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わたしが「志摩」で「農業」をやる理由
「志摩」と「農業」に救われた話
2023年、私は「三重県志摩市」での「あたたかい米づくり」に救われました。
この先の人生のために、藻掻き疲れていた私。
そんな私は、
親友の「やまこ」やそのご家族・親戚の皆さんのあたたかさや、
志摩の明るい太陽、美味しい空気、広大で穏やかな海、ゆたかな木々、あたたかい温泉、
そして何より、そんな志摩での「農業活動」に救われました。
私とやまこの様々なタイミングが重なり、はじまった志摩での農業。
鬱々としした気持ちに支配され、やり場のない心の叫びと向き合っていた当時の私は、
燦燦と輝く太陽のもと、あたたかい人のつながりを感じる志摩での農業を通じ、
超回復、生きていくエネルギーを「これでもか!」というくらいに感じたのです。
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「宝物」と「あわしま」
私にとって「大好きな親友やその家族との志摩での農業」はかけがえのない宝物であり、
「そんな親友家族や志摩市に恩返しがしたい」
「なによりの宝物をこれからも太く大切にしていきたい」
「志摩や農業がこんなにも素敵なものなんだって多くの方に伝えたい」
そんな思いとやまこの思いに重なる部分があり、
私たちは「あわしま」を共創していくことになりました。
まだまだβ版な私たち「あわしま」ですが、初めてのマルシェ出店にあたり、
簡単にではありますが、我々についても書き連ねたいと思います。
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「あわしま」に込めた思い
農業体験にシンプルに感動していた私たちは、
この活動を広げていくために、まずは名称について話し合いました。
「志摩って本当に素敵だよね」「俺たちの志摩がどこよりも最高なのだ」という思いから
「俺たちの志摩」というシンプル(かつどこかむず痒くなる)な仮称からスタート。
英訳すると「Our Shima」、発音すると「あわーしま」、かわいくすると「あわしま」。
まるみやあたたかさ、語感にピンときた私たちは「あわしま」を名乗ることになりました。
その後は、
「あわしま」ってどういうこと?何のためにやるのだろう?を対話。
対話を重ねたどり着いたのが、
「みんなの田舎の実家をつくりたい。」というシンプルな思いでした。
私ややまこが感じている、
「自然豊かで穏やかな田舎で、あたたかいつながりをもつこと」の尊さ。
そんな素敵な感覚を、大切なひとたちにも感じてほしい。
言語化するのは難しいのですが、そのような思いを大切に、
私たちのペースで「あわしま」の活動に取り組んでいます。
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「あわしま」での「米づくり」
「あわしま」の現時点でのメイン活動が「米づくり」です。
温暖な志摩では、通常イメ―ジされる日取りよりもやや早く田植えをし、稲を刈ります。
ゴールデンウィーク上旬に行う田植えでは、こりゃびっくり。
田植え自体は機械を用いてあっという間に行えてしまうのですが、
それまでの土おこしや田植え後の電柵立て(イノシシなどから稲を守るもの)については
多くの時間や体力を要し、先人たちの知恵がないと難しいものばかり。
おばあちゃんやおじいちゃんにあたたかく教えていただいたことは、
人生の様々な事象に活きそうなことばかりで、
自然やぬくもりを感じながら行う田植えは、人生を見つめ直す時間にもつながるものです。
そして機械中心でありながら、あたたかい手でも一束一束丁寧に植えられた稲は、
おばあちゃんやおじいちゃんと一本一本丁寧に立てられた電柵に守られて、
大雨や風の脅威と向き合いながら健やかに育っていき、9月初旬には実りの収穫を迎えます。
2023年の収穫前は大雨にもさらされ、手刈りで行わねば刈れない稲が多くありましたが、
(個人的には)手刈りで収穫した分、より思いがのった美味しいお米になったのではないかしら、なんて思ったりもしています…!
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「お米」を手に取ってくださった方へ
志摩の明るい太陽や美味しい空気、多くの方のぬくもりのもとできたコシヒカリ。
土鍋を用いた炊き立てご飯を、志摩名産の海苔の佃煮とともに食するのが、何よりの至福の時間でした。(ぜひ、ご堪能ください!)
「あわしま」の思いや、この「あたたかくクリーミーな味わいのお米」を一人でも多くの方に届けたい。
やまこやご家族のみんなに幸を返したい!そんな思いを少しでも実現できますように…!
おわりに
「あわしま」の「なもち」としては初めてのnote執筆。
実は初めてのマルシェ出店の前日に、書き連ねております。
私たち「あわしま」にとって、明日は大きな大切な一歩となる日。
寒空広がる2月ですが、まずは自分たちが楽しく!歩んでいきたいと思います。
「あわしま」の今後に、こうご期待!
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