ねじまき鳥

I☆YOKOHAMA。Catlover🐱。 スキー、スノーボード、サッカー、野球、ラグ…

ねじまき鳥

I☆YOKOHAMA。Catlover🐱。 スキー、スノーボード、サッカー、野球、ラグビー、モータースポーツ、自転車ロードレース。社会福祉士、精神保健福祉士。きっと前世はチョコレート🍫。雑感エッセイ中心。自分の考え整理用。

記事一覧

ブレンディの紅茶オレ

毎日飲んでいる。甘いものが好きだ。体には良くないかもしれないけれど、止められない。そんな、ブレンディの紅茶スティック。味もさることながら、パッケージに刷られたひ…

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『その島のひとたちは、ひとの話を聞かない』

 ぼくは本を読みながら、気になったページの端を折りつつ読むのだが、一読めの途中で、ページの端を折る作業をやめた。あまりにも数が多くなるのが途中でわかってしまった…

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モノローグ(独白)とダイアローグ(対話)

しばらく前から、援助職のセルフヘルプグループに参加している。世界的な感染症のおかげでいまはzoomでのオンライン開催になっているが、本来は一箇所に集まって「言いっぱ…

健忘のこと

だいぶ昔だけど、一度だけ健忘を味わったことがある。もう20年くらい前だ。当時はレキソタン(抗不安剤)とロヒプノール(睡眠剤)とノーマルン(抗うつ剤)の3種類が処方…

「死にたい」について

これは「死にトリ」(『死にたい』のトリセツ)」というサイトの中の、「いるネット」というコーナーのために書いたものです。「死にトリ」というのは、サイトの紹介文から…

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流れが来ている?

自分でも不思議だなと思う。でも、それと同時に、「ああ、こういう感覚あったよなあ、そういえば」みたいな思いもあったりする。つまり初めてじゃない。前回がいつだったか…

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ドイツの森

神奈川県からクルマに乗って、千葉県千葉市のホキ美術館というところに行ってきた。写実絵画専門の美術館で、一度行ってみたいと以前から思っていた。今回ようやく、念願叶…

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ナナオサカキ

ジョージ・カックルさんの本を読んでいたら、アレン・ギンズバーグやビル・バロウズのことを書いたくだりで、ふとナナオサカキさんのことを思い出した。「日本人のビートニ…

ブレンディの紅茶オレ

ブレンディの紅茶オレ

毎日飲んでいる。甘いものが好きだ。体には良くないかもしれないけれど、止められない。そんな、ブレンディの紅茶スティック。味もさることながら、パッケージに刷られたひとことコメントがいい。心身ともに参っていた今年の2〜3月頃は、このパッケージに救われていた。いや、本当に。「完璧にできる人なんていないよ〜」「完璧でなくていいんだよ」。ほんとうに涙が出そうだった。励まされた。ちょっと泣いた。たぶん、だいぶ疲

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『その島のひとたちは、ひとの話を聞かない』

『その島のひとたちは、ひとの話を聞かない』

 ぼくは本を読みながら、気になったページの端を折りつつ読むのだが、一読めの途中で、ページの端を折る作業をやめた。あまりにも数が多くなるのが途中でわかってしまったからだ。これをやってたらキリがない。本の気になるところにアンダーラインを引いたら、アンダーラインだらけになりそうな予感がその時点でひしひしとした。だから二読めの前は億劫だった。そして案の定、アンダーラインだらけになった。まったくもう、弱った

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モノローグ(独白)とダイアローグ(対話)

モノローグ(独白)とダイアローグ(対話)

しばらく前から、援助職のセルフヘルプグループに参加している。世界的な感染症のおかげでいまはzoomでのオンライン開催になっているが、本来は一箇所に集まって「言いっぱなし、聞きっぱなし」の集まりをやっている。僕もできればFace to Faceのリアルな集まりに参加したいところだが、こは言ってもしかたがないし、遠方からの参加者があるなど、オンラインにはオンラインの利点がある。

この援助者セルフヘル

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健忘のこと

健忘のこと

だいぶ昔だけど、一度だけ健忘を味わったことがある。もう20年くらい前だ。当時はレキソタン(抗不安剤)とロヒプノール(睡眠剤)とノーマルン(抗うつ剤)の3種類が処方されていたのだけど、このロヒプノールがまずかった。

時期は冬。数年ぶりに友人と再会した流れで、じゃあ久しぶりにスキーに行こうとなった。場所は新潟の湯沢。当時はしばらくの間対人関係をほとんど遮断していた時期だったので、事前の緊張と不安は結

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「死にたい」について

「死にたい」について

これは「死にトリ」(『死にたい』のトリセツ)」というサイトの中の、「いるネット」というコーナーのために書いたものです。「死にトリ」というのは、サイトの紹介文から引用すると、こんな感じになります。

「死にたい」という気持ちや「生きていても仕方ない」という思いを今私たちが生きる社会への警鐘であると捉え、同じような気持ちを持つ人たちが出会い、つながり、支え合えるようなコミュニティやネットワークを創って

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流れが来ている?

流れが来ている?

自分でも不思議だなと思う。でも、それと同時に、「ああ、こういう感覚あったよなあ、そういえば」みたいな思いもあったりする。つまり初めてじゃない。前回がいつだったかはもう忘れてしまった。たぶん10年以上前。いや、それ以上だろう。いつだったっけなあ、あれ?

3月の下旬から仕事を休むことになった。時間がある。時間だけならある。休職に入る前に、敬愛する大先輩から「外の風を入れなさい」みたいなアドバイスをい

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ドイツの森

ドイツの森

神奈川県からクルマに乗って、千葉県千葉市のホキ美術館というところに行ってきた。写実絵画専門の美術館で、一度行ってみたいと以前から思っていた。今回ようやく、念願叶ったという次第。ホキのあとは成田まで足を伸ばして、「さくらの山公園」という飛行機がよく見えるスポットに行ってみた。ここも以前から行ってみたいと思っていたところ。羽田の城南島海浜公園も飛行機が間近に見られるところだけど、城南島は羽田のB滑走路

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ナナオサカキ

ナナオサカキ

ジョージ・カックルさんの本を読んでいたら、アレン・ギンズバーグやビル・バロウズのことを書いたくだりで、ふとナナオサカキさんのことを思い出した。「日本人のビートニク」と言ったら限定しすぎていてご本人は怒るかもしれないけれど、ギンズバーグやバロウズと同等に評価される日本人ということで、実際にナナオさんに会ったことのある僕はなんだか自慢げな気分になってしまう。

僕がナナオさんに会ったのは、知り合いの家

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