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たった1つ「〇〇」を意識するだけ、子育てが超ラクになる

こんにちは〜

みなさんは、子育てでどんなことを大事にしていますか?

子供って、幼い時期は素直なんですが
成長とともに、理解力が備わってくると、

「そんな法律あるんですかー!?」
「みんな(他の家族)だってやってないじゃん!」と、
重箱の隅つついたり、逃げ道さがしたりしますよね(笑)

この難局をどう乗りこえるかについて考えていこうと思います。

まずは
子育てのゴールは「自立」
1つ1つの声掛けは「自立」を目的とした作業

ということです。

子育ての目的が明確になると、
子供への声掛けに「一貫性」がうまれます。
俯瞰でそう考えると、あらゆる場面で迷いがなくなります。
極端な話、そこに感情はいりません。

育てる側にこの思考があると、
体幹がしっかりした「ブレない子育て」になると言えるでしょう。

わが家は、不登校の経験者なのですが、
その間、方向性に迷うことが多くありました。
ですが、この意識で毅然と対応したのが良かったと振り返ります。

子育てでもう迷わないために、参考にしてくださるとうれしいです。


では「自立」の定義とは、何か。

社会に出て、一人で生きていけると言うこと

それにはどんなことが必要なのでしょうか。


必要な4つの力

では「社会に出て一人で生きていく」には、
どんな力が必要なのか、整理していきます。

① 経済力  
② 生活力  
③ 精神力  
④ 社会適応力

だいたい、
この4つに分類できるでしょう。


経済力

生きていくためには、衣食住はかかせません。
自給自足する場合をのぞいて、絶対にお金が必要です。

けれど、どんな暮らし方をするかで、必要なお金は変わります。
つい「勉強しないと、将来たいへんになるよ」などと
言ってしまいがちですが、
大変と感じるかは、本人次第。
価値観のすり込みには、要注意です。

現在では、収入を得る方法が多様化しているので、
親の方もつねに、時代の流れや変化を知る、努力が必要です。

金銭感覚も大切です。
浪費は悪いイメージがありますが、
失敗してあとで後悔することは、成功につながる貴重な経験です。

お金は大事だからと、貯金ばかりで守りが固すぎては
楽しみ方を知らない、モノトーン人生になってしまいます。
それはとても、寂しいことです。

家事を担当性にして、おこづかい労働対価制にするという方法も、
面白そうですね。
収入を得るためには、知恵や技術が必要なのだと実感できます。


生活力

料理や洗濯、掃除など、身の回りのことができる力のことです。
今はすでに、家事をするのに性別などありません。

最も得意な人がワンオペした方が、効率がいいし
子どもにやらせると、確実にクオリティがさがるので、
最初はストレスになってしまうかもしれません(笑)

しかし、目先の味レベルや、掃除の質より、
将来、「お母さん、おかわり!」「ねぇ、パンツどこ?」と
平気で言う子どもにならないために、ガンガン育んでいきましょう(笑)
失敗を恐れずトライできる環境がオススメです。

家族みんなで行う必要があります。
「お父さん」だけ特別扱いは、禁物です(笑)

また最近は、便利な家電もたくさんあり、家事代行の利用も増えています。
時間はお金で買うことができる、という知恵もきっと役に立ちます。


精神力

「自分の考えに基づいて、行動する」力、
「自分の行動を、誰かの意思に委ねていない状態」
とも言い換えられます。

私たちは、毎日たくさんの選択をしています。
何を食べるか、という些細なことから
進学や転職のような、人生を左右する大きな決断まで。

世の中には多くの価値観が存在していて、それぞれが「是」です。
周りの価値観や意見を参考にしながら
最後は、しっかり自己決定できる。

普段から年齢を問わず、「自分で考えて決めるクセ」をつけておくことで、
望まない結果に対し、悲しい気持ち・怒りの感情をいだいても、
自分で決めてことだからと、つぎに進む原動力を生み、
失敗に対する耐性がしっかり身についていきます。


社会適応力

社会を構成する一員として、役割を果たす力、です。

「法律を守る」は、まず大前提。
犯罪をしない、交通ルールを守る、飲酒、納税の義務、
などは、知識として教える必要があります。

「社会の一員」の「社会」とはどこを指すでしょう? 

答えとしては、「自分の家の中以外」は、すべて「社会」です。
学校、職場、住まいの地域、お店、公共機関、道路など、
すべてがあてはまります。

ここでは、「まわりに迷惑をかけない」ことが求められます。
どんなことが迷惑なのかは、人によってさまざまな価値観がありますが、
社会は、さまざまな価値観をもった人々で構成されているんだ、
ということへの理解が、カギになります。

同じ社会でも、学校や職場など、毎日顔を合わせる集団においては、
協力する場面も多いため、円滑な人間関係を保つための
コミュニケーション力も必要になってくるでしょう。


4つの力はそれぞれが補完し合っている

それぞれの力は、独立して身につくいものではなく、
補い合って育くまれます。
とくに、「精神力」は、すべてのベースになっているように思います。

「自分の頭で考えて、意思をもって決め、行動する」

これ、ホントに大事なんです。


親こそ「自立」しよう

「自立」はゴールと述べてきましたが、そもそも、
ゴールテープを切れている人は、世の中でどのくらいいるのでしょう?

実は、親になっていても、「ゴールできていない」ひと、
意外と多いんですよね。
体が成熟していれば、生物学上、だれでも親にはなれますからね。

「親」が「自立」できていなければ、
「子ども」が「自立」できるはずないですものね。

わたしも、子育てしながら、子どもに育てられてきた一人です。
そしてまだ、テープは切れていないのかもしれません(泣)




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