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私にとって大事なこと

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"痴漢"と"子連れの女性に攻撃的な人"の思考はとてもよく似ている

"痴漢"と"子連れの女性に攻撃的な人"の思考はとてもよく似ている

いったいなぜ。痴漢被害に悩んだ学生時代ミニスカギャルよりも、校則を守ったスカート丈の女子高生のほうが痴漢に遭いやすいという話を、聞いたことがないだろうか。

高校生だったころ、わたしは比較的校則の厳しい学校に通っていた。
制服はなにからなにまで学校指定のものを着用することが義務づけられていたし、スカート丈を詰めるのはもってのほか。
膝下まで伸びた野暮ったい丈のスカートを履いて、通学のため地元を離れ

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「ワガママ」「偉そう」という差別

「ワガママ」「偉そう」という差別

最近は、「産後のお見舞いや面会は私のタイミングでOK出させてくれ」と産婦が言うと、「妊婦様」など揶揄をされる時代のようです。
(もう妊婦じゃなくて産婦ですね、とかの話はおいておいても)

そういえば、
「妊婦は席を譲ってもらって当たり前だと思ってる」
とか
「ベビーカーだからってエレベーター優先で当たり前とか思ってる」
とか
そういうことにも「妊婦さま」「子連れ様」とか言われたりしますね。

「偉

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寺山修司【永遠に続く問い】

寺山修司【永遠に続く問い】

唐突だが、まずは以下のふたつの命題をご覧いただきたい。

①「問い」は、「答え」を導くためにある。

②「答え」は、「問い」を導くためにある。

このふたつのうち、あなたがどちらに共感するのかを、考えて欲しい。少し補助線を引いてみよう。①については、たとえばあなたがどこかの会社の株を持っているとする。「明日の株価はどう変動するのか?」と問うあなたは、これまでの株価の推移や、識者の展望、あるいは勘と

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