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インド占星術と西洋占星術の思想の違い

インド占星術と西洋占星術、
いろいろ違いはあるように感じます。

12星座に分割して見ていくことには
どちらも変わりはありませんが

12星座のはじまりの起点が異なること、
これが
インド占星術と西洋占星術の大きな違いになっています。


詳しく書くと難しくなってしまいますが、
つまり、起点が違うことで、

今まで、
西洋占星術で自分が思っていた「自分の星座」と
インド占星術で見る「自分の星座」が
異なることがある、ということ。

たとえば、私でいえば、
西洋占星術でみれば
「射手座」でしたが、
インド占星術で見ると「さそり座」になります(笑)


また重要視する惑星が違ってきます。

西洋占星術では「太陽」を重視しますが、
インド占星術では「月」の位置を重視します。


そしてそれは、
思想的な違いから来ている、といわれています。


太陽は占星術では
社会性や自我意識を表します。

つまりは西洋占星術では、
現世での成功や発展を重視してみていきます。


それに比べて
インド占星術では月の位置を重視します。

月は心や感情を表すもの。

内面の世界、
心を重視してみていくということになります。


つまりは

西洋占星術は
自己実現、自分の自我が求めること重視、
自我を満たしていくことを重視、
するのにくらべ、


インド占星術は
自己放棄の道、
自我を捨てていくことを重視していく、
ということになります。


もちろん西洋占星術も内面の成長もみていきますし、
インド占星術でも、現世での成功や発展も
もちろんみていきますが、

インド占星術では、
人の運命はある程度星回りで決まっていて、
現実、現象を変えることはできない。

だからこそ、
魂を成長させ、精神的に成長させることで、
現実を楽しく生きていきましょう、という
考え方が根底にあります。


起こる現実に意味はなく、
だからこそ現象に左右されることのない、
魂と心をつくっていきましょう、
ということですね。


持って生まれた星まわりとはいえ、
一喜一憂することはまったくなく、

自分の持って生まれた運命、性質、特質の中で
どう私たちが幸せに生きていけばよいか、

そのために
どう心を調えていけばよいか、というところに
結局はいきつくのだと思います。


西洋占星術とインド占星術の違い、
思想の違いの部分も大きいですね。


すべては捉え方次第、
すべては自分次第。

自分をどう調えておくか、
それがすべて、ということですね。

明日もどうぞ素敵な1日を!

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