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不登校だっていい

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私の息子は中学生時代不登校でした。まさかこの子が?!という感じの普通の小学生時代を過ごしていた息子の、高校3年生の今に至るまでを記します。 息子の体験が、誰かの気持ちを少しでも軽… もっと読む
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子どもとゲームの悩ましき問題

子どもとゲームの悩ましき問題

久しぶりに、息子が不登校のときの話題です。勉強もせず、1日中ゲームやyoutube…という不登校の子も珍しくないでしょう。お子さんが不登校でなくても、親にとっては、このゲーム問題は悩ましいと思います。

うちの子が不登校だったとき、どのように対処したのか書いていきたいと思います。

やっぱり気になってしまう中学1年生の夏休み明けから不登校が始まり、その後1年くらい、1日中家にいた息子。

私も仕事

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娘が学校を休むと言った日

娘が学校を休むと言った日

小学校6年生の娘。

今日は学校を休みたいと言う。
夏休み前から、ずっと行きたくないと言っていたから、よく頑張って行っていた。

じゃあ、今日はお休みってっ学校に言っておくよ。
私はあっさりと言う。

ほっとしたような、迷っているような表情の娘に後ろ髪を引かれながらも、じっくり話を聞く間もなく出勤。

私は授業後、やはり娘のことが心配で早退する。
管理職も早く帰ってあげて、と言ってくれる。ありがた

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#5 不登校だった息子の将来の夢とは

#5 不登校だった息子の将来の夢とは

中学時代不登校だった息子は、今、希望の大学を目指して猛勉強中です。
息子が書いた大学の志望動機について書いていきたいと思います。

勉強が面白い!大学受験をするにあたって、世界史を選択した彼は、その勉強がとても面白いらしく「今日は中国史が終わった」💪などと満足そうに教えてくれます。

「お母さん、○○って覚えてる?」「うん、聞いたことはある。でも、もう忘れた~笑。何した人だっけ?」というと、面白

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#4  不登校からの高校進学

#4 不登校からの高校進学

中学校で不登校になった息子が、毎日高校へ通えるようにるまでの経緯を書いていきたいと思います。

見学で出会った高校生たち中学三年生となり、夏休みくらいから、進路について少しずつ考えるようになりました。その頃には、支援教室には週に4日くらいは通えるようになっていて、行けば、少人数ではありながら、クラスのムードメーカー的な感じで楽しめるようになっていたようです。

なので、中学校へ行けてないことが、私

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#3  不登校だっていい

#3 不登校だっていい

今朝の新聞に絵本作家のヨシタケシンスケさんの記事が載っていました。タイトルは「自分の居場所を探しに行こう」。

逃げていい本当に生きるということは、自分の居場所探しそのものだと思います。

中学校時代に不登校になった息子は、学校に「行けなかった」けれども、本能で「行かないこと」を選択できたのだなと思います。
今になって思えば、よくぞ逃げてくれたと思います。

逃げることも出来ず、もしあのまま潰れて

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#2  不登校からの初めの一歩

#2 不登校からの初めの一歩

前記事で、息子が突然不登校になったことを書きました。

突然。
そう、親からしたら、それは突然に思われましたが、息子にしてみたら、突然ではなくって、我慢を重ねてきた結果であったはずです。

なんでも話せる親子関係だと思っていたけれど、息子なりに親に心配をかけたくなかったでしょうし、勇気を振り絞っての行動だったでしょう。

新学期は関係ない中2の新学期を迎え、クラスが変われば、これを機に、といった淡

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#1  不登校は突然始まった

#1 不登校は突然始まった

もうすぐ学校が始まります。
5年前の今頃、中1だった息子が突然学校へ行かなくなりました。
紆余曲折を経て、今、高校3年生となり、志望校へ向けて猛勉強中です。あんなに勉強が大嫌いだった息子が、どうやって今に至ったか。

今、お子さんが不登校で悩んでいる方や、自分自身がどうしていいか分からない子どもたちに、少しでも、何かの参考になればと思って、書いてみたいと思います。

それは突然始まった息子は小学生

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