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安藤むるめ
2020年7月9日 22:07
■退屈[読]たいくつ退く屈[例文]リビングの飾り棚に置くものがなくて空間が詰まらない。もっとあれこれ飾れば目も楽しいし心も躍るかなと思い立つ。次第に賑やかな装飾で棚は埋まったけど本当に欲しいものはみつけられないでいる。仕事の予定が詰まらなくて無理にいろいろと電話したりするけど、話すべきことを思いつけないまま受話器を握っている。身体が硬まってくる。でも職場だと気分転換にスト
2020年5月7日 21:32
■空洞[読]くうどう空の洞[例文]帰省していても落ち着かなくて、この連休が明けて実行しなければならない仕事の不快さが、じんわりと薄い影になって私のそばから離れなかった。黒い恐怖に常に押し込まれていて、まんじりともせず、頬が痺れているのをそのままにしておいた。そういうわけで今そこにあるはずのない緊張を抱えたまま帰省中の時間を過ごした。私を安心させたのは両親が元気そうだということ
2019年12月9日 07:21
■理不尽[読]りふじん上司ってのは[例文]その場の思いつきで、なんとなく前に後ろに揺れてきただけなのか。これまで何十年も、一体何やってきたんだ。犬に食われて死んでしまえ。骨までしゃぶられてろ。いったい私はここから何を学ぶんだ。お前らの骨なんか絶対に拾わないからな。