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映画感想

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サブスクが主流の時代だからこそ、映画館に足を運ぶのさ。
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#映画感想文

岸辺露伴 ルーヴルへ行く

岸辺露伴 ルーヴルへ行く

渡辺一貴監督作品、高橋一生氏主演の「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」を見てきた。

荒木飛呂彦先生の「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフ作品である「岸辺露伴は動かない」シリーズの一つ「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」を映画化したのが今作。

ドラマ版を数話見ていて面白かったし、何より高橋一生という俳優が好きな私にとって、これは見ないわけにはいかない…!

そう思ってムビチケを購入し、いよいよ映画館に向かう。

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美しい彼らの応援に行く

美しい彼らの応援に行く

映画館で映画を観る時に、映画が始まる前に「上映中は静かに」とテロップがでる。

そりゃそうだ。
せっかく映画の世界に没入してるのに、ぺちゃくちゃと横でしゃべられたら気が散って仕方がない。
2000円近く払って、内容が理解できないとまでは言わないまでも、100パーセント楽しむことができなかったとなれば、それはせっかくの映画体験が台無しである。

だから私も映画を観る時は、極力静かに観ている。

ただ

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今夜、世界からこの恋が消えても

今夜、世界からこの恋が消えても

三木孝浩監督作品、道枝駿佑氏、福本莉子氏W主演の「今夜、世界からこの恋が消えても」を見た。

アカデミー賞でこの作品の存在は知っていて、なんとなく見てみたい作品だと思っていた。
でも、どこの配信サイトにもなくて半ば諦めていた。

でも、やっと配信された。
U-NEXT様々。ありがとう。

キービジュアルにある“消さなきゃいけなかったのは君と過ごした一年だった”という言葉の意味。
これは果たしてどう

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銀河鉄道の父

銀河鉄道の父

成島出監督作品、役所広司氏主演の「銀河鉄道の父」を観てきた。

門井慶喜氏の同名小説を原作とし、「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」などで有名な宮沢賢治没後90年を超えたこの令和の時代に、賢治父・宮沢政次郎の視点で、宮沢賢治の半生を描いた今作。

予告からちょい涙うるうるしてしまった私は、前売り券を迷わず購入。
1ヶ月前から、公開を待ち望んでいた。

そしてやっと見に行ってきた。
妹と一緒に、ポップコー

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美しい彼〜エターナル〜

美しい彼〜エターナル〜

酒井麻衣氏監督作品、萩原利久氏、八木勇征氏W主演の「美しい彼〜エタナール〜」を見てきた。

映画の予告の映像が本当に綺麗すぎて、「あ、これみたいかも」と思っていた今作。
ドラマ版を母から勧められてシーズン1、2と視聴し、念願の映画へ。

原作が「流浪の月」の凪良ゆう氏ということもあり、きっと感情表現が美しいのだろうなと期待を高めながらシートに座る。

あらすじ

以下ネタバレあり感想

とにかく美

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劇場版 TOKYO MER 走る緊急救命室

劇場版 TOKYO MER 走る緊急救命室

松木彩監督作品、鈴木亮平氏主演映画「劇場版 TOKYO MER 走る緊急救命室」を観てきた。

同名ドラマ版を見ていて、スペシャルドラマまで見ていたこともあり、映画化と聞いて「これは見に行かないわけがない」」と公開を待ち望んでいた。

公開からそう時間が経ってないことや、ゴールデンウィーク中ということもあり、座席は既に多くの人で埋まっていた。

母と一緒にペアシートに座って、映画が始まるのを待つ。

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THE SUPER MARIO BROS. MOVIE

THE SUPER MARIO BROS. MOVIE

アーロン・ホーヴァス、マイケル・ジェレニック監督作品、スーパーマリオブラザーズ主演の「THE SUPER MARIO BROS. MOVIE」を観てきた。

既に世界で1100億円の興行収入を突破している今作。

あの天下の任天堂で不動の人気を誇るマリオとその弟ルイージを中心に、ピーチ姫、キノピオ、クッパなどお馴染みのキャラクターに加え、あのドンキーコングと豪華な顔触れがスクリーンの中で大暴れして

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劇場版 きのう何食べた?

劇場版 きのう何食べた?

中江和仁監督作品、西島秀俊氏、内野聖陽氏主演映画「劇場版 きのう何食べた?」を見た。

今作は、もともとテレビ東京で放送されていた同名ドラマの映画化。
ドラマ版でも監督をしていた中江監督がそのまま映画の監督を務め、史朗さんや賢二を始め、お馴染みのキャストがスクリーンに帰ってきた。

ドラマ版はレギュラーもスペシャルも全部見てて、劇場版ではあの松村北斗が出ているのだから、これはもう見ないわけにはいか

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すずめの戸締り

すずめの戸締り

新海誠監督作品、原菜乃華氏、松村北斗氏ダブル主演の「すずめの戸締り」を見てきた。

この作品去年の11月公開で、早朝一本の上映だけとはいえども現在4月12日(鑑賞当時)。
半年ほど上映されてるロングラン作品である。

それで遅ばせながら私も鑑賞してきた。

何で今更?

もっと早く見に行けば、早起きしなくてもよかったのに。
そう、本当にそう。
何でけど、私新海誠監督の作品はちょっと苦手意識がある。

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シン・ウルトラマン

シン・ウルトラマン

樋口真嗣監督作品、斎藤工氏主演の「シン・ウルトラマン」。

後に「シン仮面ライダー」へと続くシンシリーズの2作目(シンエヴァ入れたら3作目)であるあるこの「シン・ウルトラマン」

なんだけど、庵野監督作品(庵野監督は企画、脚本、総監修)じゃないしなーと思って劇場には足を運ばずにいた。

そうして時がすぎ、とうとうアマプラで配信しているのを発見。

アカデミー賞で有岡大貴氏が新人賞を取っていた今作、

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シン・ゴジラ

シン・ゴジラ

庵野秀明監督作品、長谷川博己氏主演映画「シン・ゴジラ」。

公開当初に見て、あまりの衝撃になかなか頭から離れなかった今作。
ゴジラの迫力、そのゴジラに恐れ慄く人間。
そして、政府側の慎重すぎる対応。
全てがリアルな視点で描かれていて、見ていてずっと鳥肌が立っていたのを、今でも覚えている。

私は特撮が特別好きというわけじゃなかったけれど、この映画はなんだかとても好きな作品になった。
DVDを買うほ

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