![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/117216990/rectangle_large_type_2_375bc6f16e20bf6fd8fb7c42d929f404.jpg?width=800)
自己決定感を高めて自分の人生を生きる
先日、自分軸についての記事を書きました。
自分軸を持つということは、自分自身が選択して物事を決められる「自己決定感」を持つことでもあります。
自分で決めて自分の人生をコントロールできるという感覚は、幸福度を高められる大事なものです。
それが足りないと、途中で自分の人生の意味が分からなくなったりするんですよね。
「自分で選択し自分で決めた自分の人生」
「誰のものでもない自分の人生」
に責任と自信を持っていきましょう,
人生の土台となる、生きる意味に繋がる部分だと思うんです。
生きることは選択の連続です。
人は毎日3万5千回以上の選択をするそうです。
あと10分ベッドにいるか、何を食べるか、何を着るかに始まり、どこの学校に進学するか、どの分野を学ぶか、どんな仕事をするか。
その選択の積み重ねが自分を作っていくんですよね。
それが自分の選択ではなかったら、、、
誰かの意見に偏った選択、誰かの期待にそう為の選択だったら、、、
自分の人生を生きているという感覚はなくなってしまいます。
何のために生きているのか突然分からなくなってしまうかもしれません。
他人軸の考え方だとだんだん、自分がどうしたいか分からなくなってしまいます。
きちんと自分の気持ちと向き合って選択していくことが、自分の人生を生きるということだと思います。
つまり、それが分からなくなってしまうと自分の人生を歩んでいるという実感がないんですよね。
他人の人生、誰かの為の人生、親の為の人生。
それでは自分が取り残されてしまいます。
幸せを感じることもできなくなってしまいます。
私は小さい頃から自分の意見をしっかり持っていた方だと思います。
でも、うちの母は私に選択をさせるということをしませんでした。
「親が決めたことに従えばいい」「親の言うことは絶対。」
そういう方針です。
何を食べたいか、どんな服が好みか、何色が好きか、そういう全てを私に聞いたりすることもなく、興味もなかったんじゃないかと思います。
洋服や小物など必要なものは一緒に選ぶのではなく、全て母が勝手に選んで買ってきました。
習い事はいろいろやっていましたが、全て母が決めたものです。
私にやってみたいかどうか、興味があるかなど聞いた事は1度もありませんでした。
「決められたからやるしかない。」
ただそんな義務感でやっていたのを覚えています。
やりたくて始めたわけでもないピアノを毎日練習しなければいけないのが苦痛な時もありました。
「練習していない!」と怒られても、練習しなきゃいけない意味も怒られる意味も分かりませんでした。
それでも当時はピアノを習っている友達の数がとても多く、それを当たり前のこととして捉えていました。
私の場合は、そんな環境でも自分の意見と強さを持っていて(主張はしないけど)、だから思春期もそれなりに乗り超えていけたんだと思います。
同じ環境でも、もっと心が弱くて人の気持ちに振り回されてしまうタイプだと、親の意見に流されすぎて自分を見失ってしまう場合もあると思うんです。
今自分が親になってみると、「自分の時のようにはさせたくない、子供の気持ちや意見を大事にしたい」と思います。
子供の意見を聞いたり、一緒に選んだりするように心がけています。
小さい頃から子供に考えさせ選択させるのは、自己肯定感と自己決定感を高める上でとても大事だと思います。
私が経験からそれらを心がけていても、子供それぞれの感じ方や受け取り方は違うので別の不満を持っているかもしれません。
それでも、私なりにいいと思うことを信じて子育てに取り入れていくしかないのです。
もちろん、子供達の声に耳を傾けながら。
本当に自分のやりたい方を選んでいるかな?
無意識に選んできたけど、実は親の希望にそうような選択をしていなかったかな?
そう考えると、そこに疑問を感じる方もいらっしゃると思います。
でもそんな自分を変えるのはいつからでも遅くはないです。
それに気がついた時から、自分の本当の心に耳を傾けてください。
自分の心に嘘をつかず、正直になってみてください。
誰にも気を遣わないあなたの本心ですよ。
「一つ一つの小さな選択の積み重ねが、自分の人生を自分が決めて歩んでいく道」に繋がっているからです。
もし誰かのために選択していたという事実に気づいたら、ショックを受けるかもしれません。
それに気がつくと、今までの自分を否定されたような悲しい気持ちになるかもしれません。
でも、気づいた事は大きな1歩です。
そこからは確実に前に進んでいけるのです。
だから振り返って考えることはしても、絶望せずに前を向いて自分に優しくしてみてください。
そんなあなたを応援しています。
自分で自分の人生を選んで歩んでいきましょう。
あなたの人生はあなたのものだから。
先日書いた自分軸についての記事もよろしければのぞいてみてください↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?