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妻・専業主婦・母の肩書きは延長線上の自分なのだろうか

私事ではありますが、インターン時代から約3年間お世話になったSEKAI HOTEL株式会社を退社し、婚約・結婚し、また妊娠という、人生のイベント盛りだくさんな半年間を過ごしていました。

円満退社かつ、スピード婚にも関わらず周りの人にたくさんお祝いしてもらい、夫婦生活も円満(週の半分は喧嘩してるのは内緒🙊)。
妊娠経過も色々あれどお腹の子は順調に育ってくれていて毎日元気に暴れまくってます。

そんな、傍から見れば順調すぎる私ですが、こうなることはつい1年前までは求めてはいたけれど、自分がそうなるだなんて想像していなかったのも事実。
ましてや、仕事をするのがなんだかんだで好きだった私が、タイミングが重なったとはいえ、“専業主婦”になるなんてまったく想像していませんでした。

1年前までは、“妻”“母”“専業主婦”なんていう言葉にが何か神格化されたものに感じていたというのもあって。
その反面この言葉たちはある種の“呪縛”のように捉えていました。

そんな立場に自分がなっているなんて信じられないのが半分、そしてこの肩書きを自然と受け入れられているのが半分、というなんだかムズムズする心境です。

タイトルの問いへの答えとするならば、これらの肩書きは、延長線上のような、飛び石的なような…
一応地続きではあるものの、歩いていたところ急に「軽くジャンプしてみて」と言われてジャンプしたら、パラレルワールドに行っちゃったみたいな感覚なのかも。

それを実感したのが、“女同士”の会話から“母同士”の会話になった時。

祖母に妊娠の報告をした際には
「つわりは大丈夫か?
ばあちゃんはお母さんの時、つわりで何にも食べれなかったよぉ」
と初耳のエピソードを聞いたり。

SEKAI HOTEL在籍最終日にお世話になった布施の方々に挨拶に行った時も
「乳腺炎には気をつけて!」とか
「この子産んだ時は、陣痛が来てたのに全然出てこなかったから帝王切開になったんだよ」とか

お好み焼き屋のおばちゃんからは、
「性別なんて聞かんでいい!
おばちゃんは聞いても全員男やった!」
と言われたり(笑)。

普段関わっている人から、いつもとは違う話をしてもらって、違う世界に飛び込んだみたいな不思議な感覚で。

そんな“母の世界”に入っても、自分が前まで想像していた呪縛のようなものには取り憑かれていないのかなとも思ったり。だからやっぱり、自分の人生の延長線上なんだなぁと。

まぁ、実際の子育てはこれからであれど、言葉に縛られず、また定義しすぎずに、私なり・私たち家族なりのカタチを築いていきたいなぁと思っています。


父や親友に突然「結婚する、妊娠した」と伝えた時は、「スピード婚!?妊娠!?そらそうだよね」的な反応が返ってきました(笑)。
10年前、突然「オーストラリアに飛ぶ」と言った時も見守ってくれた父と親友。
心強いと共に「もう何言われてもビックリしない」と言われてしまい少し寂しい気持ちです…(笑)。

それにしても、私の人生はハチャメチャと勢いだけで生きている感がありすぎる。

そんな私の人生ですが、パートナーや子どもと一緒に、愛おしいハチャメチャ人生を歩んでいきたいと思います。

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