地域づくり連合会インターン

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最近の記事

『柄立』(がらたて)の発祥〜松翁堂吉岡製菓さん

明治時代から続く黒壁スクエアから少し離れたところにひっそりと佇む和菓子屋さんがあります。お店の名前は「松翁堂吉岡製菓」さん。長浜などの湖北地域などで見られる郷土菓子「柄立(がらたて)」の発祥地でもあります。今回はお店を切り盛りする吉岡ひろこさんにお話を伺いました。 ~お店のこだわり~ *甘さ控えめの和菓子  昔は「和菓子=とても甘いもの」という考えでしたが、現代に合わせて、甘さ控えめで作っていらっしゃいます。甘さ控えめなので甘いのが苦手な人でも気軽に食べることができ、たく

    • インスタ映えするうどんならココ‼~うどん馳走山石土平さん~

      行列の絶えないうどん屋さんがあると耳にして訪問したのが、「うどん馳走山石土平さん」。土曜日の13時ごろに伺いましたが、満席。数十分待って店内に入ることができました。 うどん馳走山石土平さんについて うどん馳走山石土平さんは、うどんをご馳走のようにしたいということで「馳走」を、店主の岩坪さんの苗字の「岩」を山と石、「坪」を土と平に分解して繋ぎあわせて「山石土平」、それらを組み合わせて「うどん馳走山石土平」という店名にされたそうです。 店主の岩坪さんは市役所に30年勤めた後

      • 古民家×ケーキ屋さん!?中嶋菓子店さんを訪問してきました‪‪𓂃 𓈒𓏸◌‬

        長浜駅東口を出て徒歩3分程歩いた所に『町家浪漫菓子中嶋菓子店さん』があります。2022年5月にオープンされたばかりの古民家をリノベーションしたモダンな雰囲気の漂うケーキ屋さんです。 店内に入ると、たくさんのケーキがショーケースにズラリ。そしてお菓子の甘い香りが漂います…。お菓子好きの人にはたまらない匂いです。ショートケーキ、モンブラン、ロールケーキ…たくさんの種類のケーキがあるので選ぶのに迷ってしまいそうです。 また、店内にはアンティークなものもたくさん飾られていました。

        • 白餡を使ったお花のケーキ!?従来にはなかったような可愛いケーキが長浜に😳

          みなさんは、白餡を使ったお花のケーキをご存知ですか?これを聞いて、「和菓子と洋菓子が混ざったケーキってなんだろう」って思う人も少なくないと思います。そこで、今回はオーダーメイドで白餡を使ったお花のケーキを作るtroncさんにお邪魔してきました。 troncさんって…??  troncさんは黒壁スクエアから少し離れたところの住宅街にあるお店で、佐藤幹子さんが一人で切り盛りされています。中学校の時からケーキを作るのは好きだったこともあり、お店をオープンされました。  店名の

        『柄立』(がらたて)の発祥〜松翁堂吉岡製菓さん

          歴史ある曳山祭り〜伝統の継承を担う方々に話を伺ってきました〜

          長浜曳山祭りのはじまり 安土桃山時代、長浜城主であった豊臣秀吉に男の子が生まれました。喜んだ秀吉は、城下の人々に砂金を振る舞い、町民がこれをもとに曳山を作り長浜八幡宮の祭礼に曳き回したのが、長浜曳山祭りの始まりと言われています。 曳山博物館と三役修業塾 平成12年10月1日にオープンした曳山博物館は長浜曳山祭に出る本物の曳山を展示するほか、曳山の修理を行う修理ドックや講演会や伝統芸能の発表会を行うスタジオを備え、曳山の文化の普及や伝承、保存という大事な役割を担っています

          歴史ある曳山祭り〜伝統の継承を担う方々に話を伺ってきました〜

          記念日や女子会にぴったり!🎁〜filles de la ferme(フィーユ ドゥ ラ フェルム)さんへ行ってみた〜

          今回私が訪れたのは築80~90年ほどの古民家を利用した落ち着いた雰囲気のお店、filles de la ferme(フィーユ ドゥ ラ フェルム)さん。長浜のまちなかから少し外れた閑静な住宅街にある隠れ家的なお店です。 filles de la ferme (フィーユ ドゥ ラ フェルム)さんって……? filles de la ferme(フィーユ ドゥ ラ フェルム)さんは、フランス料理人とスペイン料理人の2人でお店を切り盛りされています。今回は徳田綾子さんにお話を伺

          記念日や女子会にぴったり!🎁〜filles de la ferme(フィーユ ドゥ ラ フェルム)さんへ行ってみた〜

          長浜の文化を継承!三役修業塾

          今回は曳山博物館で練習している三役修業塾にお邪魔しました。 三役修業塾は、長浜曳山こども歌舞伎の、振付・太夫・三味線の三役の養成を目的に開講しました。曳山博物館では、定期的に練習の成果を披露する発表会が行われているようです。 訪問時は歌舞伎の稽古をされていました。「御所桜堀川夜討弁慶上使」というお話を練習しており、初めて歌舞伎を見ましたがすごい迫力でした。ただ、内容を聞き取るのが難しかったので先生に教えていただきました。 先生をしている岩井小紫さんは生まれてから今までず

          長浜の文化を継承!三役修業塾

          ここにしかないものがたくさん?!鉄道スクエア

          「長浜を子供にも楽しんでほしい」と考えてインターンに参加した私は、子供目線で長浜の魅力を発信する記事づくりを目指しています。長浜で子供が楽しめる場所ってどこだろう?と考えて浮かんだのが『ヤンマーミュージアム』とここ『長浜鉄道スクエア』でした。 長浜鉄道スクエアは長浜駅からとても近く徒歩5分以内です。 また、入場料は大人が300円、子供が150円とリーズナブル。気軽に足を運べる施設です。 長浜鉄道スクエアとは?長浜鉄道スクエアには3つの施設があります。現存する日本最古の駅舎で

          ここにしかないものがたくさん?!鉄道スクエア

          スペイン料理以外にもBBQができちゃうお店「エルオチョ」さんに行ってみました!‪ 𓎩𓌉𓇋 ‎

          長浜駅西口から約徒歩10分歩いたところに本格的なスペイン料理を味わえるお店があります。琵琶湖沿いの長浜文化芸術会館のすぐ横にお店を構える「ELOCHO(エルオチョ)」さん。店主の金澤淳(かなざわまこと)さんが切り盛りされているお店です。 地産地消を取り入れた本格スペイン料理 できるだけ地元の食材を使いたいとおっしゃる金澤さん。実は、ご自身で魚を捌いたりしているそうです!さらに、鹿やイノシシも捌くこともあるそうです…‼ 今回頂いたお料理 <スパニッシュオムレツ> ジャガイ

          スペイン料理以外にもBBQができちゃうお店「エルオチョ」さんに行ってみました!‪ 𓎩𓌉𓇋 ‎

          誰にとっても居心地の良い場所に〜長浜市立長浜図書館〜

          長浜図書館は、昭和58年に開館した朝日町から令和元年12月に高田町のさざなみタウン内に移転しオープンされました。 1階には小学校高学年から高校生くらいまでの子供から大人へと向かう世代に向けたYA(ヤングアダルト)の本棚や、一般向けの日本の小説やエッセイなどが並べられている読み物の本棚があります。 このYAコーナーの壁にあるイラストは令和3年に 滋賀県立大学の学生に書いてもらったものだそうです。この可愛らしさイラストと館内の雰囲気がマッチしており、とても明るい印象になってい

          誰にとっても居心地の良い場所に〜長浜市立長浜図書館〜

          糀の魅力を世の中へ!ハッピー太郎醸造所

          今回は湖のスコーレ内にあるハッピー太郎醸造所さんを取材しました。 湖のスコーレに入るや否や、立ち込めてくるチーズのような匂い。おしゃれで統一感のある館内の一角にハッピー太郎醸造所さんがあります。今回はそのハッピー太郎こと池島さんを取材します。池島さんはお酒が大好きで、自分のお店を持つ前は酒蔵で働いていたそうです。お酒への愛がひしひしと伝わってきます。 発酵食品を作る上でのこだわりは? 発酵食品はお米の中に菌を入れるとドロドロになることを利用して作られており、食べた時の吸

          糀の魅力を世の中へ!ハッピー太郎醸造所

          受け継がれる伝統 清湖堂

          今回は大通寺の東通りにある歴史ある和菓子屋さん「清湖堂」さんを取材します。 大通寺の東通りの静かな路地に佇む和菓子屋。清湖堂は昭和4年創業で現在の店主は3代目だそうです。昔から和菓子が好きで、長男だったこともありお店を継いだとのこと。一度長浜から離れていたが、長浜に帰ってきてお店をすることになった時、周辺地域の人に受け入れてもらい仲間意識が芽生えたそう。その環境のおかげで商売がとてもしやすいそうです。長浜の地域の雰囲気が伝わってきますね。和菓子作りの面白さをお聞きすると、自

          受け継がれる伝統 清湖堂

          美味しいお酒と美味しい肴を〜喜怒哀楽に寄り添うぺんぎん食堂〜

          大手門通りの狭い路地を進んだところに隠れ家的要素のある居酒屋がありました。その名は『ぺんぎん食堂』🐧 ぺんぎん食堂とは? このお店を切り盛りする店主嶌さんは2019年3月に56歳で天職だと思っていた小学校教師を辞め、このぺんぎん食堂を2020年1月8日にプレオープン、そして2月1日にグランドオープンし、第2の人生をスタートさせました。 このお店はカウンター8席、6人掛けテーブル席1つの14名が定員のように見えますが、嶌さん1人でお店を切り盛りしているので今は最大8名が定員

          美味しいお酒と美味しい肴を〜喜怒哀楽に寄り添うぺんぎん食堂〜

          音楽で人と人とをつなぐ『多目的ハウス川崎や』

          旧国道8号線大宮前信号を曲がったところにあるやわた夢生小路を進むと見えてくるのが『多目的ハウス川崎や』だ。 この建物はかつて安くて美味しい人気なうどん屋さんだったんです! その後空き家になってしまっていたこの建物ですが、平成14年11月9日にさまざまな人に広く活用していただく多目的スペースとしてオープンされました。現在の『川崎や』という名前はかつてのうどん屋『川崎屋』から名付けられました。 外からみると一見普通の古民家のように見ますが、実際は音楽ライブの会場やギャラリーとし

          音楽で人と人とをつなぐ『多目的ハウス川崎や』

          江戸から続く町家であなたも『ひといき』しませんか??

          黒壁スクエア大通寺表参道にある『Cafe inn ひといき』 2020年11月江戸時代から建つ町家をリノベーションした1日1組限定の旅館です。中にはカフェがあり、泊まらない人でも利用することができます。現在2023年3月に現在の棟の2件隣に貸切サウナ付き新棟をオープンし、名前も『Cafe inn ひといき』から『和乃リトリートひといき』に生まれ変わります。 客室はメソッドタイプとなっており、ゆっくりとくつろげる空間となっております。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

          江戸から続く町家であなたも『ひといき』しませんか??

          ルーペの向こうは驚きがいっぱい!「古書&cafe Loupe舎」

          黒壁スクエアから八幡宮へ向かう通りに少し変わった古書屋さんがあります。その名は『古書&cafe Loupe舎』!! このお店の1階は理数系の専門書を中心に幅広いジャンルの本が並べられているだけでなく、顕微鏡などのサイエンス雑貨も置かれておりワクワクするスペースになっています。古書と古民家という組み合わせがマッチしています。2階は大正ロマンをイメージしたカフェになっています。 ルーペ舎とは? このお店を経営するのは河嶌敬治さん。河嶌さんは教育学部の大学を卒業後、教師となり理

          ルーペの向こうは驚きがいっぱい!「古書&cafe Loupe舎」