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音楽で人と人とをつなぐ『多目的ハウス川崎や』

旧国道8号線大宮前信号を曲がったところにあるやわた夢生小路を進むと見えてくるのが『多目的ハウス川崎や』だ。
この建物はかつて安くて美味しい人気なうどん屋さんだったんです!
その後空き家になってしまっていたこの建物ですが、平成14年11月9日にさまざまな人に広く活用していただく多目的スペースとしてオープンされました。現在の『川崎や』という名前はかつてのうどん屋『川崎屋』から名付けられました。

お店の外観

外からみると一見普通の古民家のように見ますが、実際は音楽ライブの会場やギャラリーとして多くの人々に、利用されています。しかしここはライブハウスではありません。近隣の住民の方への配慮としてエレキギターやドラマなど音が響く楽器の使用は禁止されており、また観客も40名までとなっています。

清水政伸さんにインタビューしてきました!

この多目的スペース川崎屋を管理している清水政信に直接お話を伺ってきました。
Q1.なぜこのような多目的スペースを運営するようになったのですか
空き家となっていたうどん屋「川崎屋」を夢生小路商店街のまちづくりの中心となる建物として借り受けたことがはじまりです。
Q2.古民家で演奏する魅力は何ですか
お客さんとの距離が近く、落ち着きのあるライブを楽しめることが魅力となっています。
Q3.この場所を通して、地域の人同士のつながりが増えたり町の活性化に繋がりましたか
繋がりは増えたと思います。ここが出会いの場になり結婚した人や、ここで出会った人と音楽活動を始めた人もいます。人と人の繋がりが増えたとは思いますが、この活動が地域活性化に繋がってるかは微妙です笑
Q4.どのような方が普段ここを利用されていますか
全国各地からミュージシャンの方などが利用されています。また、大学生の方が演劇を行ったりなどとしても使われています。ここはお酒の提供をしていないので小さいお子様たちも安心してきていただくことができます。
Q5.最終目標を教えてください
音楽イベントの見本になって音楽を広げていきたいと思っています。
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私が取材させていただいた日は渡邊香澄さんの箏の演奏があり、リハーサルを少し覗かせていただきました。開演前からすでにたくさんのお客さんが列に並んでおられました。そういった演奏会を見たのが初めてで、新しい発見をすることができました。
皆さんも是非さまざまな形で『多目的スペース川崎や』さんを利用してみてください!


ライタープロフィール
滋賀県立大学 1回生 れな
友人と長浜に訪れた際に長浜のレトロで美しい町並みに魅力を感じインターンに参加しました。趣味はカフェ巡りです。よろしくお願いします


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