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「納豆」は卵と並ぶ「物価の優等生」!スーパーでは低価格で大量に並んでいる納豆。その安さゆえに業界は苦しんでいるみたいですよ!

こんにちは、納豆が好きなのに制限されているDJムッチーです。
僕が好きな「おかめ納豆」は、スーパーで3個1パックで90円ぐらいで売ってますから、1パック30円弱。30円でご飯1膳食べられて、満足できるご飯のお供は他に見当たりません。まさに「物価の優等生」ですね!
手間いらずに健康志向が重なって、納豆の売り上げは伸びているそうです。全国納豆協同組合連合会によると、2023年の年間生産量は約37万4千トン。前年比で約12%も増えたのだそうです。
以前は、関西では人気のなかった納豆ですが、臭いや味の改良などメーカーさんの努力で関西でも好んで食べる人が増えています。また、親父の朝ごはんだった納豆ですが、健康志向で女性の間でもご飯に納豆という人も増えています。これらが納豆の売上が増えた表の理由でしょうね。
裏の理由は、安くて栄養があって満足できるという事でしょう・・

サタデープラス(MBS/TBS)の納豆ランキングでは2位だったおかめ納豆

物価の優等生が苦しんでいるようです

輸入大豆の価格が高騰しているうえに、容器代や燃料費なども上がり、歴史的な円安も重なって、物価の優等生「納豆」は身が細る思いのようです。
2023年春にはメーカー各社が一斉に値上げに踏み切ったのですが、店頭価格は徐々に下落し、2020年から2024年の上昇率は6.8%にとどまっています。
昨年11月に開催された農林水産省の会議で、納豆メーカー代表は「安く売ることが常態化し、健全ではない」と訴えたそうです。

生活者は圧倒的に価格重視なので、現状を変えるのは難しいでしょうね。
全国納豆協同組合連合会が2023年に実施した生活者の感覚調査(複数回答)によると、購入の際に最も重視するのは「価格」で62.4%。小粒やひき割りなど「納豆の種類」が40.8%、日付の新しさが37.5%となっています。納豆メーカーは現実を突きつけられている感じですね。
流通もこれに応えるように、大量仕入れで安く調達しようとしています。
安売り体質は、なくなる兆しがないですね・・・
ただ、デフレの中で価格が6.8%上昇しているのであれば、こちらも優等生なのではないかと思っていましますが・・いかがでしょうか?。

納豆は体に良いのか?

世間では、納豆は非常に栄養価が高く、良質な植物性タンパク質、食物繊維、ビタミン、ミネラルを豊富に含んでいること。 ビタミンK2、鉄、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラルが豊富であることなど、栄養豊富であることが評価されています。これらの栄養素は、骨の健康や血液の健康に役立つことが食品研究の結果から分かっています。
また、納豆に含まれるナットウキナーゼという酵素が、血液をサラサラにする効果があるとされています。そして、毎日1パックの納豆を習慣にすることで、腸内細菌叢のバランスを整えることができ、感染症の予防にもつながることが期待されるそうです。おまけに、納豆に含まれる「スペルミン」というタンパク質の一種が細胞の代謝を促進し、体内の炎症を抑えることで、健康長寿にも関係するのではないかと注目されているそうです。
表現が微妙でしょ・・・(笑)

期待される効果というのが気になりますね

こんなに、いいことずくめの納豆ですが不整脈や狭心症、心筋梗塞などの血栓が原因の病気治療で、血液をサラサラにするワルファリンという薬を飲んでいる方には、避けないといけない食品なのです。
「納豆を食べると血がサラサラになるはずなのに」とお思いでしょうが、納豆に含まれるビタミンK2が、ワルファリンの効果を弱めてしまうのです。
(僕が納豆を制限されているのも、狭心症の既往症があるためワルファリンを服用しているからなんです。)
因みにビタミンKを含む、クロレラ、青汁などの健康食品の摂取についても心臓疾患の既往症がある方は医師または薬剤師に相談してください。

感染症を専門とする医師で、健康に関するプロである岩田健太郎先生は、納豆が健康維持に効果がというのは、栄養素からくる期待的推察で、有効な研究結果は見つからないとお話しされています。

納豆は健康によさげな印象を持つ食べ物だ。ネバネバしているものは健康によい、とか精力がつくといったオヤジ目線な「神話」も耳にする。

 しかし、そのような健康効果を示した研究をぼくは見つけることはできなかった。どうもいわれているほど納豆が健康によいという実証はなされていないようだ。納豆を食べると骨が強くなるかも、という研究はひとつ見つけたが、「骨が強くなる」と「骨折しなくなる」は同義ではない。こういう「意味のあるアウトカム」があるかどうかは不明なままだ

Katsuyama H.et.al. Journal of Nutritional Science and Vitaminology. 2004;50(2):114-120)AERA.DOT

納豆は輸出で儲けてください

納豆が輸出統計品目番号に新設された2017年から2022年の6年間で、全国の輸出数量および輸出金額はともに約1.8倍に増加しています。近年の日本食ブームが海外での需要を拡大しているようですね。
2022年の納豆の輸出数量を国別に見ると、1位が中国、2位が米国となっています。中国は臭豆腐を食べる習慣のある地域では、納豆が受け入れられているのかもしれません。
納豆を食べるイメージのない米国への輸出量が多いのが特徴的です。お洒落な瓶に入って1600円もするNY納豆なんていうブランドが人気を博してバカ売れしているようです。
円安で輸出企業が伸びている中、納豆業界も業績アップしそうですね。
海外へのプロモーションをもっと図るべきですね。

NY納豆は超人気です

日本人は、伝統的に発酵食品を良く食べます。食の西洋化で疲れた体を発酵食品が本来の日本人の体に戻してくれているような気がしてなりません。
その、急先鋒が納豆ではないでしょうか?
安くて美味しい伝統食品は、価格についても栄養についても優等生であってほしいと思います・・・

それでは、今日はこの辺で失礼します。
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考えています・・・詳しい日程が決まりましたら発表しますね  

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DJムッチーでした。

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