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家相について

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運気の強くなる家(部屋)〜コロナ禍の風水⑩最終

家相の基本的な考え方は、家族構成によって、各人に関係する方位が凶相になっていないことと、やりたいことや必要な運に関する方位が盛相になっていることです。

たとえば、先日あったご相談ですが、年頃の娘さんがいて、この娘さんは、それなりの器量もあるのに、不思議と男性との縁がなく、やっと相手ができたと思ったら、とんでもないダメ男だったわけです。

私はすぐに、家の結婚の方位が凶相であることを指摘しましたら

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運気の強くなる家(部屋)〜コロナ禍の風水⑨

私が武蔵野算命塾として占い師と名乗るまで、知らなかったことがあります。
それは、風水では、生年月日やその人の状況を加味して観るということを、私は教わったわけですが、世間では、そういうことを無視して鑑定する「家相の先生」という人たちが大多数だったということです。

どういうことかと言いますと、公務員であろうが、自営業であろうが一緒、子供が男の子だけであろうが、女の子だけであろうが一緒、ということにな

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運気の強くなる家(部屋)〜コロナ禍の風水⑧

ここでは風水のお話をさせていただいておりますが、勉強会ではありませんので、あまり肩肘をはらずに、感覚的に捉えていただければよろしいと思います。

ただ、いくら感覚的とはいいましても、これだけは守っていただきたいということは、いくつかありますが、その中の筆頭は、主人の位置に不浄物(お風呂・トイレ・階段等)を置いてはいけないということです。
特にトイレやお風呂がありますと、重篤な病気か、出世しないとい

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運気の強くなる家(部屋)〜コロナ禍の風水⑦

風水の基本的な考え方は、全員共通で家にとって重要な位置と、各人にとって関係してくる位置の両方に、お風呂・トイレ・階段といった凶相になるものがないことです。

例えば、金運を意味する方位(お金の種類によって2箇所あります)が凶相になっていますと、必要なお金が足りていないことになります。
ただし、自分にとっての必要なお金ですから、金額としては他人より多めに入っている場合もあります。

ここでお断りして

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運気の強くなる家(部屋)〜コロナ禍の風水⑥

現代の家やマンションが、昔の家と大きく違うところは、壁が多いことと、気密性が格段に高いことです。

まず、壁が多いということは、風水的には意味が強くなるということですから、盛相(風水的な吉相)であれば、その意味は強く、凶相であれば、それが意味する運気はさらに悪くなります。

現代の家は、一戸建てにしろマンションにしろ、注文住宅と言ってはおりますが、あらかじめ用意された家なので、「住みやすさ」よりも

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運気の強くなる家(部屋)〜コロナ禍の風水⑤

以前にも書きましたが、私どもは、人生最後の買い物として家を買うのなら、土地付きを勧めます。

それは、金運は土性なので、土地付きも家の方が金運をつけやすいですし、日本の家屋は狭いので、どうしても限界がありますから、それを補おうと思ったら、土地が必要になるからです。

また、家というのは、通常は運気を念頭に入れて建てているわけではありませんので、例えば出世運や結婚運などに欠点が出やすいわけですが、い

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運気の強くなる家(部屋)〜コロナ禍の風水④

前回でお伝えしましたように、デタラメな風水指導がビックリするほど多いわけですが、どうしてこんなことになるのか、私ども業に推測してみました。

まず、日本人は、家相について暦経由で浸透してきたことが大きいと思います。
暦というのは「天からの伝言」みたいなものですから、そこに簡単ですが家相の記述があるので、どうしても家相の先生の言うことは、無条件で受け入れやすくなっています。

次に、家相は本来、中国

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運気の強くなる家(部屋)〜コロナ禍の風水③

本論に入る前に、風水のご相談に来られた方達に聞いた、他の占い師の信じられない話をしておこうと思います。
私どもの手がけた仕事よりも、実際に聞いた失敗例の方が、風水の影響力について、わかりやすいと思いますので。

※ここからは、ノウハウに関わりますので、あまり具体的なことは書きません。

<事例1>
「子供がまったく勉強をしない」というご相談を受けたので、「部屋のある方向に大きな窓があるはず」と鑑定

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運気の強くなる家(部屋)〜コロナ禍の風水②

風水では、家の形が家運、間取りが性格とか健康に影響することになります。
風水は運気の基本で、5年くらいで浸透して、徐々に効果を現し、長く影響力を持ちます。
ですから「私の今年はどうですか?」というような単発的な相談ではなく、私どもの”年間サポート”のように、ある程度の期間や、会社のご相談などを受けた場合には、必ず家相のチェックから始めます。

たとえば、運気の根本は北西ですから、ここが風呂とかトイ

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運気の強くなる家(部屋)〜コロナ禍の風水①

昨年から、新型コロナウイルスの影響で、外出を控えたり、在宅勤務・テレワーク・リモートワーク等で家にいる時間が多くなっていることと思います。
また、テレワークの普及で、オフィスが大都市にある必要がないことがわかり、安価な予算で広いオフィスが手に入る、地方へのオフィス移転や、ともなって地方に引越しをする人がデータ的にも増えているようです。

そうなりますと、家の運気や、仕事への影響力が増すことになりま

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家相は大事:7

家相は大事:7

家相を拝見していますと、その家族の誰かの「居場所がない」ということがります。
その方の位置、例えば長男なら東に不浄物(階段・トイレ・お風呂など)がある場合は「長男の位置が凶相」という言い方で、その人の性格や行動、健康に欠点が出てきますが、もっと問題なのは、その部分が大きく欠けていたり、到底人が住める状態になっていないことがあり、そういう状態を「居場所がない」という言い方をします。

「居場所がない

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家相は大事:6

家相は大事:6

最近、問題になっている「いじめ」や「登校拒否」について、家相が原因となっていることが多いようです。

テレビに出る評論家やコメンテータの先生方は、現象の分析はよくされますが、そもそもその原因は何かを仰いません。
ひとつひとつの事例について「これが原因、あれが原因」と後出しジャンケンのように言われますが、同じようなことをやっている子はいるのに、なぜその子だけそういうことになってしまったのか、というこ

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家相は大事:5

家相は大事:5

●ケース3

武蔵野算命塾の会員様から「友達が家を建てるので、いつ建てたらいいか相談にのってもらえないか」という依頼がありました。もちろん了解しましたが、その時に気になる事を言われました。
その家は3回目の家らしいのです。

家は「一生に一回の買い物」だというのに、3回目の家とは、よほどの金持ちかなと思いましたので聞いてみると、地方都市で余った土地がいっぱいあって地価が安く、おまけに実家が工務店な

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家相は大事:4

家相は大事:4

●ケース2

今回は「家相の先生でもない人に聞いてしまった」&「家相の先生でもない人が答えてしまった」事件なのですが、実は、このパターンはすごく多いのです。

※最初におことわりしておきます。
これから2回にわたって障碍者のことを書きますが、「家相によって障害が起きる」ということではなくて、「子供の健康状態に問題が起きる」という家相の家を立てたことによって、結果的に障碍者が出て、状況的に家相の指導

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