Vol.349老眼鏡と呼ぶなかれ?
私は筋金入りのド近眼だ。
家では眼鏡、外ではコンタクトレンズを装着。
しかしそのコンタクトレンズが合わなくなり「遠近両用コンタクト」に変更。
なんちゅう屈辱だ…という記事を以前書いている。
あれから2年強。
なんとその遠近両用レンズすら合わなくなってきた。手元がブレるのだ。遠くはよく見えるが近くを見ると霞んでしまい疲れる。頭痛がして1日つけている事ができない。こ、これはもしや・・・
眼科に行ったところ申し訳なさそうに言われた。
「近視も乱視も進んでますね〜。
⚪︎⚪︎さんは度数が強いのでこれ以上コンタクトレンズだけでカバーするのは難しいと思います。
レンズの上からそのぅ…リーディンググラスを掛けたらいかがでしょうか?」
リーディンググラス!?!?!?
要は老眼鏡じゃな。
婆は瞬時に理解した。
つまりコンタクトの上から老眼鏡を掛けるのだ。
普通に過ごす分にはコンタクトでOKだが手元を見る時は老眼鏡を掛ける。なるほど。なんか面倒臭いけどこれが一番合理的という気がする。
で、すぐ併設の眼鏡屋に行き「+1」の老眼鏡を買った。お値段3,700円。安いもんである。
それにしても「リーディングクラス」とは上手い言い方を考えたもんだ。ググったら他にも「シニアグラス」「キャリアグラス」など色んな呼び方があるらしい。眼鏡屋さんでは絶対に「老眼鏡」という呼び方をしないそうな。
なんか小賢しいわ(−_−;)
言葉狩りが嫌いな私は思った。
老眼鏡は老眼鏡、別にそれでいいじゃん。
日本は加齢を極端にマイナス視するが、人は皆、生まれて病んで老いて死ぬ(いわゆる「四苦八苦」の四苦)。決して恥ずかしい事ではない。
私も面白おかしく屈辱じゃ〜とか書いているが本当に嫌がっている訳ではない。
ばばあ=老眼鏡、これ当然の方程式である。
そんな訳で、もし紫メガネの私に遭遇したら是非声をかけて欲しい。
「猫ムスメさん、素敵な老眼鏡ですね(^^)」
【猫ムスメより】
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