記事一覧
東日本大震災から10年経った今、震災遺児だった私が思うこと。
2021年。東日本大震災から10年が経つ。
あの時15歳、中学3年生だった私は、25歳になり社会人になった。
10年という節目で、被災者・震災遺児として当時の忘備録と
10年経ったからこその今の自分の気持ちの整理として書いてみる。
少々長いですが、お付き合いください。
すべてが変わった日3月11日
その日は高校入試も終わり、卒業直前ということで先生たちが思い出ビデオを見せてくれて、その日
向き合って、受け入れて、抜け出して
ここ2カ月くらい、良くないことが立て続けに起こり、メンタルも身体もボロボロの状態でした。
心に余裕がなくなって、キツいこと言ってしまったり、言ったことによって、さらに心に余裕がなくなってという悪循環。
身体の方も栄養があるものを食べたいのに身体が受け付けなくて、1カ月半くらいだいぶ侘しい食事をしてきて、結果的に約4kg体重が落ちました。
(身体が回復してからご飯を食べるのが楽しすぎて、只今絶賛
アイデンティティの在り処
“アイデンティティ”
その言葉を初めて知ったのは、日本の高校に通っていた頃の家庭科の授業だった気がする。
日本語では“自己同一性”とも言われる。
さまざまな立場における自分自身の在り方について、「これがほかならぬ自分なのだ」というまとまりをもった確信のことである。(Wikipedia)
分かりそうで、分からないような、分かるような…、そんな言葉。
この言葉に出会って約10年。色々な経験を経