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うつ病関連

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向井は2020年からうつ病です。 うつ病の日常や日々考えていることを書いた記事をまとめました。
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2023年1月の記事一覧

お昼寝明けにする眠りの話

お昼寝明けにする眠りの話

 日中眠るのを我慢するのが苦しくなってきた。だるくて動くこともできず機嫌も悪くなるくらいなら、寝てしまった方が良いだろうと気絶するように眠る。普段、昼寝を我慢するのは夜眠れなくなるからだ。たとえ1時間でも昼寝をしてしまうと、朝まで眠れなくなる場合が多い。

 うつ病になる直前から今に至るまで。私は数える程度にしか自然に眠っていない。病院で処方される「デエビゴ」という睡眠薬を飲まないと基本寝付けない

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どうせいじけるなら図書館にでもいよう

どうせいじけるなら図書館にでもいよう

 寒波が襲来してから、うつがひどい。家にいると窒息しそうになるから、寒さに耳を痛くしながら外の空気を吸う。私にとって家は病室も同然で、なんでも揃っていて何も欲しいものが無い。
 外出には目的意識がつきものである。何も用がないのなら、大人しく家にいなさいというのが今の常識だ。私はうつが酷いと人生にいじけ始める。子供の頃から変わらない、不調をきたすといじけ始める。家という名の病室で始まるいじけには際限

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悲しみが去るまで

悲しみが去るまで

 頭が痛い。毎日懲りることなく頭痛の中スマホをいじり、パソコンを開き、文庫本を開く。私はうつ病になって…2年以上は経っている。もっとも、小学生の頃から憂鬱と疲れはくすぶっていたけれど。
 スティーブン•キング『夕暮れをすぎて』の2篇目「ジンジャーブレッド•ガール」。我が子の突然死で悲しみに暮れた主人公は、悲しみが自分の中で過去になるまで走って走って、走る続ける。私は自分の悲しみが過去になるまで、気

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寒波を感じているようないないような

寒波を感じているようないないような

 
 このnoteを書いたら、外へ飛び出そうと思っている。猫動画とカフェオレをお供に書き始めたところだ。最近noteを毎日投稿している。これだけで救われる自尊心があるから。 しかし、noteを書くついでにパソコンをいじること毎日数時間。首が限界を迎え始めている。

 無職の実家暮らし、時間は無尽蔵にあるものの、うつ病のせいで寝て起きるだけで割と疲れる。食事を用意して食べ終えたら、エネルギーを補給し

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心が疲れたらコメダ珈琲に行こう

心が疲れたらコメダ珈琲に行こう

 私が通っている精神病院は予約が必要ないかわりに、物凄く待ち時間が長い。始めは苦痛だったが、長時間電車通学で待つことに慣れている私にとって大した敵ではなかった。今は頑張って早起きをし、受付時間に間に合わせた後は、待合室のソファで爆睡するのがルーティーンになっている。
 今日は珍しく空いていた。そのせいでかえって眠気を引きずったまま診察が終わった。ああ眠い、外寒い、せっかく外に出たから活動したいけれ

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悩みを話す

悩みを話す

 生まれてこの方、長期間通い続けて苦痛じゃなかった場所が存在しない。学校はもちろん、公文もピアノもスイミングも、自分で行きたいと思い始めた高校時代のゴスペルスクールも、全て時間が経つと辛くなった。

 慣れてきて、緊張が解けていっとき楽になる。その楽を味わったら、あとはじわじわと嫌になっていく。疲れて嫌になる。一体どうしてなのだろう?耐えられないほど、嘘をついて休まないとやっていけないほどしんどい

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