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甘いお酒でうがい・2021年5月も終わりの旅びと釜山・海雲台回想日記

『甘いお酒でうがい』という映画を観た。
 うーん、なかなか、、甘いお酒好きにはたまらないシーンがあったな、と。

旅に出たい。
そして、なつかしの友に逢いたい。

それだけで次に進んでいけるような気がする。

でも今はそれが叶わない。

夜、たまーに甘いお酒が飲みたくなる。
小さいグラスに甘いお酒を注いで、ちびちび飲むのがたまらない。しあわせ。

でもそれで誤魔化されることはないのだけれど、旅に行きたい気持ちは。

それでも、オーストラリアのこの甘いワインを飲んだり、初めて手にした眞露のマスカットを買ってストレートでちびちび飲んでみたり。

外国の味。
本場で飲めないけど家飲みもしあわせ。

でも韓国ドラマを見ていたら、むしょうにアルミ?のやかんから注がれる白い液体、生マッコリが、昔の給食のうつわのようなこれまたアルミ?の入れものに注がれで美味しそうに呑んでいる韓国の人をみてうらやましくて。

以前、釜山を訪れたときに金物屋さんを探してアルミのヤカンと食器を買おうとしたけど、売ってなかった、、。アレでぜひぜひ生マッコリを呑みたいのになあ〜。

これはやはり現地へいかねばならぬのか、、。

釜山では、宿泊先の近くで屋台を出していた、ホットック売りのおばさんがいて、その時の旅で自分が昔の韓国のお金をなぜか持っていて、それを使おうとするとどのお店からも古過ぎてつかえない、と拒否されていたのに、なぜかそのホットック屋のおばさんは、『いいわよ、そのお金で払って』と言ってにっこり、笑顔で美味しいホットックを売ってくれたのだった。
なので今も、釜山の、海雲台のあの街並みを思い出すとき、あのおばさんの静かで優しい笑顔を思い出すのだ。
今もあそこにおられるのかなあ、と。

ひとり旅をする者にとって印象に残るのは、その街の景色や美味しい食べ物は言うまでもないけれど、特にはそこに住む人たちの様子や、対応してくれた人の姿、親切心や優しさがなかなかの浸透力で滲みてきたりする。

なので自分も、日頃、外国人の方に接したとき、できるだけ何かお手伝いできることがあれば、、と思っている、でもそう思ってても勇気の出ない、あと一歩が踏み出せない時もあったりするのだが、、、。

韓国へはこれまで5、6回は訪れているが、訪れるたびにその進化に驚かされる。

でも、ソウルより、個人的にはのんびりとした空気や穏やかな雰囲気を感じたからか、釜山が好きだなあ。海雲台でほんとに気持ちの良い場所だったこともあるかもしれない。

マッコリも飲めるだけ呑み、参鶏湯のお店や、薬膳料理のお店を楽しんだ。

日本からのアクセスがすこぶる良いところもお気に入り。

そういえば、マッコリも甘いお酒だなー。

でも日本にいると、乳酸菌には惹かれるがカロリー過多を気にしてしまい、あまりのまないようにしている。

だから余計に、呑むとなると特別感が生まれるのかもしれない。

今日のような晴天は、海雲台の海に行ってのんびりと海沿い散歩を楽しめたらなあ。

ここのところ過去の旅の回想が多いが、でもこれまで旅に出かけていたおかげで回想しながら幸せな気持ちに浸れるというのも事実。

しあわせな気持ちになれる、ということが今、とても大事なことなんだと思う。
自発的にそんな時間を持てるなら、いくらでも旅の回想をしていこう、読書の合間に、、と思う5月の最終日。

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