ギョーザの街「浜松市」が、ギョーザの年間購入額で、3年ぶりに日本一に返り咲きました！2位は宮崎市、3位は宇都宮市でした・・・これには飲食店での食事やテイクアウトと冷凍食品はカウントされていないから微妙⁈
こんにちは、DJムッチーです。
大雪で難儀を強いられていらっしゃる方には、お見舞い申し上げます。
今日、総務省から家計調査の2023年度版が発表されました。
2人以上の世帯が使ったお金は2022年より2.6％減って月平均29万3997円だったそうです。その中の3割を占める食料品は、2022年より2.2％減ったそうですよ。電気代やガス代が増えてるから食費を削ったのでしょうね。
ある新聞の記事には、「長引く物価高が家計に打撃を与えた」とありましたが、デフレマインドも甚だしい表現ですね。待っていても物価高は収まりませんよ！先進国と比較しても日本の物価は低い方ですから。
家計調査と同時に都道府県庁所在地と政令指定市の品目別購入額が公表されて、近年話題になっている家庭のギョーザの購入額が発表されました。2023年度は、3年ぶりに浜松市が1位に返り咲き、2位は去年の覇者宮崎市、3位は宇都宮しでした。
ギョーザの購入額は、スーパーや持ち帰り専門店で購入したテイクアウトの生ギョーザや焼きギョーザが対象で、冷凍食品や外食、飲食店のテークアウトは含まないんだとか・・・微妙ですよね！
上位3都市のギョーザの購入額は
ギョーザ購入額上位3都市の過去5年の１月当たりの購入額を見てみると、2023年 1位:浜 松 4,041円 2位:宮 崎 3,497円 3位:宇都宮 3,200円
2022年 1位:宮 崎 4,053円 2位:宇都宮 3,764円 3位:浜 松 3,435円
2021年 1位:宮 崎 4,184円 2位:浜 松 3,728円 3位:宇都宮 3,129円
2020年 1位:浜 松 3,766円 2位:宇都宮 3,693円 3位:宮 崎 3,670円
2019年 1位:宇都宮 4,359円 2位:浜 松 3,506円 3位:京 都 2,790円
となります。
1月4週として、週に1回はギョーザを約1,000円購入してる計算です。
4人家族として、週に一度味の素の冷凍ギョーザ位の値段の餃子を一人1袋食べているのと同じ頻度ですね。（僕のギョーザを食べる頻度と同じですW）
宮崎市は、2020年に彗星のように現れ、その後2年連続で首位を獲得。折しもコロナ禍真っ最中です、お持ち帰り需要が宮崎を押し上げたと専門家？は分析しています。そもそも宮崎にはギョーザを持ち帰り近所にお裾分けするという文化があるからだそうですW。
コロナ禍は明けて、普通に戻ったら浜松が返り咲いたという事です・・ただ購入先の価格にもよりますよね？
浜松餃子は丸く焼いて、もやしがのってます！
確かに、浜松を訪れると餃子を前面に出したお店が多いなと感じます。浜松餃子の店の定義は、「３年以上浜松に存在していて、浜松市内で製造していること」らしいのですが、現在、その条件を満たす専門店は約80店、居酒屋も含めると約300店もあるのだそうで、人口80万人の都市としてはなかなかな数です。
浜松餃子の特徴は・・・
● 浜松餃子は円形焼きのルーツ
店舗ではなく屋台で売っていた時代に、フライパンで少しでも多く焼くために円形にしたのがはじまりだそうです。
● 浜松餃子はもやしを添える
「お刺身に妻が付いているのだから、餃子にも何かあってもよいのでは？」と考える人や、円形に焼いてできる穴が気になった人がいたので、サービス精神旺盛な浜松人が、容易に手に入る＆餃子の油っぽさを抑えるもやしを添えたのがはじまりなのだそうです。
浜松で餃子がたくさん食べられる理由は、市の周辺で餃子に使う食材の生産が盛んだったからだそうですが・・さだかではありません。
お店で食べる餃子は、ギョーザの購入額の統計に入っていません。
何処に入っているかと言うと、中華食という分類。中華食では1位が岐阜市、2位が神戸市、3位が東京都内になってます。岐阜市の人は中華が好きなんですね、神戸と東京は言わずもがなですが。
因みに浜松市は13位、宇都宮市は16位、宮崎市は51位です。
餃子には、キャベツ派？白菜派？
餃子は、満州（中国東北地方）のお祝い料理で、水餃子で食べるのが一般的で、余った水餃子をもったいないから焼いて食べたのが今の焼き餃子のルーツです。
日本の餃子は満州から引き揚げてきた民間人、軍人が満州で食べた餃子を懐かしんで戦後日本でお店を開いた場合と、明治時代に日本にやって来た華僑の人たちが中華料理店を開いて餃子も提供していたという、2つのルーツがあるようです。
僕の母親は満州生まれの満州育ちです、やはり餃子を良く作って食べさせてくれました。僕の役目は皮づくりで、父がこねた小麦粉のお団子を棒で伸ばして平たくします、そしてお茶碗を使って丸く切り抜くのです。やはり、夜ご飯には水餃子で翌日の昼に焼き餃子が出てきました。
満州の餃子は、水餃子にするので餡に使う野菜は白菜です。宇都宮の餃子も餡に白菜を使います。日中戦争に宇都宮の第14師団が派遣されたことから、復員した兵士が懐かしんで餃子を食べたことから餡は白菜です。
ところが焼き餃子だけを食べる日本の店では、食べ応えのあるキャベツを餡に使う地域があります。浜松や宮崎がそうで、キャベツをふんだんに使う事で豚の味を引き出します。両地域ともに、キャベツの生産と豚肉の生産が盛んです。（キャベツ餡の餃子で水餃子はしない方が良いですよ・・・！）
ちょっと変わった所では、福岡の餃子です。福岡の餃子は餡に豚肉を使う店と牛肉を使うお店があります。豚肉を使うお店は、茹でた白菜を使って餡んを作ります。牛肉を使う店では、たまねぎを餡に使います。不思議な感じですが、これが美味しい！
タモリさんが作る餃子は、茹でた白菜を使ってましたW タモリさんのお父さんも満州からの引揚者です。ちなみに、大好きな山田洋二監督も・・・・
大阪・神戸のお勧め餃子専門店をご紹介
大阪 北新地・天平
大阪で餃子を食べるなら、一口餃子がお勧めです。餃子専門店点天さんが生の一口餃子を百貨店で売るようになって、今ではご存知の方もいらっしゃると思いますが、ご紹介するのは点天さんの師匠にあたるお店「天平」さん。
昔は、独特の老ママが居て仲良くなるのに苦労しました。
（嫌味がきつい人でした・・仲良くなると優しい人W）
メニューは、焼き餃子とビールと胡瓜のお漬物しかありません。
男性で、一人100個食べるのが標準的です。
大阪へ来られた時は、是非お立ち寄りください。冷蔵のお土産もあります。
大阪市北区曽根崎新地1-8-12
tel:06-6341-1972
神戸 南京町 餃子苑
次のお店は、初代店主が満州から引き揚げて来て、満州の味を懐かしんで開いたお店。満州では日本の味が恋しくて味噌をつけて餃子を食べていたのだそうです。そこで、こちらのお店では、つけダレに味噌を出したところ好評で、神戸の他のお店も採用したのだそうです。神戸の餃子は味噌ダレと言われますが、元祖はこちらのお店です。水餃子、焼き餃子、揚げ餃子と種類も豊富です。満州大連名物ジャージャー麵も楽しめますよ。お取り寄せもOK。
食事に行かれて、社長の頃末さんがいらっしゃったら、ムッチーの紹介と言ってみてください。きっと良いことがありますよ！
南京町にあるけど、日本人のお店ですW
神戸市中央区栄町通2-8-11
tel:078-331-4096
神戸 長田 天平
こちらは、僕の家の近くの餃子屋さん。こちらも一口餃子ですが、大阪天平さんよりちょっとだけ大きめ。屋号が大阪と同じですが、全然関係ないみたいです。メニューはこちらも水餃子と焼き餃子と飲み物だけ。
コスパが非常にいいお店です。
神戸の下町グルメにおいでの際は、是非お立ち寄りください。
僕にお声がけいただいたら、ご案内しますよ！
「そばめし」なんかより1000倍美味しいです！
兵庫県神戸市長田区四番町7-27
tel:078-576-1515
大好きな餃子の話題で、またもや熱が入ってしまいました。
それでは、今日はこの辺で失礼します。
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