「すぐには役立たない」という参入障壁
最近「ニュータイプの時代」というベストセラー本を
書かれている山口周さんのTwitterで、気になる言葉が有りました。
あー、刺さるわぁー!と心から感じました。
「すぐに役立つ」「すぐに出来る」ことは、参入障壁が極度に低い
という事を意味していて、すぐに真似されるという事を表します。
真似をされてスケールメリットが出るなら良いのですが、
個人としてエッジをきかす必要性を求めるのであれば、
「すぐに役立つ・出来る」ことは役に立たない事も多々有ります。
私の好きな言葉に、
凡事徹底 : 誰でもできることを、誰もできないレベルでやる
というのがあるのですが、
圧倒的に高いレベルの事を誰よりも継続させるという事に
本質的な価値があると私は考えています。
意味の無いことと、すぐには役立たない事には
目に見えにくい圧倒的な差があるのですが、
ポイントは有用性が長い目で見て見えているか否かという事かと。
また、参入障壁が高いほど、他の人には真似が出来ず、
他に替えの効かない人材になり得るのだと考えています。
流行りやトレンド、人の意見に左右されず、
長期的な目線で自分に何が必要かを考える必要があるかもしれませんね。