#エッセイ
辞める人にかける言葉がわからない
今月と来月を合わせて、10人では収まらないくらいたくさんの人が辞めていく。今日も分かっているだけで3人が辞めた。誰かが辞めるたび、自分が薄情な人間である気がして嫌になる。
気がして、というか、実際そうなのだと思う。今度ご飯行きましょうね!みたいな積極性はまるで持ち合わせておらず、ただ相手の言ったことをオウム返しするだけ。お世話になりました、最後にお話しできてよかったです、またどこかでお会いし
5分の雑談すら苦しい
更衣室で着替えるとき、トイレで歯を磨くとき、休憩室からデスクまで向かうとき。そういうちょっとしたタイミングで5分くらいの雑談が発生することがある。それが、苦しい。
私は両親にあまり関心を持たれずに育った。とりわけ母親の方が無関心だった。産んどいて興味ないって何やねんという話ではあるが、そういう人間もいるらしい。
だから、「私の話なんて誰も興味を持ってくれない」という前提がこびりついている
「ケーキを食べたい」は本当に私の欲望なのか?
今年のクリスマスケーキはBAKEのチーズタルトにした。なぜなら、今まで食べてきたケーキの中でいちばん好きだから。
で、オンラインで注文して、24日にいざ解凍して食べようとしたら「食べたくない」と思った。
クリスマスにはケーキを食べるもの、という風潮に流されていただけだった。今年は一般的なサンタさんの砂糖菓子が乗っているようなホールケーキではなくて、小さなチーズタルトにした。それで私は「流
クリスマスイブに駅で走ってる人をみんなダチだと思えた日
大阪に行ってきた。初めての大阪、しかも一人。数日前から「乗り換え間違えずにできるかな…時間に間に合うかな…」と憂鬱だった。心配になるのって、「困ることがあっても私なら何とかできる」って信じられないからだよね。
あんまり心配していると自分に失礼だと思って、最後はエイヤッと覚悟を決めて行ってきた。やっぱり乗り換えに手間取った。笑
今の時代にネットで調べた情報と現実が違いすぎることってあるんだ。