽しむくらいの
気概でいたいね


7.「心のダム」

心のダムが
決壊しそうだ

楽しいことや
綺麗なものを

存分に
感じることが出来ない

心が
重たい

もう
駄目だ

それなら
決壊してしまえば良い

心のダムにたまった
ネガティブを

綺麗さっぱり
流してしまえ

そうすれば
心が楽になるはず

心を
痛め付けてまで

耐え続ける
必要なんてない

負けて
拓ける道もある

ネガティブと
戦うよりも

受け入れて
また
歩き出せば良いよ

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