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始まりは「花巴」🍶🌸🥰-蔵元さんとの出会い⑯

こんにちは。MichiくりころころのMichiです。久々に日本酒の記事を書きます。今回は日本酒「花巴」蔵元の美吉野醸造株式会社(奈良県)さんとの出会いの記事になります。

1.苦手な日本酒に美味しさを感じるなんて!


20歳のお祝いに日本酒を呑み、帰りの終着駅で空っぽの電車に座り一人眠り続けていた私に、通りがかった女性が声を掛けてくださり、目を開けた瞬間誰も居ない状況に気付き、恥ずかしさで思いっきりホームを走り去った。
あの日以来、日本酒の重くて濃い味わいとアルコール度高めの体から日本酒の香りが漂う姿が脳裏に焼き付き、苦手になった。

数年前、飲み会のメンバーに日本酒好きが多かったことから日本酒専門店での開催となり、美味しいと勧められた唎酒で「鳳凰美田」を試し、その美味しさに日本酒に対する考えが大きく変化した。

2.「花巴」ー酸度が高く旨味バランスに惹かれる


2019年、百貨店の日本酒売り場で出会った女性と意気投合し、日本酒試飲販売会の特設会場へ行くことになり、試飲の感想から私の好みの味わいを探り当て、案内してもらった日本酒が「花巴」だった。その時彼女に、私好みの味わいは「酸度が高いお酒」だということを教えてもらった。知識が無かった私は、酸度が高いことを酸味が強いと勘違いしてしまったが、お酒の味わいの中に含まれる乳酸、リンゴ酸、コハク酸などの有機酸の量が高いことだということを後で知った。

花巴の日本酒は日本酒とは思えない、酸味と旨みのバランスが絶妙で他には無いその特徴的な味わいを私は強く気に入った。
そしてその美味しさに感激し、蔵元さんに色々と話を聞きたい衝動に駆られ、時間を忘れ長居するほど引き寄せられた。

🍶花巴の特徴は酵母無添加、全て手作り。
🍶酸度が高く、蔵元さんも仰っておりましたが常温でも味が衰えず旨味が増すものが多い。
私は水酛の生とスプラッシュ以外の幾つかの銘柄は常温で数か月置いて、飲みたいタイミングで冷蔵庫へ入れています)

🌟花巴の味わいもさることながら、蔵元さんの酒造りに対する情熱❤️‍🔥にも惹かれた。

〔蔵元さんからの酒造りの説明の中で情熱を感じた言葉を纏めたもの〕
①蔵につく酵母菌の生命力が天候や気温による変化を乗り越え自然に生み出すパワーを試行錯誤しながら調整して造りあげていく味わいは、毎年同じにはならないけれども、失敗を恐れず挑戦し続けることを楽しみながら造りあげている。
②10人中、1人でも好きになってくれればいい。

Only One酵母と日本酒造りの情熱に感銘を受け、
酸味と旨味の絶妙なバランスの美味しさに惹かれ、「花巴」ファンになった💗🥰
私の日本酒推しの始まりは、花巴からスタートした。

初めての試飲で購入したのは下記3本
・ナチュール×ナチュール(貴腐ワインのような濃厚な甘さに惹かれた)
・南遷プレミアムオーガニック (甘さと飲みやすさがあった)
・HANATOMOE NEW    (低アルコール)


3.和菓子と日本酒のマリアージュ


翌日、開催会場で和菓子と日本酒のマリアージュが開催されると聞き、和菓子との味わいに妄想が膨らみ、胸がドキドキ💕高鳴り、参加を決めた。

下記はその時の記事

⑥の記事をここで再度簡単にご紹介

この3種類の日本酒🍶と和菓子のマリアージュ❣️

「南遷」、「HANATOMOE NEW」に私が感じた味わいはこの記事の2.の最後に記載。
写真右「スプラッシュ」はシュワシュワ系の瓶内醗酵が続いていて、酸味がある柑橘系のようなフルーティーさが感じられる味わいだった。

3種類の利酒🍶

⭐️日本酒は、左から「南遷」、「HANATOMOE NEW」、「スプラッシュ」

⭐️和菓子は、左から水無月、練り切り、みたらし団子の順

個人的には真ん中の紫芋餡とオレンジピール餡の練り切りがHANATOMOE NEWのほのかな酸度との相性がほど良く口の中に広がり、美味しさを感じた。(和菓子は千駄木にある和菓子薫風さん)

下記「初めてスキになった花巴の蔵見学へ」の記事もよろしければどうぞ。


4.今年の🍶味わい&蔵元さん✨

その年の出来栄えを直接顧問の蔵元さんとベテランの販売スタッフさんにお聞きしながら、試飲時点での一番好きな味わいを選ぶ楽しさに触れ、試飲の場で蔵元さんの説明を聞くために集まった客同士が推しの日本酒の話題で会話が盛り上がり、顔見知りとなり、友人に発展したりとファンの蔵を応援したい気持ちに共感し合う温かいパワーに心が励まされ、
次回の販売会の日程を事前チェックし、現地での再会を楽しみに其々帰路に着く…その温かい光景に私の日本酒愛💗が加速していった。笑✨💕😌

我が子のような存在?に見えます 笑
「もうちょっと奥のほうで冷やすか…」と言っているように見えます 笑
(写真左)人気の「水酛×水酛 火入れ」❣️😍 


1年以上経過した頃、「水酛×水酛 火入れ」の濃厚で熟成された梅酒に近いような美味しい味わいが、特に自分好みだと気付いた。笑(新酒が毎年楽しみ!)

〔水酛×水酛についての蔵元さんのHPにある説明を引用〕
水酛を酒母として3段仕込みを行う際に3段目の留の汲水を水酛のお酒に変えて醸す濃縮型の酒造りです。
下記は蔵元さんのHP


🌟2022日本酒ゴーアラウンド初参加

お会いできる機会が無かった、杜氏兼社長の蔵元さんに直接お会いすることができた!🌟👏👏🌟

2022年日本酒ゴーアラウンドにて①
2022年日本酒ゴーアラウンドにて②


コロナ明けの販売会  
2023年販売会ー蔵元さんお手製のお酒の味わいの説明POPが机の上に並ぶ
2023梅酒😍

梅酒は花巴の日本酒に梅を漬け込んだ梅酒に、国産のビートグラニュー糖を使用した甘さ控えめの梅酒となっているそうだ。
漬け込まれた梅の濃厚な味わいと甘さ控えめな味わいがたまらなく美味しい!🥰



こうじと米だけで作ったあまざけも美味しい!


水酛×水酛の火入れにアップルパイ合わせも美味しい。写真右は酸度が一番ある味わいが楽しめる水酛 無濾過生原酒。


「ナチュール×ナチュール」にオレンジの漬物合わせ😄


【花巴の蔵元さんのホームページ】


5.最後に


このところ海外の日本酒ブームで日本酒の出荷量が増えると同時に日本酒ファンも増え、海外で日本酒造りを始めるワイナリーも出てきて、色んな食材とのマリアージュに日本酒の新しい未来が期待されており、新しい味わいを楽しむ機会が広がりつつある
近年は日本酒を手軽に飲みやすく、造りを変えた日本酒も沢山出てきており、花巴の個性的で一部の熱烈なファン層に人気の味わいもそうだが、他の蔵元さんの色んな拘りのある繊細かつ豊富な味のバリエーションを、呑みすぎはお勧めしないが、少量でも味わいの違いを発見しつつ自分好みの味わいを探す旅は楽しさが広がっていくように思える。興味がある方は、ご自身の体調と相談して無理の無い範囲でお試しを~。

花巴推しに溢れ、長文になってしまいました〜💦(^-^;💦
Michiくりころころの記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回も楽しみにしていてくださいね!☆(*^-^*)☆



皆さまからのサポートに情熱を持って挑戦し続けて参ります。