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アーユルヴェーダの知恵

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5000年前から続くアーユルヴェーダの生きる知恵を日々まとめています。何かに迷った時のヒントになったら嬉しいです。
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2020年8月の記事一覧

自己肯定感を得るためには、痛みのステップが必要になる

自分を愛して、
大切にして生きていくためには

自分を深く理解して、
自分を受け入れていくことが大切で、

これを言い換えると、

自己肯定感を高めるためには
自己理解と
自己受容が大切である、になります。

でも、
そんなことはみんな分かっていて、
こうして言葉にしてしまうと、

「自己肯定感を高めるためには、
自己理解と自己受容が大切ね」と
簡単に思えますが

実際にはこのステップは
大きな痛

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心地よさの積み重ねから

心地よさの積み重ねから

同じ出来事が起きても、

それを「心配する時」と
それを楽しんで
「わくわくする時の」違いは

自分自身を疑って
不安になっている時に
私たちは「心配」になり、

自分が満たされて、
信頼してい時に
私たちは楽しく「わくわく」になるのだと思います。

だとしたら
何が起きても、
いつも「わくわく」の方を
選びたいなと思うものだと思います。

そのためには
自分自身を満たして、穏やかで、
起こること

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不食の人はお腹が空かないの?

不食の人はお腹が空かないの?

不食の人というのは昔からいますが、

そんな話を聞くと、
「本当にお腹すかないの?」と
毎回疑問が沸いてきます。

森美智代さんの著書
『霊性を高める少食法』などにも
紹介されていますが、

脳波と空腹感の間には
関係があるようです。

私たちの通常時の脳波は
ベータ波といわれていますが、

この状態の時に食事を抜くと、
空腹を強く感じます、

だから私たちは通常で
3食+間食、くらい食べますね。

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それは自分の世界に、
どっぷりはまっているだけ、そこに真実はありません

それは自分の世界に、 どっぷりはまっているだけ、そこに真実はありません

人はいろいろなことに悩むものですね、

「なんでそんなことで悩むの?」
なんて、他人の悩みは
なんてことないように見えたりしますから

同じ世界に住んでいるようで、
みんな違う世界に住んでいる、って
ことですね。

普段は、
そんなことも忘れて、
ついつい自分の世界にどっぷりと入り込んで
しまうものです。

自分の世界だけけが
「現実」のような気がして、
どんどんどんどん世界が狭くなっていきます。

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自分自身が喜ぶ人生を送ることが、わたしたちの使命なのかもしれない

自分自身が喜ぶ人生を送ることが、わたしたちの使命なのかもしれない

自分の使命はなにか、と考えることは
誰にでもあると思うのですが、

そこに
こだわってしまうと、

それは執着になって、

「私の使命はなんだろうか、、、」と
いつまでも考えて
なかなか思うように見つけられず、

辛くなってしまうものなのかもしれない、と
思うことがあります。

人に影響を与えることこそ素晴らしい、とか
困っている誰かのために
自分の使命はあるはずだ、とか
人のためになるような

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心が不安や怒り、焦りに傾かないために

心が不安や怒り、焦りに傾かないために

今年に入ってから
世界全体が​不安な感じ、

日本全体も、
これからどうなっていくんだろか、、、という
​不安な気持ちが漂っていますね。

このようなとき、
​わたしたちの心の質はラジャスが増しやすく、

攻撃的になったり、
疑い深くなったりして、
同時に、
恐怖感や焦りがでてきます。

​起きてもいないことや、
まだ分からないことを
「これから起きるに違いない」と思って
​鬱々としてしまったり、

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土の時代から風の時代に。私たちも少しづつ変化していく時

土の時代から風の時代に。私たちも少しづつ変化していく時

今、世の中では、
米中衝突や戦争、
コロナが悪化するかもしれない、など
悪い未来ばかりが描かれています。

でも、私たちの世界は、
私たちの思いが現実になる世界。

私たちが意図したことが、
現実になっていきますから、

このようなネガティブな思いばかりが
先行してしまう今だからこそ、

あえて意識をして、
良い未来を想像しておくことが大切になると思います。

今は、
土の時代から風の時代に
移行

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2020年もあと少し。恐れや不安にひっぱられず、
常にニュートラルで

2020年もあと少し。恐れや不安にひっぱられず、 常にニュートラルで

8月も残り10日間、
毎年8月が終わるとすぐに年末。

バタバタとスタートした2020年も
あっという間に終わりますね。


私たちは毎日
何かしらの仕事や
やるべきことに追われているもので、

それらは、
どれもとても大切で、
重要なことばかりだと思います。

それでも、私たちにとって
一番大切な仕事
やるべきことは、

やはり
自分を調えておくこと、

だと私は改めて思います。

自分のバラ

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まずはニュートラルに戻す

まずはニュートラルに戻す

私たちの多くは起きたことに対する反応、で
人生が終わってしまいがりです。

何かが起きて、
それに対して、
あ~嫌だ、最悪だ、なんで私だけ、、、
という反応をして、

その現実がすでに終わっていても
またそれを思いだしては、

ずっと、
あ~、最悪だ、なんで私だけ、、、
と続けています。

こうやって書きだしてみると
ぷぷっ、と笑えますが、
これが私たちのほとんどだったります(笑)

日々の出来事

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ショウガで夏バテ防止を

ショウガで夏バテ防止を

ショウガはすべての体質の人にとって
最高の消化促進剤になってくれます。

暑い今の時期は
冷奴におろしたショウガを添えて食べますが

お豆腐や発酵食品はカパの強い食べ物になりますので、
ショウガと一緒にとることで、
消化がされやすくなるのです。

また寒い時期は、
ヴァータがあがるため、
そのバランスを取るために、
脂っこいもの、甘いもの、根菜類などなど
重たい質の食べ物を身体が欲するものですが、

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負の連鎖を自分のところで断ち切る

家の中で、
誰かひとりが怒っていたり、
イライラしていると、

それが伝染して、
家中みんなが
イライラしたり、不安になったりしてくるものです。

こんな経験は誰にでもあるもので、
これは家族間だけでなく、
友達間や職場などでも同じで、

同じ場を共有している人の
エネルギーは当然受けやすくなります。

でも、
このイライラや怒りや不安や悲しみなどの
負のエネルギーは
どこかで、誰かが
立ち切らな

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5つの「健康の定義」

5つの「健康の定義」

アーユルヴェーダの
二大古典医学書のひとつ

「スシュルタ・サンヒター」には

以下の5つを
「健康の定義」としています。

1、ドーシャがバランスしている
本来の自分のドーシャバランスで生きている。
(本来の自分のエネルギーバランスで生きている)

2、アグニ(消化力)が正しく働いている
アグニ(消化力)が正しく働かなくなると、
アーマ(未消化物、毒素)が体内に溜まり、
病気の元をつくりますから

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インド占星術と西洋占星術の思想の違い

インド占星術と西洋占星術の思想の違い

インド占星術と西洋占星術、
いろいろ違いはあるように感じます。

12星座に分割して見ていくことには
どちらも変わりはありませんが

12星座のはじまりの起点が異なること、
これが
インド占星術と西洋占星術の大きな違いになっています。

詳しく書くと難しくなってしまいますが、
つまり、起点が違うことで、

今まで、
西洋占星術で自分が思っていた「自分の星座」と
インド占星術で見る「自分の星座」が

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今、心配事が多い人は

今、心配事が多い人は

日々、いろいろな心配事って
心の中に沸いてきます。

将来に対する心配、
仕事に対する心配、
お金に対する心配、
健康に関する心配、

家族に対する心配、
パートーなーに対する心配
子どもに対する心配
介護に対する心配

などなど、
心配を挙げたらきりがありません

放っておけば頭の中は
心配でいっぱいになってしまいます。

でも、そもそも
「心配」の根本をよくよく見てみたら

自分を守りたい、

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