足りない自分のまま僕らは一生幸せになれないから、このまま意味のない呼吸を強いられ続けるくらいなら、さっさと足りない自分に殺された方がまし。なのに、今日だって死ねない僕らは死ねない夜を生きている。僕らにとっては自己否定こそが唯一の生きる術。