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【育児】そこに理由はありますか

こんにちは、もももと申します。

今日は一昨日読んだnoterさんの記事を通して、教育について私自身が思っていることについて少し書きたいなと思います(*^^*)


きっかけは「ちば やよいさん」の記事でした。


小学校教師をされていたnoterさんで、ご自身の経験から学校教育で起きている様々な問題などを紹介されていて、興味深い記事がとても多いです(*^^*)


気になる方はぜひ記事を読まれてみてください!


ちばさんの記事にはTwitterのあるツイートが添付されていました。



内容は、LD(Learning Disability:学習障碍)のお子さんが漢字1ページの宿題を1時間かけてやっとの思いで終わらせて提出しても、翌日に「やり直し」と書かれて戻されるというものです。


ちばさんはこの記事の中で、教育者として教師の対応への問題点と対応を以下のように指摘されていました。



私は、この残酷な「やり直し」に反対する。

まず、量を減らすべきだ。これでは多すぎる。
そして、書いた字には大きく花丸を
つければいい。

子どもが一生懸命書いた文字を認めるべきだ。
子どもの努力を認めるべきだ。


ちばさんのように子どもの「個」を見てくれる先生ばかりであれば、安心して学校教育を受けさせることができるのだろうなぁと感じました。


ただ、そう思ったと同時にもう一つ思いました。







果たして私たち親側は、
子どもの教育のひとつひとつに、
きちんとその「理由」を
考えられているのだろうか。





・学校に行ってほしいのはどうして?

・宿題をしてほしいのはどうして?

・お手伝いをしてほしいのはどうして?

・お片づけをしてほしいのはどうして?

・本を読んでほしいのはどうして?

・塾に行ってほしいのはどうして?

・良い大学に行ってほしいのははどうして?



こういった教育に関するひとつひとつに対して、明確な理由や目的、その「狙い」を答えられる親は果たしてどれくらいいるのでしょうか。


「なんとなく、みんながいいって言うから
やらせた方がいいよね」

「なんとなく、学校で決まってることだから
やらせた方がいいよね」

「なんとなく、将来出来ていた方がいいから
やらせた方がいいよね」


こんな風に心のどこかで思っている部分は、本当にないでしょうか。


私は、ちばさんの記事に書かれている内容について、全てがその教師のせいだとは思いません。


平成初期にバブルが崩壊、その後のIT革命によりインターネットが飛躍的に普及、そして今、私たちの手元にはスマートフォンが握られています。


その期間わずか20年ほど。


子どもの頃には固定電話しかなかったのに、今やスマホで簡単に文字や画像を飛ばし、いつでもどこでも、Google先生が簡単に教えてくれる時代。


たった20年でこの世の中って、めちゃくちゃ変わったと思いませんか?


なのに、小学校では相変わらず同じような計算ドリルや漢字ドリルを解いて、漢字をただひたすら書いてはやり直しをさせられている現実。


「やり直し」については、流石に全学校がそうだとは思いませんが(^^;)


夏休みには読書感想文を書き、自由研究を提出。
私が子どもの頃も大体そんな感じでした。


学校教育ってこの20年での世の中の変化に、きちんとついていけていますか?


こんなにも世の中は変化しているのに、バブル期とほぼ同じ教育で本当に大丈夫ですか??


こういった声を上げる親が少ないこと。


ちばさんが紹介されていたような問題が起こる一因として、こういった私たち親側の問題もあるのではないかと感じました。


この先の日本を未来を本気で考えてみたことはあるでしょうか。


出生率が低下し、日本の人口は毎年減少、高齢比率は増加の一途をたどる。



今3歳の息子が社会人として活躍しているであろう、約30年後(2050年)の人口は総務省の予測で9,700万人と1億人を下回る予測です。


人口が減り高齢化が進むと何が起きるのか。


今までサービスや物にお金を使っていた人間が減る、つまり各企業や個人事業主の売上げは何もしなければ、徐々に減少の一途をたどる。


そこに加えて、世の中では省人化の動きが加速していますよね。私の会社でもAI導入やIT化がどんどん進んでいます。


売上は減り、ロボットでも出来る仕事が増える。


そうなると、資金に余裕のある大手優良企業はどんどん省人化を進め、ロボットでは代替不可能な仕事をこなせる、優秀な人間のみを採用する。


一方で省人化を行う体力のない中小企業は、より安価な労働力を求める。


こんな二極化が広がり、今以上の格差社会へと傾いていくのではないでしょうか。


私は専門家ではないので、詳しい話はできませんが、恐らくざっくりした日本の進む道はこんな感じではないかな~と考えています(^^;)

(気になる方は詳しく調べてみてくださいね💦)


そんな未来の日本で生き残る人材とは、どんな人間だと思いますか?


決められたことをただ黙々とこなすだけの教育を受けた人間が、本当にロボットに勝てると思いますか??


目の前のこと、そこに「理由」はありますか。



「その教育はなんのために?」



私は親として、そこにきちんと向き合っていく時代が来ているのではないかと思っています。


・・・と、なんだか偉そうに書きましたが、あくまでも私個人としての意見に過ぎません(^^;)


私が実際に働く中で思うことなので、思い込みもあるかもしれないし、間違っていることもあるかもしれません。


私の話を鵜呑みにはせずに、きちんと世の中の動きを押さえることが大切だと思います(^^;)


こんな学校教育を否定するようなことを書いてはいますが、あくまでも学校は必要な機関だと思っています。


世の中には様々な家庭環境があり、義務教育があることによって、どんな環境の子どもでも平等に教育を受けることができる。


これは、間違いなく素晴らしい仕組みだと思っています。


でも、同時に今の学校教育だけでは絶対に駄目だとも思っています。



「そこに理由はあるのか」



教育と日本の未来を点ではなく線として繋げ、今の子ども達にはどのような教育が必要なのか。


これについて私たち親自身がきちんと考えて、声を上げていかなければいかないのかな、と感じています。


なんだか本当に偉そうな感じですみません( ;∀;)


あくまでもいち個人の意見ですので、この記事を通して「教育観」について改めて考えてみるきっかけになれば幸いです(*^^*)


※教育機関で働かれている方など、記事を読んで不快な思いをされた方は大変申し訳ございません。

いち保護者としてこんな風に感じている人間も存在するのだなぁと、少し客観的に捉えて頂ければ幸いです(^^;)


つたなくお見苦しい文章かもしれませんが、最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)


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