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女の子の自然豊かな田舎生活~四季~ 映画「リトル・フォレスト 夏・秋・冬・春」★3,5

漫画の実写化。「変わりゆく季節の中で自然を味わう」

監督森淳一 原作五十嵐大介
2014年8月 111分「リトル・フォレスト 夏・秋」
2015年2月 120分「リトル・フォレスト 冬・春」

良くも悪くも、思った以上に原作に忠実だった。むしろ、忠実すぎて面白味に欠けるという部分はある。格別驚くべきところもないが、漫画とは違う質感を持った映像に、それなりの満足感は得られた。

「四季」が題に冠せられているが、実際の撮影も1年かけて撮影されており、この地域の四季の色鮮やかな美しさや、多様な動植物の豊かさが、全編通して映し出されていて、心に優しく、和む。

この作品の目玉は、自然な食材を使った料理だと思うが、原作通りに様々な料理が出てきて、どれもこれも美味しそうだった。個人的には納豆餅が食べたい。あとチャパティ。(フードディレクション、「eatrip」)

インタビューによると、橋本愛さんの一番好きだったのは、イワナの塩焼き(夏)と栗の渋皮煮(秋)、らしい。森淳一監督は、くるみごはん。基本的にここ(岩手)のお米はおいしいと、書いてあった。

ちなみに、橋本愛さん曰く、一番大変だったのは鴨をさばくシーンだったと。一回勝負だし、そもそも内臓とかが人一倍苦手だったそう。また、虫も苦手とあった。女優さんも大変だよなー。

一つ、原作の中で気になるシーンがあった。空が、雲と晴れで割れてるところ。これを実写で見れるかなーと思ってたら、冬の最後(たぶん)に出てきて嬉しかった。ああいう空って実際に見れるのかな?見れるか。

わたしは 青い光と黒雲に 真っ二つに割れた 空を見た。

満足。







原作漫画。

橋本愛、森淳一のインタビュー等、掲載。

☆\(^^)/★

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