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I'm back!!

I'm back!!

ようやく、映画館に行けるようになった。
とはいえ、用心を重ねて、交通手段は自転車。なるべく人のいない夜遅い回を狙っていく。

先週火曜に『ルース・エドガー』を観に行ったヒューマントラストシネマ有楽町も、心配になるほどガラガラだった。心配したので、土曜に『その手に触れるまで』を観に行くことにした。

ところで、映画を観るときにポップコーンは欠かせない。
去年あたりからメモを取りながら映画を観ているの

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妄想:ライター・編集者のこれから

妄想:ライター・編集者のこれから

CINRA.NETさん主催の『KOTODAMA ~音~』に参加してきました。

ゲストは音楽ジャーナリストの柴那典さん、フリーライターの三宅正一さん。

イベントレポの記事は公式で上がると思うので、内容について詳しくは書きませんが、Twitterで #KOTODAMA でメモ代わりにツイートしています。(テック系イベントのテンションでツイート多投しましたが、ダメだったら教えてください。あと、#KO

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平成のうちに、観てください

是枝監督の『万引き家族』、
観てからもう3週間近く経とうとしているが、
何回思い返しても、感想を言語化すると陳腐に思えてしまう。
これは、映画でなければできない表現なのだと思った。

ひとつだけ。あの世界は、紛れもなく平成の日本の風景だった。

映画館でなくてもいいかもしれない。
でも、絶対に平成のうちに、観てほしい。

レディ・バードとクリスティン

映画『レディ・バード』を観た。

青春というより、思春期の、または17歳の映画だった。

あの時期特有の、自分から遠いものほど信じたくなるあの現象は、きっとアイデンティティ形成の裏返しなのだろう。自分の差別化をしたいがために、親を否定し、それまでの友達と別れ、地元から離れようとする。そうして自分の構成要素をつぶさに評価して、やがて自分を信じられるようになる。

劇中では、クリスティンがレディ・バー

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『思い、思われ、ふり、ふられ』

『思い、思われ、ふり、ふられ』

ティーンムービーの最高傑作だと思いました。
咲坂美緒さん原作の映画の中で一番好きだし、三木孝浩監督作品の中でも『ソラニン』『僕は明日、昨日の君とデートする』を超えて一番好きになった。

よかったなと思ったところを、観終わった直後の興奮のままに羅列しておきます。

関係性の描写由奈(福本莉子) → 理央(北村匠海) → 朱里(浜辺美波) → 和臣(赤楚衛二)
の”全員、片思い”の状態からスタート。基

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